投稿者名 | 赤嶺鉄平さん | ||
お住まい | 千葉県 | ||
天候 | 晴れ | ||
日時 | 平成27年11月11日(水)、12日(木)、14日(土) | ||
釣り場 | 沖縄県<慶良間沖磯、那覇一文字、与根(よね)漁港> | ||
釣り方 | フカセ釣り | ||
魚種 | グルクン(タカサゴ)、ガクガク(ホシミゾイサキ)、エーグワー(アイゴ) | ||
使用したハリ | 勝負グレ6~7号、伊勢尼6~7号 | ||
11/7~11/15まで地元の沖縄へ帰省し、3日間釣りを堪能してきました。
今回はその模様をお届けします。
◆11/11(水) 慶良間の沖磯 奥武島6番
この日は地元の釣り仲間を誘って渡船をチャーターし、那覇の沖にある
慶良間諸島の沖磯へ行ってきました。
那覇から朝4時過ぎに出向し、約2時間かけて降りたのは奥武島(おうじま)
の6番という磯。足元からドン深で、且つ常に流れがあり、さらには隣に
ある奥武島5番との間の水道が激流になっている場所です。
当日のタックルですが、慶良間諸 島一体は大型のトカジャー
(ニセカンランハギ)やヒレーカー(テングハギモドキ)が釣れる場所でもあるので、
竿は1.2号と細めながらも、道糸は3号、ハリスは4号からスタート。
肝心の針は、
抜群の刺さりと食わせで実績のある
「勝負グレ」の7号から始めました。
早速コマセを撒くと、足元に50㎝を超すトカジャーが数匹悠々と泳ぎなが
ら餌を食べている状況が確認できます。
同じ磯に降りた仲間が先に釣りを開始し、一投目から大型トカジャーを
掛けるも、ガチガチに閉めたドラグからも糸を出され、竿ものされてしまい、
結局はハリスを切られてしまいました。
高まる期待を押さえつつ、私も 釣りをスタート。
スタートして数分が経過したところでファーストヒット!
50㎝を超す大物の引きまではいかないが、刻みよい突っ込みと走りで、
やりとりを十分に楽しませてくれた魚の正体は、
25㎝前後のでっぷりとしたグルクン(タカサゴ)。
グルクンは から揚げはもちろん、刺身やどんな料理にも対応できる万能な魚で、
食べても美味ということで人気のある魚です。
その後も同サイズのグルクンがコンスタントに釣れますが、肝心の大物は釣り
開始時こそは海面近くまで姿を見せるほど積極的に泳いでましたが、時間が
経つ(満潮から干潮)につれ、姿が見えなくなりました。
結局その日は大物は釣れませんで したが、グルクンは計30匹前後釣り、その他
大型のエーグワー(アイゴ)等の外道を釣ったりと、慶良間の海を十分に楽し
ませてもらいました。
※帰り支度をしてる時に、ウミガメにも出会えました。
◆11/12(木) 那覇一文字 新堤
この日は那覇の沖合(渡船で15分程)にある那覇一文字の新堤という場所で
釣りをしました。
この場所は50㎝を超す尾長グレやヒレーカー、ヒブダイが釣れる
実績十分の場所です。
前日と同じく竿は1.2号で道糸は3号。ハリスだけ2.5号を使用することにしました。
針は、勝負グレの6号からスタート。
釣り開始直後は速足で歩くスピードの潮の流れで釣り辛いと感じましたが、
そこは実績 のある場所。そんな早い流れでも早速50㎝前後のヒレーカーが
数尾コマセに寄ってきました。時折、水面下50㎝まで浮いてくる場面も
ありましたが、なかなか食わすことができません。
同行した友人に聞くと、「ここの魚はスレており、一日何度とない荒食い
スイッチが入る時間帯を待つしかない。」と言われ、その時が来るまで
他の魚を狙いながら待つことにしましたが、他の魚の姿が全く見えず、
結局はスイッチが入るのを待つことに。。
そのスイッチが入ったのは、釣り開始4時間が経過した頃。
相変わらず水面下50㎝まで浮いてきてたものの、食わせた棚は竿1本。
モゾモゾしたアタリから急にウキが消し込み、一気に竿をひったくられ、
すかさず糸を出し体勢を整える。ハリスは2.5号を使っているので強引に
竿で止めようとするも耐えきれません。1分程魚と綱引きしても、魚の
パワーは桁外れ。ぐんぐん道糸を出され、40mほど出されたところで
無念のハリス切れ。
結局その日は、その1回のアタリで納竿となりましたが、
沖縄の魚のパワフルさを改めて感じた日となりました。
◆11/14(土) 与根(よね)漁港
この日は前の2日間の豪快な釣りから離れて、チヌ狙いで実家近くの
漁港へ単独で出かけました。
当日夜の飛行機で帰る予定でしたので、実釣時間は約3時間半という
短時間勝負。
タックルは竿1.2号に、道糸は2号。ハリスは2号。
針は伊勢尼の7号から始めま した。
この与根漁港は自宅から近場であっても侮れず、シーズンによってはコロダイや
チヌの50㎝オーバーが釣れ、
はたまた沖縄県では人気ターゲットのカーエー(ゴマアイゴ)の40㎝前後
サイズも釣れる場所。
チヌ狙いだからと言って、1号台のハリスを使う気にはなりません。
そもそもこの釣り場は水深が浅く(干潮で3mぐらい)、釣りを開始したのが
ド干潮の時間だったので、潮が満ちるまでの間はコマセをひたすら打ち耐え
ながらアタリを待ちました。
そして最初のアタリがあったのは、釣りを開始して2時間ほど経過した頃。
小さいアタリから、徐々にウキがシモり、スパッと消し込むアタリ。
「来 た!」と思い合わせを入れるも、すっぽ抜け。。
そこで針を伊勢尼の7号から6号へ変更。食わせを意識して小さいサイズへと
落としました。
すると一時間ほど経過した納竿間際に、同じようなアタリが来ました。
合わせを入れると、今度は竿に乗り、根に突っ込もうとする引きを交わし、
魚をゆっくり寄せると、銀鱗輝く魚の姿…。
「チヌだ!」と確信したのですが、いざ陸に上げてみると、、、
30㎝ジャストのガクガク(ホシミゾイサキ)でした。
沖縄ではチヌの外道として良く釣れる魚で、食べても美味しいのでキープ。
この一匹が釣れたところで、今回の沖縄での釣りが終了となりました。
<総括>
沖縄の魚は信じ られないほど引きが強く、沖磯に渡らなくてもハリス5号が
飛ばされたという話は良く耳にします。、さらには意外な場所で大型の魚が
釣れることも良くあります。(例えば水深1mの場所で、60㎝のフエフキダイが釣れたとか)
最近では沖縄出身の釣り人が全国クラスの大きな大会で上位を修めているのも、
海に囲まれていつでも釣りに行けるという地理的な条件だけでなく、変化に富んだ場所で、
それぞれに適応した釣りを経験しているからだと思います。
もっともっと沖縄県出身の方が、トーナメンターとして多く活躍してくれることを願っています。
また、強い引きにも耐えうる金龍針は、今回の釣行では伸ばされることなく
(沖縄 では結構針を伸ばされることが多いです)、その丈夫さと刺さり具合いが
証明できたと思います。信頼できる針だと思います!
これからも愛用していきます!
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