2016年6月26日日曜日

広島県弁天島のチヌ釣り











 投稿者名 大野純子さん
 お住まい 広島県
 天候 晴れ
 日時 平成28年6月11日(土)
 釣り場 弁天島の護岸側
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 チヌ
 使用したハリ勝負チヌ ネリエ&コーン1号・3号


雨でずっと延期になっていた定例会ですが、6月の梅雨の合間に曇りがあり、
どんぴしゃその日に3人宮代早苗ちゃん、松永聖史くんと私のいつものメンバーで
集まることができました。
                
釣り場は、前から色々話し合っていて、今回は緑が綺麗なところがいいねと、
緑がきれいな釣り場を探すことになりました。候補の一つに上がったのが、
去年外道以外ちっとも釣れなかった弁天島です(笑)
弁天島は似島の隣にある無人島です。渡船で渡してもらうようになります。
釣友さんに弁天島へ渡してもらえるオススメの渡船屋さんを聞いたら、広島市中区の
広島ボートパークから出港する大河という渡船屋さんが早い時間に渡してくれるというので
オススメだとのことで、早速、電話してみました。
電話してみたらとても親切に対応してくれました。
好きな時間に船を出してくれると言われましたが、船長さんが言われるには、弁天島は
この時期はあんまり釣れていないそうで、あまりオススメじゃないそうです。
ま、とりあえず1匹釣れたらラッキーだねという軽い気持ちで
結局、弁天島に決定となりました。
                                
早い時間がオススメということで、出航時間は5時にしました。
車は、大河の前に駐車できるみたいだけど、ボートパークにも無料で駐車させて
くれるそうなので、私はボートパークに駐車させてもらいました。
駐車場から出港場所までの荷物の移動は、船長さんが台車を持って来てくれて、
積んで持って行ってくれました。
船は2隻待機していて、8人くらいの人が別の船で私たちは別の1隻に乗りました。
どうやら、この船は私たちだけみたいです。
                 
船長さんが、納竿時間を決めてくださいって言われたので、
今回は14時にしてもらいました。
荷物を乗せたらすぐに出航。船の上で早苗ちゃんとダラダラと話していたら、
船長が途中で突然船をストップ。あれ??船の故障??
と思って、お喋りをストップしたら、船長が、
「最後にもう1度だけ聞かせて。本当に弁天島の護岸でええの?
今なら変えられるよ。」という親切な念押しでした。
                 
大丈夫です~と、気持ちよくファイナルアンサーをして、いざ弁天島へ上陸。
干潮が7時30分くらいだったけど、弁天島の石垣をよじ登らずに上陸できました。
前方にあるのは似島です。



弁天島の護岸は横に長いので、とりあえず荷物の移動を楽にしようと、
船を降りたところから順々に並びました。
私が移動なしの船から降りたところ(笑)、
私の隣が早苗ちゃん、一番遠くになるけど、
唯一の白一点の松永くんが一番右の立ち位置です。



場所が決まったところで早速、準備。
コマセは濁り重視で勝負です。今回はバッカン2杯分のコマセを持ち込んでいるので、
撒きまくらないと!!
付け餌はオキアミと黄色練餌のみ持参です。
                
とりあえず先にポイントにコマセをパラパラ撒いたら、
コマセは右側にじんわり流れていきました。
てことで…今回使用した竿は0.4号、道糸は1.5号、ハリス1.5号、浮きはL00号、
ガン玉G5を浮きの下に一つ、真ん中に一つ、口なまりに一つです。
早速、釣り開始。
                   
最初にコマセを撒いた20mくらいのところに投げてみました。
1投目の付け餌はオキアミです。
コマセを撒きまくって、ゆっくり流していき、仕掛けが馴染んできた頃、
ググっときました大アタリ!!



まさかの1投目からのアタリに大騒ぎ!!
朝一番で釣れたおチヌ様は、わりかしでっぷりとしていました。
























                            

チヌはしっかりと針がかかっていて、取り込みもばっちりでした。



残念ながら3人ともメジャーを持っていなかったのでサイズは計れなかったけど、
まぁ、そこそこなサイズが釣れたかな...ということで...。
                               
ただ...
それから、時合いでバババっと釣れるかと思いきや...
船長さんの予言通り、静か~な時間がやってきました。
                  
でも、定例会はとりあえずそれぞれ1匹釣って安心してからのんびりするという
なんとなくのルールがあるので、それからも3人共ずっと投げ続けましたが、
とにかくチヌっ気なし。
この3人の中で、松永くんのとこは、フグがパラパラと釣れてフグ祭でした。
私のとこは、フグのアタリもなく、オキアミもそのままで戻ってきます。
しばらく何もイベントが発生せず、ヒマヒマな時間が流れていたけど、
そんな時、早苗ちゃんのとこに何かきました。
当たりも明確で結構走ったという魚はクエでした。




チビリンきたぁ~って
早苗ちゃんは大喜び。







                             




それからは、早苗ちゃんと松永くんグを釣ったりしていたけど、
本命のチヌは全員に現れず...。
そんな中、沈黙をやぶったのはまたまた早苗ちゃん。
今度は、クエのような感じじゃなく、重さが感じられます。



私がやり取りしている時は、みなさん不安にかられ、やきもきしているけど、
早苗ちゃんが釣っている時は何だかいつも全体的に安心感が漂う感じ。
抜群の安定感でとっととチヌを足元まで寄せてきて、隣にいた松永君が、
タモ入れをして早苗ちゃんも1枚ゲット。




           
早苗ちゃんの
チヌもとっても
いい型!!

















                           

早苗ちゃんのチヌの後、ちょうど、いい感じの潮目ができていて、
潮目の先にはちょっと渦が巻いていて何だか釣れそうな感じ。
練餌を付けて、潮目めがけて投げてみてちょっとだけ流したら、きました!!
                         
チヌがとってもパワフルで巻いたらグっと反転して走るから
それからやり取りが本当に楽しい!
その後、20分くらいでもう1匹追加し、
それからまたしばらく静かな時間が流れました。
   
気分転換に
すでに堤防に座ってのんびりしていた早苗ちゃんと、島内を散策しました。
弁天島は前に来た時は、芝生っぽい感じだったのですが、
この日は草ボーボーで島の向こう側に行けるらしい洞窟も緑が茂りまくって
近づけませんでした。
                
後で船長に聞いたら、弁天島は7月と9月が草刈り時期だそうで、草刈りの前は
草ボーボーで、気を付けないと繁みには蛇が出たりするそうです。
それでも、弁天島は綿帽子の草で埋め尽くされていて、
とってもかわいい島になっていました。


    
弁天島の護岸側は足場もいいし、
女性・子供でも楽に釣りができるので、オススメだと思います。

                   
早苗ちゃんとしばらくお喋りをしながら散歩をし、
松永くんのところに戻ってきました。
そして、また釣り開始!



潮はまだまだ右側の早苗ちゃんゾーンへそよそよと流れていく感じだったので、
私はだいぶ左に投げて、早苗ゾーン手前まで流しては投げ直しをしていました。
    
早苗ちゃんは、わりかし足元付近に投げていて、お互いの仕掛けはぶつかることは
ありませんでした。
そして、左に投げてちょっとしたら、またまた練餌でドーンとあたり。
なんと、同時に早苗ちゃんも同時ヒット!
干潮の時に届くタモが1本しかなかったので、松永がタモを持って走ってきて、
二人を分析したら、早苗ちゃんはカレイ、私がチヌだったので、
とりあえず先に私のチヌをタモ入れしてから早苗ちゃんのカレイをタモ入れし、
私たちの同時ヒットのお手伝い。ありがとう、そしてお疲れさま、松永くん。




そして、それからフグに悩まされていた松永くんも、
黒々とした大きなチヌを釣りました!
何だか、この日はでっぷりとしたチヌが釣れています。
これで全員安打。





















    
                      
松永君の真っ黒チヌから、また潮目が消え去り、また静かな時間がやってきたので、
お菓子タイムにしました。
早苗ちゃんが梅雨バージョンのお菓子を持って来て、
見た目に癒され、暑さの中での釣りの疲れが吹っ飛びました。
やっぱり、休憩&お菓子があれば寒さも暑さも吹っ飛びますね!





休憩でちょっとのんびりしてから、再び釣り開始。
早苗ちゃんはちょっと体調を崩していたので、この日の暑さもあり、
堤防に座って私とお喋り。
私は今回はコマセが山のようにあるので、そんなに休憩するわけにもいかず
、コマセマシーンになって、コマセを撒きまくりました。
この日は硬めのどでかカップ仕様杓でドカンドカンとコマセを投げまくりです。
練餌もそのまま、オキアミもそのままの状態が続いたけど、この日は何だか
それでもまだチヌが釣れそうな気がするので、コマセマシーンフル稼働をしていたら、
まず釣れたのは海藻三段盛り


何だかアタリがあったのは
気のせい??

















                
海藻三段盛りのアタリからしばらくして、また潮目が出てきました。
私はラインは緩めにしていて、
昼からは出していたラインがスーっと出ていくようなあたりで、
私はいつもアワセが小さいのですが、
それでも、この日はしっかりとチヌが針がかりしていて楽しい!
         
そして、だいぶ潮位が高くなった頃は、護岸一帯はボラまみれ。
でもボラの下にチヌあり。
           
チヌは浮いていた感じだったので、ガン玉を浮きの下にG5だけにして、
潮目にドンドンっとコマセを撒き、ちょっと流したら浮いていたチヌが
即座にパクと食ってきて絶好調!
結果朝から予想以上の7枚釣れていました!!
松永くんは、それからチヌも釣っていたけど、
ボラを釣りたいとボラ釣りに変更していました。


そして、なんとなんと...本当にボラをかけていました。
狙って釣るってすごいです、松永くん。
                 
以前にフェイスブックのコメント欄にボラは食べたら以外と美味しんですよ~
というコメントを頂いたので、気になってしょうがなかったボラ。
       
ちょっと、持って帰りたくなって、松永くんにボラは持って帰るよ~と宣言しました。
スカリが臭くなる~という苦情があったので、そろそろ重量オーバーで
悲鳴をあげていた私の古いスカリにラスト1匹の魚ということでボラを投入しました。
スカリの中のチヌたち、ごめんなさい。
        
早苗ちゃんも師匠くんに、時々竿を出してくださいよ~と言われて、竿を出し、
それからチヌを釣っていました。昼からは本当にいい感じ。
          
13時を回り、
何だか海面全体にフグやボラも含めて魚たちの活性が上がった感じです。
なんと、よく見てみるとボラの大群の中にチヌが見えたりします。
松永くんがまたボラを釣った~
って声をあげていて、なんとボラなみに走ってパワフルなチヌでしたっ!
               
何だーボラじゃないじゃーんと、おかしな会話になっていた後、
私もボラを釣った感あり!
                 
去年か一昨年にかけたボラみたく、ギューンと走り、巻いていた時もとにかく強い。




私のは
間違いなくボラよ~
と騒いだけど...
チヌでした!!












            
こんなに力強いチヌは初めてです!!



こんなに楽しいやり取りは初めてでした。とにかくパワフル。
これがとしなしだったら、絶対チヌに負けていた気がします(笑)
今からもっと楽しくなりそうだったけど、14時が近くなったので納竿となりました。
残念!!



今回、私たちが仕様した針は全員ネリエ&コーン1号を使っていました。
早苗ちゃんが一度、3号針に替えて黄色の練餌を付けて投げた時、
カレイが釣れたそうです。



今回、最初は私のスカリにみんなのチヌを入れていたけど、
私では上げられないくらいの超重量級。
早苗ちゃんらたちのスカリにもチヌを入れて、午前中は渋い時間が長かったけど、
釣れる時間帯に結構釣れた気がします。いつものように定例会は大成功!



私のスカリの中のチヌだけでもこんなにたくさん!!



この写真を撮っている時にすでに大河の船が見えたので、慌てて片付けましたっ。



帰りも潮位が上がっていたので、
プチロッククライミングの必要がなかったので一安心です。


            
弁天島は、7月と9月の草刈り後は、広い広場のようになっていて、
子供たちも遊べるし、足場がしっかりしているので、私たちみたいな女性や子供たちも
安心して釣りができます。
家族とか女性同士でも楽しく釣りができるのでオススメの釣り場ですよー。
                 
ボートパークに到着したら、船長さんが自販機の冷たいドリンクを御馳走してくれました。
とにかく暑い日だったので、生き返りました。
船長にこの日の釣果を見せたら、弁天島はあんまりよくなかったから
これだけ釣ったらできすぎなぐらいよ~と誉めてくれたので、
私らのテンションは大幅アップ!!
             
やっぱり、朝のファイナルアンサーの時に私たちは護岸を選んだけど、
船長さんは心配していたみたいです。
           
それから、船長さんに色んな釣り場情報を教えて頂き、灯台とか磯とか
たくさんチヌが上がっているポイントを聞いたので、次に予約する時は
船長さんオススメの釣り場に行ってもいいな。
             
   
さてさて。
今回の松永くんの戦利魚のボラ。
船長さんが言うには、ボラの刺身はチヌよりも美味しいらしいです。
鱗と皮の間に臭みがあるらしいので、鱗を取ったら臭みはなくなり大丈夫だそう。
疑心暗鬼で一応、うちで一番古い魚用のまな板を使いました(笑)

 
 


まな板の上のボラは見慣れないので、ちょっと抵抗はあるけど...。
切り身になったら、何だかいけそうな気がします。
船長さんは、刺身を洗いで食べたら美味しいって言っていたけど、
ボラ1号機の刺身はまだちょっと抵抗があり、
油で揚げまくって早苗ちゃんが釣ったクエと一緒に唐揚げにしました。




ボラの唐揚げ、やわらかくて臭みゼロ。かなり美味しかったです。
暑い夜だったので、スイートチリソースでピリっと頂きました。
これからは、きれいそうな釣り場のボラはお持ち帰り決定です!

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