2017年5月19日金曜日

広島県 可部島の渚釣り













 投稿者名 大野純子さん
 お住まい 広島県
 天候 晴れ・強風
 日時 平成29年5月14日(日)
 釣り場 可部島
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 黒鯛
 使用したハリ ネリエ&コーン1号・SSチヌ1号


宮島渚でチヌが数釣れ始めたという情報をキャッチ
早速、前回、岩国の木工団地に一緒に行った
稲田裕俊さん(稲さん)と幸美さん(ゆきちゃん)と、
2017年初の渚釣りに行こうって盛り上がりました!!
              
今回お世話になるのは、稲さんのお父さんの知り合いの、
奥新渡船さんで、初めての利用です。

奥新渡船さんは、大野町にあるので自宅からも近く、
朝もそこまで早起きしなくて良くて楽でした。



この日、稲さんは捻挫をしていて、
足首が包帯でグルグル巻きにされているので、荷物を運ぶのも大変!!

私とゆきちゃんの女性陣で手分けして荷物を運びましたっ。
ウイメンズパワーで手分け作業でパパっと積み込みを完了し、
6時出航の予定だったけど5時45分には出航!!
宮島にちょうど、朝日が昇っていて、何だか絶景の中の出航となりました。

 




昨年の宮島の渚は、左から吹きつける強風で
砂まみれになりながら釣った記憶があるけど、それでもしっかり釣れた嬉しい宮島渚。
       
今年はどうなんだろって、船の上で三人でわくわくしていました。
いよいよ、宮島の渚が見てきたら、なんと、すでに釣り人さんたちが降りている最中。
多分5分くらいの差だったので、ショックだったけど、稲さんがすぐに行動を起こし、
痛んだ足を引きずりながら船長のところに行き、
行先を可部島の渚に変更してもらってました。
    

実は可部島、浮きはなくなるし、チヌを4枚釣った記憶しかないし
個人的にあんまりいい思い出がないのですが、、
     
釣れなさ過ぎて退屈な時は色々と探検できる島でもあったり(笑)
         
でも、可部島でもチヌはばっちり釣れているって聞いていたので、
マイナス思考は忘れて、ポジティブで行かないと!!
何か食べられる魚を釣ろうや~と船の上で話していたら、
いよいよ可部島が見えてきました



とりあえず、誰も上がっていなかったのでラッキー!!
稲さんが、船長さんに、かけあがりからの水深を聞いたら、
       
かけあがりは緩い感じだから、
かけあがりからちょっと離れてようやく10mじゃろ~とのこと。
そして、迎えは14時でええね~って言って、戻っていきました
          
宮島はかけあがりから深いので、あんまり遠投とかしなかったんだけど、
可部島、遠投せんといけない感じですね。
可部島上陸は6時。元々の出航時間と同じくらいに上陸できてラッキーでした。
渚に立ってみて、右側は激浅なので、左側に三人立つことになりました。




干潮が530分だったので、渚では残念な満ち上げでこれまた遠投必須コースになりそうです。

フカセ釣り初心者のゆきちゃんは初めての渚だけど、試練の渚になりそうですね。
早速、潮が引いているうちに準備!!
砂浜だからなるべく竿やリールに砂がつかないようにしないと。
渚で浮いているチヌを仮定して作ったコマセなので、遠投仕様に今更ながらコマセの上にビニールを引いて、足で踏み固めました。

今回は、遠くに飛ばしたもん勝ちみたいな感じなので、なるべく練り餌は小さいほうが飛ぶということで、針はネリエ&コーン1号にしました。




黄色針は、餌取りがフグの場合は、針をガジガジかじるので、
黄色がちょっとはがれる感じで、餌取りが何がいるのかがすぐにわかるので、
助かるし、渚で時々かかるデカチヌにも軸が短めで太めなネリエ&コーンは
折れることなく釣れるので、ほんと今からの時期はもっと重宝します。

              
そして、釣り開始!!
もうすでに満ち始めていたので、バッカンを後ろにズルズル引っ張りながら、
投げていました。
潮が引いているこの時がチャンスなので、かけ上がりより向こう側へ
投げ続けましたが、なかなかあたりがありません
時々、強風が吹いたりして、変なとこにコマセが飛んでいったりして、
何だか嫌な感じ。
         
しかも、この日は底潮がまだ冷たいですね。
風が吹いていない時にパパっと投げて、コマセを撒いて...を繰り返していたら、
ラインがパっと走ったので、あわせたら、これがドーンと重たいっ
でも、あわせたと同時に道糸が高切れしました
ちゃんと、道糸のメンテをしてきたのに…。
浮きがなくなったん~、と稲さんから同情の声をかけてもらい、
心がしなびながらもまた釣り再開
それから、また3人共、バッカンをズルズルと陸側に引きずりながら投げ続けました。
そして…3時間くらいしたら、稲さんがおっしゃ~~と吠え、やり取り開始!!



渚でかかったチヌなので、巻いてきたらそのままズルズルと砂浜に引っ張っていけるので、タモを使わなくてOKでやり取りは磯よりも断然楽ですね。
稲さんが釣ったチヌはのっこみででっぷりと太ったチヌでした



針はSSチヌ1号です。
チヌの口の下側にしっかりとかかっていました



改めて見てみると、ほんとチヌの歯ってすごいですね
そして、お次は私!!

また、風とのタイミングをずらしながら、投げていたら、また少しラインが走りましたっ
今度はあわせても高切れすることはなく、やり取り開始です。



今度は切られずに絶対取り込むつもり
まだ道糸は2回目の使用だけどまた高切れをしたら嫌なので、ドラグを緩めたりしながらチヌを怒らせないように、ゆるゆるとこちらに寄せてきて、ようやくボウズ逃れのチヌをゲットーー!!






風の合間に投げて釣れたありがたいチヌです。
ただ…それから、風は風力を増してきて、
正面から吹きつける風でとにかくコマセが仕掛けに届きません。
       
           
かといって、かけ上がりは満ちてきてだいぶ遠くにあるので、
遠投しないとものすごく浅いし、何だか明らかにコマセと仕掛けが
同調してない感ハンパなしのとても厳しい状況...
    
              
ちょっと、人間と釣り場を休めよ...ということで、満潮前にしばし休憩。
満潮が11時くらいだから、引き始めてから勝負のつもり。
      
      
初心者ゆきちゃんも、しんどい...って休憩モードに入っていたので、
初めての可部島だというゆきちゃんに、可部島探検のご案内。
         
可部島には、洞窟トンネルが2つあり、そこをくぐると、
磯に出るという探検プチ体験ができるんですよ。
       
       
洞窟の前は草ボーボーで蛇が出そうだったけど、
生命反応のなさは草むらでさえ同じでした。
ゆき隊員を連れて、洞窟の中をご案内し、しばしリフレッシュです。



すでに潮が満ちまくっていたので、
洞窟から磯にワープは海水の侵入でできなかったけど、
楽しかったです、可部島洞窟探検。
       
私たちが探検隊になっている間、稲さんは、海水に捻挫の足を浸けていたら、
どうやら捻挫が治ったらしく、張り切って風の中投げていました
          
海水で捻挫が治るなんて、どこまで釣り人なんでしょうか(笑)
ただ、たまに何かが釣れても、
このクラスの小フグちゃんばっかりみたいですが…。



のんびりと稲さんを見ていた私たちも、ちょっとは風がやんだかな...と思い、
釣りを再開
      
でも、いざ仕掛けを投げてみると、やっぱり風は強く、
コマセが方向転換してよそに飛んでいくし、
上潮も滑っているし、状態はひどくなっていました。
        
でも、満潮は迎えたので、あとは引いて、風がやむのを待つばかり。
もう少し、待とうか...と、お昼ご飯を食べて、、また釣りを再開。
実はこの日、失敗したことが...
渚は、満ちてくると遠浅で砂地が白いので、
私の道糸が白っぽく、ラインが全く見えず、ラインであたりが取れないんです。
      
風の強さもあるので、竿先もなるべくぶれないように固定はしているけど、
それでもやっぱり風に押されて動くし、ほんと向こう合わせでチヌが
走ってくれるのを心から願っていました。
    
あまりにもあたりがないので、稲さんがハリスを0.8号にして投げていたら、
これが功を奏して、何ともう1枚チヌをゲット
稲さんいわく、晴天で透明度が高く、直射日光が水中まで届いて
ハリスがギラギラしていたから食わないのかな...と思ったみたいです。
           
私たちは渋い冬もボウズ覚悟で張り切って釣りに行っていたけど、
渋い時って、数釣りとは逆に色々と考えて釣るようになるので、
ある意味価値ある釣りになりますね。
             
もうこうなったら、遠投なしの引きまくった時に投げて釣ろうやということになり、
稲さんが船長に電話をしてお迎えの時間を16時にしてもらいました
でも、せっかく16時にしてもらったけど、風はもっと強くなってきて、
海は白波が立ち、風で飛んでくる砂がパチパチとあたって痛くて
投げるどころか立っているのもやっとな感じとなりました。
         
どうにも釣りにならんので、風の影響を受けない右側の磯に移動し、
藻を越えるようにして投げていたけど、潮が速くて、仕掛けが馴染む前に
仕掛けが藻に乗ってしまい、釣れるのは藻の塊ばかり...



多分、こういう時も何か釣り方があるんだろうけど、よくわかりません。
仕方ないので、また暴風ゾーンに戻り、投げることにしたけど、
マセがほんとに飛ばないので、もうこりゃ難しいかな。
     
そうこうしていたら、15時30分になったので、もう片付け開始。
渚で爆釣のつもりが、超残念な貧果となってしまいました。
それでも、何とかチヌは釣れてよかったです。
船を降りてから、船長さんと色々と話をしたんだけど...


船長さんは、色々と魚影の濃い釣り場を開拓中とのこと。
お任せコースで来てくれたら、いいとこに渡してあげるよ~と言われました
今度から船長お任せコースで磯渡しをしてもらなんといけんね~と
次からの釣りがもっと楽しみになってきましたっ

その前にリベンジ渚釣りですけどね。


 


















2017年5月12日金曜日

茨城県 荒地ヘッドランドでのクロダイ釣り









 投稿者名 黒澤一天さん
 お住まい 茨城県
 天候 晴れ 水温14℃ 潮中潮 波1.5m
 日時 平成29年05月07~08日(日~月)
 釣り場 茨城県 荒地ヘッドランド
 釣り方 ウキフカセ釣り
 魚種 クロダイ 42~45cm2枚
 使用したハリ 勝負ちぬ 3号



今年のGWは海水温上昇により各地で赤潮が発生!!
夜にはブルーの鮮やかな光を放つ夜光虫と変わり話題になり、
「海水温が高い」がとても印象的だったGW。
  
5/8は茨城県水戸市で6年ぶりに黄砂が観測され、景色がかすんで見えたり、
車に黄砂が付着したりするなどの影響がでました。
                
関東地方で黄砂が観測されたのは今年初めてとGWが終わってからも
ちょっと変わった気象でしたが、茨城県鹿島灘の沿岸はとても暑く
夏日に見舞われ、晴天で天気が良い中、
              
「海水温が高い」
    
をキーワードにちょっと時期的に早い
鹿島灘荒地ヘッドランドに5/7~5/8と2日に渡り釣行してきました。





    











ヘッドランド序盤は良く走ってサイズの割には引きが強いクロダイが
良く釣れるので、大型も視野に入れた「金龍鉤 勝負ちぬ3号」で通しました。
  


2日間、波が少し残っていたので釣座は限られましたが、
波が来なく安全な場所に釣座を構えます。
    
クロダイのアタリが出始まった潮周りは満潮2時間前ぐらいで
クロダイの釣果に恵まれました。



堤防ギリギリにある沈根周りでヒットさせたので かなりやりとりは厳しく、
慎重にやらないとラインブレイクの恐れもあり、引っ張り過ぎると
元気良く突っ走るので ハラハラするやりとりになりますが・・・
       
どうにかやり過ごし2日間で42~45cmと
ヘッドランドのアベレージを下回りますが序盤にしては上出来
の釣果を出せたのでとても満足の行く釣行になりました。
                
2日間あまりの天気の良さにばっちり日焼けもしてしまい
現在もヒリヒリと腕が痛いです(笑)
    
海水温が高いのが どのように影響してくるのか 
まだ予想がたちませんが、茨城県ではこれからが大型クロダイの
実績が出てくる時期に入ります。
   
金龍鉤から出ている、超強力鋼使用の強靭軸でできている
 「勝負ちぬ3号」はかなり強く、信頼できるアイテムになるのは
間違いありません!
この針を使いこなせば 大型クロダイの釣果を出せると思うので
今年も頑張りたいと思います。



 私のブログでもこの日の釣行をアップしていますので
よろしくお願いします。
   
黒澤一天の…『クロダイ修業!?一天勝負!!』
http://blog.goo.ne.jp/03220429