2012年12月19日水曜日

徳島県鳴門市ウチノ海 堂浦釣行レポート





 投稿者名 金龍鉤製造部 永倉
 お住まい 兵庫県神戸市
 天候 曇り時々 長潮 満潮05:19  15:46  干潮09:33  23:13
 日時 20121123(金)
 釣り場 徳島県鳴門市堂浦の筏  渡船:細川渡船さん
 釣り方 筏かかり釣り 他
 魚種 アジ サヨリ 他
 使用したハリ 手作りサビキ 丸セイゴ・三越うなぎ・カレイ専用 他


 皆様こんにちは。金龍針製造部の永倉と申します。
今回、営業部佐藤氏と共に徳島県鳴門市堂浦の筏へ釣行して来ました。

 朝4時に合流し、阪神高速から神戸淡路鳴門自動車道を走行。
鳴門海峡大橋付近で佐藤氏が「ここで風が強いと嫌な予感…」と言われました。
堂浦は初めて、実は筏に乗るのも初めての私に不安要素が溜まっていきます…。
鳴門インターで降り、いつもお世話になっている釣具店にて餌を購入。ついでに
近くのコンビニで食料も調達し、いざ細川渡船乗船場所へ。到着すると、
他のお客さんが準備をしている最中でした。我々も用意を済ませ、乗船。
1番船に乗ることができ、潮がよく通る筏に降ろしていただきました。
この時点で7時前、さてこれから釣りが始まります。

 今回は、サヨリとカレイ、おまけでヒラメが来ないかと欲張り作戦を実施。
佐藤氏は色々なタイプの試作仕掛けを用意されて、特に対象魚種は決めていません
がおいしい奴が狙いだそうです(笑)私も各釣り方には自作仕掛けと市販仕掛けを
用意。まずはカレイ狙いで投げ釣りのセッティングをして潮下に流れるように投入。
ちなみに筏は貸切でしたので3本出しました。
こちらの餌は青虫(アオイソメ)です。仕掛けは金龍針投げ釣り仕掛け(旧製品)
のアレンジバージョン。三越うなぎ1113号、カレイ1113号、
丸セイゴ1113号を3本針仕掛けの各所にセッティングした
オリジナルバージョンです。(申し訳ありませんが販売予定ありません…)


投げのカレイ釣りでは比較的小さいと思われる各11号の針でも、
Hラインのおかげでフロロ5号・ホンテロン5号のハリスもしっかり結べますので
抜ける心配が無く、安心して投入できます。



 船長から筏周りだけでなく
広く探れとアドバイスを
いただいたので、
遠・中・近と
投げ分けます。
カレイ用の集魚材を
用意し、それをダンゴに
して足元に
落とし潮下に届くように
位置を
とりました。







潮が流れるといっても、ここでは激流にはならないのでコンパクトロッド
で十分です。
オモリは10号前後で大丈夫です。
探っているとたまにシモリがあり、
そこに仕掛けを止めるイメージです。

するとカレイでは無く、ガシラが釣れました。



 佐藤氏も同じく潮下に仕掛けを流します。こちらは投げ釣りでは無く、
丸型オモリを使用したぶっ込み釣りスタイル。
ハリスを1ヒロ以上と長めにとり、潮流を利用し餌が底でフワフワと
浮くイメージです。針はもちろん、山本太郎大先生に完全監修して
いただいた勝負ちぬ 筏かかり釣り専用 です。



1~3号を餌によって
使い分けます。
餌は、青虫
(1匹掛け・房掛け)
シラサエビ・アサリ
(カワハギ狙い)
オキアミ・
サシアミです。









青虫を使用したときに小さいアタリが出て、キスが釣れました。
フグではなく一安心。佐藤氏のはポツポツとアタリがあるのですが、
あまり針に掛かってくれません。キスではなくこれはと思える
アタリはマハゼでした。良い引きを見せてくれたのがチャリコ。
「鳴門のタイじゃ~」美しい魚体でした。

イセアマ1号や袖針4号まで落とされたようですが、結局エサを
かじってくる犯人を全て捕まえることはできませんでした。
何が突付いてくるのか?カワハギ?こんなときは何をしてもダメです。
こういう場面で皆様はどうされているのでしょうか?

私のカレイ狙いの置き竿に大きいアタリが出て、
上げてみるとイソベラ…。所謂、ササノハベラという魚です。
よく紀州釣りをしていると撒き餌にすぐ反応して釣れてくるのですが、
この魚がいる時は必ず周りに根があります。カレイ釣りでは悪くない
と判断し、引き続き釣り続けます。
「釣れませんね~」危ない空気が漂ってきたのが10時ごろ。
開始からもう3時間経ったころに、突然潮の向きが変わりました。
放ったらかしにしてたサビキの置き竿にアタリが出て
20cm程のアジが来ました。
丁度干潮を過ぎたころに潮が変わり、群れが回遊してきたようです。
それからは立て続けにアジが釣れ、入れ食い状態に。佐藤氏も参戦し、
アジをコンスタントに上げていかれます。
このお祭り騒ぎを聞きつけたのか、水面付近に堂浦名物のサヨリ登場。
ウルメイワシとマイワシもいるようです。

私はサヨリを釣りたかったので狙いをシフト、撒き餌を効かせ群れを
足止めし釣っていきます。修行不足の私はなかなかアワセが決まらず
空振りとポロリの連発…。効率よく誰でも釣れるようには
どう工夫すれば良いか?研究課題がまた増えました。

こちらは完全不発の
ヒラメ用。
釣れたウルメイワシと、
生かしておいたハゼを餌に
飲ませ釣りをしますが、
一度だけウルメイワシが
半分食いちぎられて
いただけで
音沙汰なく沈黙。

もしヒットしても竿が
飛んでいかないように
ドラグは
緩めておきました。













結局、16時の最終まで粘ってこの釣果。

帰港し他の方の釣果を見てみると十人十色。
カセに上がった方はサヨリ2匹だけなど、場所により苦戦された人も
いれば私たちのように少ないながらも効率よく釣った人もいました。
中でも目立ったのが、常連さんが上げられていたマコガレイ。
35cm以上はある大型です。
チヌ狙いで生ミックに喰ってきたそうです。こんなこともあるんですね。









ここでは色んな魚種が狙えますし、のんびり釣りができます。
私は初めての筏釣りでしたがまた来たいと思いました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
皆様からの釣果情報お待ちしております。


カレイ用
竿:コンパクトロッド10~20号負荷 1.8~2.4m
リール:スピニングリール 2500番
道糸:ナイロン 3号 (黄色やピンクなど目立つ色)
(力糸として、先にナイロン5号を1ヒロ付けました)
オモリ:天ビン・10号
針:金龍針 丸セイゴ・三越うなぎ・カレイ専用 11~13号

サヨリ用
竿:振り出し式のべ竿 49-53 2WAY
道糸:ナイロン1号 (黄色 視認性の良いもの)
仕掛け:自作ウキ釣り仕掛け
針:金龍針 イセアマ1号・袖4号・植毛袖4号を枝針に使用
ハリス:フロロカーボン0.8号 ハリス止めと接続

サビキ用
竿:カワハギ用船竿 10号負荷1.8m
リール:両軸リール(ギア比の高いもの)
道糸:ナイロン2号
仕掛け:金龍針 手作りハゲ皮ヨリ糸サビキ4~6号
下カゴ式

ヒラメ(飲ませ)用
竿:シーバスロッド8.6ft
リール:スピニングリール3000番
糸:ナイロン5号
仕掛け:自作孫針仕掛け チヌ針・カン付チヌ針6~8号
ハリス:フロロカーボン5号
オモリ:10号

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