2018年5月17日木曜日

茨城県 鹿島灘ヘッドランドのクロダイ釣り




 投稿者名 佐川 真人さん
 お住まい 茨城県
 天候 くもり、時々小雨
 日時 平成30年05月03日(木)5日(土)13日(日)
 釣り場 茨城県鹿島灘ヘッドランド
 釣り方 ウキフカセ釣り
 魚種 3日間での釣果クロダイ36~45㎝三枚
 使用したハリ 勝負ちぬヒネリタイプ


5月3日は今季初のヘッドランド釣行。
ウネリがあり離岸流の流れが強く、なかなかウキがおちつかず
厳しい釣りになりました。
              
なんとか潮が緩むポイントにコマセが溜まるイメージで
攻めていたら36㎝の元気なクロダイが顔を出してくれました。



激流の中での一枚は貴重でした。
                     
勝負ちぬヒネリタイプがガッチリ、チヌのかんぬきを貫き
安心してあげられました。
                   
5月5日.13日はテトラ際を攻め、小さな当たりでしたが
すかさずあわせるとやはり、勝負ちぬヒネリタイプの鋭さで
ガッチリかんぬきを貫き、
またまた安心して43、45㎝をあげることができました。

 



2018年5月15日火曜日

鹿児島県 枕崎の象徴 立神岩の磯釣り





 投稿者名 柿添 賢さん
 お住まい 鹿児島県
 天候 晴れ
 日時 平成30年05月09(水)
 釣り場 鹿児島県 枕崎 立神岩
 釣り方 ウキフカセ釣り
 魚種 メジナ 40センチまで10枚
 使用したハリ グレメジナ 4号~5号


5月8日、9日の毎年恒例にしていた下甑島 手打の尾長グロ釣りが
天候不良で中止となり断念、9日に急きょ北西風に強い枕崎に
行くことにした。
                       
枕崎では引き続き石鯛が好調とあって大勢の石鯛釣り師が来ています。
今回は倶楽部のメンバー3名(クロ釣り)と長友氏(2名)石鯛釣りでの
釣行です。
               
今回お世話になる海星丸 星田船長に挨拶を済ませ5時30分出港し全員で
枕崎のシンボル立神へ向かいます。


   




長友氏2名を港側向き石鯛ポイントに上礁し、私たち3名は沖向きの
釣り場に瀬上がりしました。
船長から
「先端付近が尾長グロが出ますよ。」
とアドバイスをもらった。
そこで釣り場選びをすることになりジャンケンで決めることにした。

ジャンケンにめっほう弱い私は案の定、最初に負け立神の付け根に
釣り座を構えることにしました。
ジャンケンで勝った市坪氏が先端に釣り座を構え釣り開始。
                       
昨日の雨でかなり海は濁っています。
今回使用する撒き餌さは
ヒロキューの新鮮なオキアミ1角にグレゼロ・アドバンスグレ、
付けエサは生イキくん。この撒き餌さの組み合わせはオキアミとの
相性も良くまとまりが良く操作性、拡散性に優れていて
使用しやすい撒き餌さです。
海の濁りも克服してくれるはずです。
                       
http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=45


針金龍グレメジナ5号とした。
                          
瀬際に撒き餌を撒き仕掛けを投入する。
仕掛けを引き戻し仕掛けが馴染むとラインがスウッ~と走った、
アワセを入れるとグーンと竿に乗ってきた,初卸しのBB-Xに幸先の良い
グロの引きが返ってきた。この瞬間たまりません。
                   
竿を立てると難なく浮いてきたのは30センチのクロでした。
その後5枚のクロを追加しました。
流れが変わりアタリが渋くなり針をグレメジナ4号変更しました。
40センチを頭に10枚をキープ出来ました。


       
また石鯛の方は穴見氏が朝一番で竿を勢いよく曲げたが
惜しくも50センチのサンノジその後サンノジ祭りが始まりお手上げ状態でした。

そんな中、長友氏の竿がっ込みました。
強烈に締め込みます。
                              


締め込みをかわし浮かせてため息が出て笑いが出ました。
おなじみの青ブダイでした。
まだ諦めていません。
                      
赤貝、赤貝ムキミ、カニ、サザエのローテ―ションで勝負をかけます。
小さいアタリが来ています、またサンノジが頭をよぎりました。
その時穂先が勢いよく突っ込み獲物を浮かせます。
                             
上がってきたのは待望の七本稿でした。



型に不満はありますが立派な石鯛でした。
ほとんどが尾長グレで引きを存分に楽しめました。



瀬を洗い流し迎えの海星丸に乗りました。
次回に持ち越しの手打楽しみです。

茨城県 台浜ヘッドランドでのクロダイ釣り






 投稿者名 黒澤一天さん
 お住まい 茨城県
 天候 曇り 水温15℃  若潮  波2~3m
 日時 平成30年5月4日(金)6日(日) 06:30~17:00
 釣り場 茨城県台浜ヘッドランド
 釣り方 ウキフカセ釣り
 魚種 全体的な2日間の釣果 クロダイ 32~48cm 15枚
 使用したハリ 勝負ちぬストレート 3号


今季初、地元の鹿島灘台浜ヘッドランドに挑戦してきました。


                                   
5月4日(金)
低気圧の通過に伴い波は少し高め!
タフコンディションの中、私の師匠であり、
金龍鉤スペシャルスタッフの伊藤 武さんと共に釣行させていただきました。
                                          
ヘッドランドの両サイドはどうにか釣りができるので、
波のこない安全な場所に釣り座を構え伊藤さんと別れて釣りをスタートさせます。
                           
私の入った釣り座は北方向の内側になり、堤防のキワを
離岸流が走っているポイントです。そのキワを離岸流に乗せて
仕掛けをうまく流していくと回り込んだところにある沈み根付近で
ウキにアタリが出ます!
               
ウキが沈み根にもたれかかるようなアタリが出始め、
アワセを入れるとフッキングに成功、クロダイがヒットしました!

    




                                   
釣り上げたクロダイはそれほど大きくはないのですが、
私が信頼をしている「金龍鉤 勝負ちぬ ストレート 3号」が
がっちりフッキングされていました。

http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=78


その後、風が回り込んで来てしまい悪状況になってしまったところで
釣り座を伊藤さんと同じところに変えました。
           
波が立て続けに入ってくる中、伊藤さんはわずかなさし具合の変化で
怒濤のヒットを連発させ、48cm頭に3枚揃え、タフコンディションの中
良い釣果を出していました。


  
 
 
                            
伊藤さんが釣り上げたクロダイのかんぬきにも
「金龍鉤 勝負ちぬストレート」ががっちりフッキングされていて、
あれではクロダイも逃げられません。
 
私もどうにか40cmオーバーを2枚追加することができ
合計で3枚の釣果をあげる事ができました。
 
 
5月6日(日)
4日の釣果がとてもよかったのでまた午前中限定で釣行してきました!
途中から伊藤さんとも合流し、釣りをスタートさせます。
                      
ウキ工房茨城支部のメンバーも釣行に来ていて
とても賑やかに釣りをすることができました!
                               
09:00を過ぎたあたりで、まずはファーストヒットで
伊藤さんが竿を曲げています!
45cmオーバーの良型をなんなく取り込んでいます。
                                    
それに引き続きウキ工房茨城支部のメンバーもヒットを重ね、
午前中だけで5枚の釣果が出ていました!
 
私は午前中で納竿に致しましたが、午後からも釣果がでて、
伊藤さんは46cm頭に5枚の釣果。
その他にウキ工房茨城支部のメンバーや地元アングラーの釣果を
合計すると優に二桁を超す高釣果がでていました。
                                  
今年は水温の上がり具合が安定しており、GWの連休から
早い釣果が出ているのでとても楽しめた2日間になりました。
                                         
茨城県鹿島灘ヘッドランドの好調期はサイズ共に釣果は
グッと上がってくるのでこれからを楽しみに通いたいと思います。
 
 
※ウキ工房 official website

※黒澤一天の…クロダイ修業!?一天勝負!!
上記のwebでも、釣行記を紹介させていただいています。
こちらもよろしくお願いします















2018年5月14日月曜日

茨城県波崎港 アカムツ釣り






 投稿者名 鈴木勝也さん
 お住まい 埼玉県
 天候 晴れ
 日時 平成30年05月11日(金)
 釣り場 茨城県波崎港
 釣り方 天秤フカセ釣り 
 魚種 アカムツ  30cm3尾 他クロムツ、ギンメダイ、メバル
 使用したハリ ホタ鈎Light 白 16号



5月11日、釣友からお誘いを頂き、
最近好調に釣果が出ている茨城県波崎港よりアカムツ釣りへ行ってきました♪
                         
早朝の4時半に岸払いし向かったのは、航程約1時間の水深約160mのポイント。
到着後、船長より
「サバがいるので上手く避けてね」
とのアナウンスがあったので、仕掛けはビーズや装飾などを使わず
シンプルに自作した、サンライン ベーシック船ハリス6号(枝)と8号(幹)に
金龍 ホタ針ライト(白)16号の2本バリの仕掛けをセット!
    
 

http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=341



エサは、ホタルイカをメインにサバの切り身も用意しましたが、   
サバが多いならとホタルイカ単品をハリにセットしました。
                           
そして、船長の合図と同時に仕掛けを投入。
オモリの着底後、糸フケを取りアタリを待っていると・・・
早々に竿先に伝わる小さな魚信が!
本命だよね?
と半信半疑で聞き合わせをして巻き上げると、
途中からグングンと大きな引きが伝わってきた。
                      
あれっ、もしかしてサバ?
と不安もよぎったが、開始第一投目から30cm程の本命の
アカムツが釣れ上がりました。
案の定、二本バリのもう一方にはサバが掛かっていました。
                        
そして、魚を取り込み、再度、エサを付けて2投目の投入。
同じように、オモリの着底後に糸フケを取りアタリを待っていると・・・
同じようなアタリが・・・
そして、2匹目のアカムツをGET!
                          
「今日は、良い釣りになるな~」
と思いきや、その後の投入からはサバサバサバ・・・
と大型サバのオンパレードに。
                           
そして、船の下には2~3㍍の大型のサメもおり、
掛かったサバさえも食ってしまう状況でお手上げ状態・・・。
       




途中、派手目の装飾&ビーズ等を使った仕掛けを使ったり、
エサが取れ難いサバの切り身とホタルイカを抱き合わせで、
または単品でサバの切り身をハリに付けてみたりしましたが、
逆に光り物のエサを付けたり派手な仕掛けを使ってしまうと、
よりサバが食ってしまう感じがしたので終始、
                     
「ホタ針ライト(白)」で自作した仕掛けと
ホタルイカ単品の付けエサでチャレンジしました。
                    
そんな厳しい状況でしたが、ポイントを移動した直後に
良型のアカムツを追釣。
その他、クロムツ、ギンメダイ、メバルなどのお土産も釣れ上がり
楽しく釣りができました。
                    
釣果は3匹でしたが、船中ではトップの釣果。



サバが多かったので、苦戦して釣果0匹の方も
数人いらっしゃいました・・・。
                       
自分なりの分析ですが、釣果を分けたのは?
サバが多い状況なので、シンプルにビーズや装飾などを使わずに
作った仕掛けの作製と選択。
そして、状況に合わせエサをホタルイカ単品使用したこと。
更に、大型サバの猛攻があってもその層を潜り抜け
ハリ先の鋭さを保てる「金龍 ホタ針ライト(白)16号」をチョイスしたことだと
自分では思っています。


2018年5月7日月曜日

静岡県南伊豆 石廊崎のフカセ釣り





 投稿者名 赤嶺鉄平さん
 お住まい 千葉県
 天候 晴れ/大潮  
 日時 2018年4月28日(土)
 釣り場 静岡県南伊豆 石廊崎
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 イサキ24~34㎝ 20匹以上、サンノジ、カワハギ等
 使用したハリ 勝負グレ早掛け 6~8号


今回は友人と南伊豆 石廊崎への釣行です。
石廊崎は独立磯が点在し、浅瀬あり深場ありの磯も多いのが特徴です。



渡船は本瀬港から出る宮島丸さんにお世話になりました。
朝5時に、いざ出船!どんな磯に渡してくれるか楽しみでしたが、
前日までの時化の影響でウネリが残っている状況。
ウネリを避ける為、朝一は石廊崎灯台下にある
「ニッチョ島」へ渡りました。















   
今回の狙いはもちろんグレ。そして旬を迎えているイサキ。
この日は最近愛用している勝負グレ早掛けの6号からスタート。
          
勝負グレ早掛けの独特の形状は、吸い 込み&刺さりに
信頼が置けます。

http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=1220



早速を釣りを開始すると、始めはエサ取りもおらず、エサが丸残り。
しかしコマセが効いてきた1時間後ぐらいにファーストヒット!
上がってきたのは34㎝の丸々と太ったイサキ。


    


友人にも40㎝近いメジナがヒットする等、上々なスタートでしたが、
時間が経つにつれ、アタリが遠のくように…。
おまけにエサ取りのスズメダイも大量発生した為、磯替えをすることに。


磯替えした磯は石廊崎の一級磯「沖の丸島」。
海況が良くないと乗れない磯だけに、向かう船上から
期待が膨らみます。




そして磯へ到着。
潮は適度に流れ、サラシ もあり、
釣れそうな雰囲気ムンムンの中、釣りを開始。



足元からドン深の場所の為、竿2本のタナからスタート。
すると早々にサンノジが釣れました。




友人にもイサキやグレがポツポツ当たり、
私にもイサキがHIT!数匹連続で喰わせて、イサキの活性が高いことを
確認した後、針のサイズを6号から8号へアップ。


ここで少し針をサイズアップするメリットの話を。


小さい針では飲まれてしまい、
針を外す時間ロスを経験された方は多いと思います。
(特に競技会では時間ロスは致命傷)
ロスする時間を最小限に抑えたい場合は、私は針の号数をアップさせます。
大きい針を使うことで、魚の唇 周辺への針掛かりが多くなり、
針外しが容易となります。
その結果手返しが早くなり、時合いを逃さないメリットが生まれます。




さてさて、その後もイサキは釣れ続け、約3時間で20匹以上釣りました。
私には本命のグレは釣れませんでしたが、
グレと思われる大きなアタリを2度捉えるも、竿がのされ
ハリス切れを喰らうという残念な結果に…。
まだまだ勉強が足りないことを感じさせられた釣行となりました。


今回も使用した勝負グレ早掛けは、
通常の丸っこいグレ針とは形状が異なります。
アタリはあるもなかなか針掛かりしない、という時に忍ばせておくと、
釣果に変化がでるのではないでしょうか。

広島県 宮島の渚チヌ釣り






 投稿者名 大野純子さん
 お住まい 広島県
 天候 晴れ
 日時 平平成30年4月29日(日)  
 釣り場 広島県 宮島の渚
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 黒鯛
 使用したハリ 勝負ちぬネリエ&コーン 1号 



今回も稲田裕俊さん(稲さん)と釣りに行こうって話になり...
釣行日は大潮で満潮が8時50分。
                    
その後は引き潮街道まっしぐらなので、
稲さんが、
この潮だったら
渚で釣れって言っとるようなもんじゃろー
と、渚釣りを提案し、久々に渚釣りをすることになりました!
                        
出航は6時30分。
6時10分くらいに到着したので、陽気な船長さんとちょっとお話。
軽い気持ちで、
宮島の渚は今どんなですか~
って聞いたら、あっさりと
釣れてないよ~
と笑いながら答えられました。
                           
あまりにもあっさりだったので、冗談かと思って一緒に笑っていた次第。
笑いながら船長が、
筏が釣れとるから筏にすればいいのに~っ
て言っていたけど...、目標1枚とし、渚に行くことにしましたっ。
そして、1年ぶりくらいの渚へ出航――!




天気はいいし、もはや寒くもないしで、
宮島までの短い距離だったけど、船の上でも大盛り上がりし、
船の先端で写真撮ったりと、
久々に宮島の渚に上がるので二人とも上機嫌です。



船から見た宮島の渚は、満潮に向かって絶賛満ち上げ中。



割と遠浅になっとるね~
って話しながら、渚に上陸。
稲さんが先に釣り座を決定し、私は稲さんの右側で釣ることにしました。
      
早速、仕掛けの準備をし、釣り開始!!
針はいつもの金龍針ネリエ&コーン1号です。



潮がだいぶ上がっているので、かけ上がりめがけて開始から遠投必須。
                          
今回のコマセは、しっとりとまとまっているので、びゅんびゅん飛ぶ飛ぶ~。
張り切って投げてみたら、さすが大潮。

右から左へ、どんぶらと仕掛けが流れていき、私の立ち位置から左を通ったら、
新たな潮に乗り換え、ヒューンと急行モードで砂浜側に流れていくって感じ...
最悪じゃわーー
と思いながら、だいぶ右に投げて、じゃんじゃん流していくことにしたけど、
ほんとに潮が速くて、リールはほとんどフリー状態。
そして足元には小フグが大量にいたけど、コマセを足元に撒いても、
フグが見向きもしなかったのが、衝撃的でした…。
           
なんもあたりがないわ~~
と思いながらも4投目。
トントンっとあたりがあったので、それっと張り切って合わせたら、
湧きに湧きまくっているフグが口皮1枚で釣れました。



結局、2人の午前中のイベントはこのフグ1匹。
チヌどころか、フグにハリスを切られるとか針を取られたとか、
そんな話も上がらない、閑散とした海って感じでした。


           
早々に稲さんがお手上げ~と、私の後ろに置いていたクーラーに座って
休憩を始め、満潮が8時50分くらいだったので、それからしばらく
海面が目の前で、かけ上がりが遠いため、10時半くらいに早弁決定。
そして後半の英気を養うべく、ちょっと居眠り...。
                                        
ちょっとだけ寝たら、エネルギーフル満タン!また釣り開始です!!
1度潮が緩んだ時があって
チャンスきたーー
って張り切ったけど、フグすら釣れず、何のイベントも発生しませんでした。
                         
そんな時、右側で釣っていた稲さんが、
根がかりしたーーって浮きを1つロスト。
魚の音沙汰もないのに
浮きだけなくなるって面白くないねーー
って話していたら、またすぐに稲さんが根がかり。
この時は、思い切って海中に入水し、タモ網の中に浮きを入れて、
なんとか浮きは確保していたけど...
よーく見たら、海中に黒いフワフワした物体が点々としています。



後で潮がもっと引いてきて、砂浜を振り返ってゾっとしたけど、
海の底にはこの黒い物体があちこちに沈んでいて、底を狙って仕掛けを流すと、
この黒い物体がかかり、それが海水と砂を含んだりしているので重たく、
結局、ラインが切れてしまうみたいです。
これが砂浜に打ち上げられた黒い邪魔物の正体。



これは、牡蠣筏に付けている発泡スチロールの浮きを包んでいる
黒いビニールシートです。
                      
潮が引いて、現れてきた黒シートにはハリスが絡んでいたりするので、
前に入った人も黒シートに邪魔をされた感じですね。
                              
稲さんは、全くあたりがないので、
ベタ底狙いで重い仕掛けで底を転がしたって言ってたから、
これがかかったんだろうけど、私はその時は、軽めのガンダマだったので、
黒シートを免れていました。
                         
12時頃、黒シートを避けて、右側に移動した稲さんが、
いい潮目ができたいたので、そこに投げたら、
なんとなんと、念願のチヌがかかりました!!



そのまま砂浜にズルズルと引き寄せ、待ちに待ったチヌゲット!
お見事!稲さん!!



このチヌは、練り餌の黄色と茶色のマーブルで釣れたそうです。
針はネリエ&コーン2号です。
                  
http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=1130


ただ、それからはべた底も中層もどこも全くあたりがないらしく、
首をかしげるばかり。
                    
いいね~、稲さん、チヌが釣れて…
と、心から羨ましく思いながら、私も引き続き、投げ続け...
だいぶ潮も引いて、かけ上がりも近くなってきたので、水深もそこそこあるし、
黒シートもここまではないじゃろと思い、ガンダマG2を3点打ちし、ベタ底狙い。
                                      
昼からは風が出てきたので、上潮は左から右に滑っている感じで、
底潮は午前中と変わらず、右から左へ流れていっています。
一度、ズシーーっと、渚の主が釣れたような感じがしたので、巻こうと思ったけど、
生命反応なしで根がかりっぽく、残念...。
                                             
全く針が外れないので、えいえいっとそのままグイグイ引っ張ったら、
針は取れないけどかかった物体が動いたので、
よいしょよいしょで引っ張ったら、かかっていたのは、黒シート。
ベタ底を狙ったら、早速かかりました。
                    
深いとこにも黒シートがあったみたいです…。
とりあえず、ラインが切れなくて良かった!
結局、この後、もう1回、黒シートをひっかけ、浮きを1つロストしましたが…。
そういえば、稲さんが元々、根がかりをするからって移動した後に、
その場所に入ったから、今度は私が根がかりする番だったということです。
底を狙うとこうなるってことですね。
                       
黒シートだらけだし、どうやって、釣ろう…と、ほんと邪魔くさいな、黒シート、
こんなん釣りにならんじゃんかと、独り言でぶつくさ言いまくりです。
まぁ、それでも頑張って遠投をしなくてよくなったので、
だいぶ右に投げ、多めのコマセをドドっと打って
根がかり覚悟で流していっていたら...
稲さんがチヌを釣ってから1時間半くらい、潮が少し緩んでいる時に、
左に流していたラインがおかしかったので、
えぇーー、また黒シート??ってむかつきながらも、
黒シートがかかるのを覚悟でそれっと合わせたら、
ドン!!
っと重さあり!!
今回は生命反応ありです。



稲さーーん、今回はゴンゴンくるよ~
と報告しながら、フグ以来の久々の生命反応に楽しくさ満点でやり取り。
もう、このやり取りだけで満足です、文句は言いません。
                                              
使うことのなかったタモが砂浜のかなり上にあったので、
バレるのが怖かったけど、そのままズルズルと砂浜に陸揚げ。
このチヌ、上がってきた時に口がちょろっと見えたけど、口皮超一枚。
やばいやばい~
って、手が届くまで巻いてこようと思ったけど、
水際でブチっと針が取れてしまい、慌ててチヌを手づかみ。
危なかった~~。
てことで、本日の目標の1枚(いつも目標は低めに設定)のチヌをゲットです。



このチヌは練り餌の黄色と茶色を混ぜに混ぜまくって練りまくって、
マーブルではなく鈍い黄色にしたものでした。
実はこの日、普通に練り餌を練って投げたら、まだ水温がちょっと低いのか、
練り餌がそのまま戻ってきてしまうので、フグもいるにはいるけど、
フグの食い気も悪く、フグに餌を捕られる心配がないと思い、
かなり柔らかくしております。
                               
とりあえず、1枚釣れたということで、気持がとても軽くなりました。
このありがたいチヌから30分後...
今度は、また黒シートと同じ感覚のものがかかり、生命反応も感じられず、
また黒シート??
って思いながら、ズルズル巻いていったら、かけ上がり間際で、
ビクビクっといきなりの生命反応感知!
稲さん、チヌじゃないけど、何か魚っぽいわ~
って、嬉々として巻いていったら、何と何との
刺身サイズのアイナメが釣れました。



このアイナメも口皮一枚。



くわばらくわばら。
アイナメも、チヌと同じ練り餌で釣れましたっ
                                        
船のお迎えが15時30分だったけど、
稲さんのコマセは14時くらいで尽きてしまいました。
                                            
私のコマセはまだまだたっぷり余っているので、1人が仕掛けを投げて、
コマセを撒いたら、後発隊が仕掛けを投げて、コマセを撒くって感じで、
1つのバッカンの周りでワサワサと釣りを再開。
                          
風は強くなったけど、潮が緩みまくって、待ってましたっぽい潮だけど...
相変わらず、あたりはないという...。

でも、14時30分くらいに、
きたよーーー
と、私が大騒ぎ~。
おっしゃーー
って稲さんが、竿をのけて、応援してくれたけど...
このチヌも口皮一枚だったみたいで...
間際のとこで、ブチっと口皮切れで逃がしてしまいました。
                                     
この日の、チヌのあたり、ほんと走らないし、
ほんの少しラインに違和感があるくらいのあたりです。
冬じゃないんだから、もうちょっと張り切って
餌に食いついて欲しいと願うんだけど…。
                    
この後、稲さんはまた黒シート地獄となり、浮きは救出できたけど、
15時近いので納竿することにしました。
私はもう少しコマセが残っているので、頑張ることにし、
稲さんに
遠投してみんさいや、50m--
って焚きつけられ、
おぉぉーー、まかしんさいや50m!!
と、リクエストにこたえて久々に50m投げ、
稲さんが
ほんまに投げとるじゃんか、真鯛がくるかもよーー
と、助太刀でコマセをビューンと撒きにきたけど...
何か釣れそうな潮目だったけど、
特に何のイベントもなく50mゾーンも異常なし。
                          
そして、稲さんは片づけに戻って行き...
15時になったので、私もそろそろ納竿かなと思い、
ラスト1投のドラマ来たれ~~
と釣れてくれという重たい念を込めまくり、40mくらいのところに投げ、
目標地点まで届くかどうかは怪しいけど残ったコマセを撒きまくり、
緩みまくった潮の中、風が強いのでラインはほんの少し緩ます程度で
睨みつけるようにラインをチェック。
                   
ジワリジワリと仕掛けが左に流れていっていたけど、
でたっ!!
ほんの少しだけラインが動く違和感系あたり。
そんな時はチヌか黒シートに針がかかったかどっちかじゃろーと、
あわせてみたら、熱~い生命反応あり~。
稲さんーーー、ラスト1投のドラマ発生~~
と、お知らせし、
マジか~
と稲さんが走ってきました。



今度はちゃんと取り込みんさいよーー
という稲さんの応援の中、ラストのラストでチヌを追加~!



まさか、宣言通りラスト1投で釣れるとはびっくりです。
チヌは2枚とも、ベタ底で釣れたということで、コマセも重ためで底で効いてるんだし、
ベタ底狙えば良かったんだろうけど、黒ビニールシート地獄で浮きをなくすのが嫌で、
中層を狙ったのが後半のあたりの少なさの原因だったんでしょうか...。
                                     
でも、底を流してもシートにかかるんだから流せられないし、
ちょっとシーズンより早めの宮島渚で釣るには潮が引くのを待って、
黒シートゾーンを越えたところで流すタイミングがいいんかなぁ...って思いました。
      
後で、宮島渚にはよく行かれている、大知名人にこの話をしたら、
今はやはり渚はまだシーズインをしていないので良くないらしく、
あの黒いシートはもう少し日にちが経過したら
今に砂の下に埋もれてなくなるだろうとのことです。
シーズンインしたら、黒シートもなく、楽しく渚釣りができそうですよ!!
                   
4月29日
大潮(厳島)
満潮:8時50分
干潮:15時04分
竿:シマノ アートレーター 0.4号
道糸:シマノ ファイアーブラッドハイパーリベルαナイロンゼロサスペンド1.7号
ハリス: TORAY トヨフロンスーパーL EX 1.5号
針: 金龍針 ネリエ&コーン1号
チヌが釣れた時間
13時30分
15時