投稿者名 | 鈴木勝也さん | |
お住まい | 埼玉県 | |
天候 | 曇り時々晴れ | |
日時 | 平成28年11月18日(金) | |
釣り場 | 静岡県 南伊豆・中木 | |
釣り方 | フカセ釣り | |
魚種 | 口太メジナ ~38cm | |
使用したハリ | 勝負ちぬ渚釣り専用 凄腕グレ尾長 勝負グレ早掛け | |
南伊豆・中木にて開催される『サンラインカップ磯2016南伊豆大会』前日の11月18日、
同じく中木にて行われた「サンラインテスター&サンライン社員合同の釣行会」へ
参加してきました。
当初の予定では、大会前日18日の朝から
「サンラインテスター&サンライン社員合同の釣行会」を行い、
その夜に「サンラインテスター懇親会」を開催。
そして、翌日に行われる『サンラインカップ磯2016南伊豆大会』のお手伝いをして帰宅・・・
という予定でしたが、結果から先に言うと、18日の釣行会と懇親会は行えましたが、
翌日の大会は悪天候が予想されるため中止となり
スタッフ釣行会と懇親会だけを行って帰ることになりました。
今回は、その大会前日18日の釣行レポートです。
冬が目前に迫り、朝晩がかなり冷え込むようになった11月18日の早朝5時半、
中木の港にはサンラインテスター&サンライン社員約20名が集まりました。
早々に挨拶を済ませ、荷物をまとめて渡船の準備です。
一部のメンバーは雑誌社の取材があったので先に磯へ渡した後に、
私と古川テスター、そしてサンライン社員の計5名で
中木の沖磯群の中でも沖に位置する「白根」へ上がりました。
私は、白根に降りたのは始めてだったため古川テスターに
ある程度のポイント情報を聞いた後、古川テスターと社員の方々が
釣り座に入ってから北東風を背にできる白根の沖向き「先端」に
釣り座を構えて開始しました。
大型の尾長メジナも食ってくるという情報もあったので、
磯竿1.5号に道糸はサンライン「ゴルディッシュ2号」、
ハリスは同じくサンライン「松田SP競技ブラックストリーム1.75号」を使用。
ウキは潮の中でも安定した姿勢で流れ、キッチリ浮いてメジナのアタリを伝えてくれる、
ウキ工房「フィールドプラスリミテッドS-0(レッド)」をセット。
ハリは尾長メジナが食ってきても飲まれることが少ない
ハリ先がネムリ形状になっている金龍「勝負チヌ渚」3号を結んだ。
コマセを撒き始めると足元には小型のエサ取りが多かったため、
コマセは足元に撒き仕掛けを入れる場所を変えながら尾長メジナを狙いました。
潮の中を釣ると3m~5mほどの浅いタナでは25㌢~30㌢程度の
尾長メジナが釣れますがサイズアップしません。
タナを深くするとイサキです。しばらく辛抱しながら釣っていましたが・・・。
すると、コマセを入れ続けている足元に40~60cm程はある大型イスズミや
アイゴに混じり良型のメジナも目視できたので『磯際狙い』に変更。
それに伴いハリも交換。
最近、私が磯際の大型メジナ狙いで使っているハリは、
「凄腕グレ尾長」。このハリは、多少ハリ先が内側を向いていて尾長狙いにも有効。
それに加え超先鋭研磨処理で抜群のハリ掛りを実現させたモデルです。
その「凄腕グレ7号」をセットし磯際を狙っていきます。
案の定、税金のように?
40㌢を越える大型のイスズミやアイゴが連続で釣れ上がりますが、
我慢して釣り続けると・・・。やっと35㌢の口太メジナをキャッチ!
その後も磯際を狙い続けていくと、一瞬、エサ取りが消えて
そのまま仕掛けが馴染んでいくと、一気に竿先を引っ手繰る大きなアタリが!
磯際に突き刺さる竿を懸命に起こしラインが根に擦らないように前に出し
やりとりを行いますがラインブレイク・・・。
その後、ハリスとハリを巻きなおして再度磯際に投入しますが、
潮も変わってしまい釣りにくくなってしまいました。
そのため、釣り座を陸向きの港向かいにある『ツノ』へ移動して、
沖にうっすら見えている沈み根際を狙うことにしました。
ここでは、口太メジナ狙いに切り替えて、ハリも「勝負グレ早掛け」の6号へチェンジ。
このハリは今期の新製品として発売され、小さなアタリを瞬時に捉えて
ハリ掛りさせる、名の通り「早掛けタイプ」のハリなので
口太メジナ狙いに重宝しています。
その「勝負グレ早掛け」をセットした仕掛けで沈み根の際を流していくと、
ポツポツとではありますが30㌢程の口太メジナが釣れ上がり始めました。
磯上がりの時間もあと30分程と近くなってきたので、コマセを足元の磯際に
大量に撒いた後に狙いの根際手前へ仕掛けを投入。
仕掛けが手前できちんと馴染んだのを確認してからこれから仕掛けが
入っていく狙いのポイントにもダイレクトにコマセを入れていくと、
ウキがゆっくり沈んだ後に一気に海中へ消しこみました。
上手く根をかわしタモに収まったのは38㌢の口太メジナ。
最後の最後で納得のサイズをキャッチして終了となりました。
港に戻ると、
船長より『明日の大会開催は海が荒れそうだから無理だね』とのこと・・・
残念ながら大会は中止となりましたが、他の磯へメンバーも
40cmまでのメジナや多くのイサキを釣り上げており、
大会が開催できれば多くの魚が釣れ上がったと思うのと同時に
中木の魚影の濃さを感じる釣行となりました。
まだ、南伊豆の水温は約21度と高く、潮の中を釣れば尾長メジナやイサキ、
また、磯際や沈み根を狙えば口太メジナと、狙い方次第で
様々な魚が竿を曲げてくれる楽しいシーズンだと思いますので、
是非、金龍さんのハリを使い分けて釣行してみてはいかがでしょうか?
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