投稿者名 | 大野純子さん | ||
お住まい | 広島県 | ||
天候 | 晴れ・強風 | ||
日時 | 平成29年6月4日(日) | ||
釣り場 | 広島県 宮島の磯 | ||
釣り方 | フカセ釣り | ||
魚種 | 黒鯛 | ||
使用したハリ | 勝勝負ちぬSS・勝負ちぬネリエ&コーン | ||
今回の釣行は、オクシン渡船さんにお世話になることになりました。
同行する釣り友達は稲田さん(稲さん)、森本さんです。
予約をした稲さんが出航を6時にしてもらい、ちょっと早めに行って、
稲さんが船長さんと釣行の場所を話していました。
とりあえず、亀石灯台に決定したみたいで、亀石灯台を目指して出航です。
私たちは、宮島の鳥居の前をクルージングしているような感じなので、
船の上で大騒ぎ。でも、亀石灯台が近づくと、船長さんが思い出したように、
この日は長潮で潮位が低いので、そんな時はあまり亀石灯台はよくないから、
別の場所にしようと、突然行先変更となりました。
なんでも、ホウダイってとこが以前に割とチヌが釣れたらしくて、
そこに行こうかっていう提案があり、私たちは初めて聞いた釣り場なので興味津々。
そこに、しましょうと、またさらに盛り上がりました。
しかも、宮島のフェリー桟橋から左側はまだ未知の世界だったので、
わくわくが止まりません。
船の上で興奮してワーワー騒いでいたら、船長さんの言っていた
ホウダイが見えてきました。
なんと、ホウダイは、旧日本軍の砲台跡でした!!
船長さんの話だと、この砲台の上からかなり遠投をするといいとか...。
遠投かぁぁぁ~。
ただ…この砲台、3つあるけど、立てる砲台は1つだけ。
で、男性陣2人からのありがたいはからいで、
私が足場のいい砲台に立たせてもらい、
稲さんは、砲台の隣にある磯、
森本さんはちょっと奥まっているので難しそうな砂浜で
釣ることになりました。
早速、砲台の上で仕掛けの準備をしました。
まず使用した針は、勝負チヌSSチヌ1号です。
早速、釣り開始!!
さすが水道筋。潮は結構速くて、左から右にじゃんじゃん流れていきます。
でも、砲台の右側にブイがあり、流していくと
すぐにブイに絡んでしまいそうになるので、すぐに仕掛けを回収する形になり、
何だか微妙。
遠投してもあて潮気味でこちらに流れてくるので、
最終的に仕掛けはブイへ集合~って感じです。
しかもフグが多くて、ハリスを切られて針ばっかりなくなる始末。
稲さんの磯も同じ感じであたりがないみたいです。
休憩がてら、森本さんが立っている渚に行ってみたら、
その渚はもっとひどくて、びっしりフグ絨毯。
何と、道糸を2回も切られて、その度に浮きがなくなったとか...。
3人ここで投げるのはちょっと時期を考えた方がいいかも??
それから、潮はどんどん引いていって、砲台の下が砂浜になってきて、
本格的に釣りにならなくなりました。
稲さんは、フグまみれでもう釣りにならんと、
私の立っている砲台に遊びに来て、
そのままふて寝(昼寝??)モード。
森本さんも釣りにならんと、場所移動を始めました。
ちょうど、潮が引いてきたので、砲台の隣にある牡蠣殻の山すそを歩け、
先端のどん深ポイントからチヌが釣れるらしいポイントのネット周りを
狙って頑張っていました。
砲台からは釣りにならないので、森本さんが何か釣ったら、
私らも牡蠣殻山に行こうやぁって、頼みの綱の森本さんを砲台から見学していたけど...
結局、大きなフグが釣れていただけでした...。
何だかこのまま釣れる気がしなく、船長さんから釣れなかったら、
瀬がわりできるから連絡してくれって言われていたので、
稲さんがもう限界と船長さんに電話をし、ほどなくして、
船長さんが迎えにきてくれました。
船長さんが森本さんが牡蠣殻の山で釣りをしているのを見て、
ネットの近くで釣れなかったら、これはダメだと思ったみたいで、
潮が低い時はここはダメだなって言われてました。
てことで、今度は私たちがいた磯のちょうど反対側の磯まで、
ぐるっと宮島を周るクルージング。
こんな体験、なかなかないですよね、宮島の周りを一周なんて!!
そして気分もリセットして次なる磯に挑みました!!
ここは水深もばっちりあっていい感じです。
ここで釣れなかったら、修行して出直せってことじゃろーと、
3人で話しながら磯に上がりました。
釣り座はどうしよ~ってことになり、
稲さんはまだ砲台で散々だった心が癒されていないみたいで、
船から降りた高めの岩から動きたくない宣言(笑)
てことで、
稲さんはその場に残り、
私は稲さんの下側にある隙間に降り、
森本さんは私の右隣の高場の岩に行きました。
早速、釣り再開!!
潮は左から右にそこそこな速さで流れていっているので、あまり長く流しても、
森本さんの邪魔になりそうだからちょいちょい流したら仕掛けを回収していました。
せっかく瀬替りしたけど、昼過ぎまであたりはゼロ。
いい潮目はできているんだけど、潮目に投げても本当にフグすら釣れません。
砲台で散々悩まされたフグがいないと思ったので、
針はネリエ&コーン1号に変更しました。
誰かが釣れたら、ちょっとはテンション上がるんだけどな…。
そうこうしていたら、12時前に干潮を迎え、潮はいよいよ満ち上げてきました。
潮は右から左へ、左から右へと行ったり来たりしていたけど、
いよいよ右から左へと流れ始めました。
潮が変わったら、きっといいことあるかも~と、
時々沖に発生する潮目に張り切って投げていたら...
ラインがちょいちょい不自然に動いて、イベント発生の予感。
あたりがなくて埴輪みたいな顔をして釣っている2人に
何かきたかも~と早速、アナウンス。
そして、本あたりの後のあわせで、何だかチヌっぽい手ごたえ!!
待ちに待ったやり取り開始です!!
そして、釣れた魚はこれこそ本当に待ちに待ったチヌでした~~。
もうこの日は釣れないかと思ったくらい
ずっとあたりがなかった中のチヌゲットでもう嬉しさは桁外れでした。
しかも、この後、20分後にサイズアップして更にもう1枚追加です。
両方とも金龍針ネリエ&コーン1号で釣れました。
このチヌを見た男性陣。にわかに活気づき、
13時30分くらいに稲さんがまずは
おっしゃ~、きたよきたよ~
と歓声を上げました。
楽しそうにやり取りをし、見事タモ入れ完了!!
稲さんも嬉しい宮島磯チヌをゲットです。
稲さんはこの後、1時間後にもう1枚釣り、2枚のチヌが釣れました。
そして森本さんは...
稲さんが2枚目を釣った時に、ほどなくして森本さんもヒット!!
あまりにも静かに釣っていたので、やり取りにすぐには気づきませんでした。
そして、森本さんもチヌをゲットしてここで念願の全員安打となりました。
私は時々現れる潮目にずっと投げ続け、
すでに3枚チヌを釣っていました。
何だか砲台リベンジを一気に果たしている感じ!!
移動したということで、船長さんのはからいで、
納竿時間を1時間延長されていて、15時まで釣ることができました。
14時40分になって、そろそろ片付けようか...という話になっていた時、
ラスト1投のドラマがあるかもしれんけん、
とりあえずラストに1回投げてみるっと宣言し、私はちょっとだけ粘りました。
そうしたら、なんと、本当にドラマ発生!!
ラストのドラマ出演のチヌは今までに釣れたチヌと違って一番パワフルです。
グイグイ引いて、これは大物の予感…。
そして釣れたチヌは、この日一番のチヌで間違いなくドラマの主役でした。
ラストにもう1枚追加でき、移動後、午後からの釣果は4枚。
私にしては大大満足の釣果となりましたっ!!
この日、私は練り餌の大きさは変えたけど針は1号針のみ使用、
男性陣は1号針から4号針を交換して釣っていました。
男性陣もみんな勝負チヌSSチヌを使用です。
15時に船長に回収してもらい、港に着いてから船長と話していたけど...
砲台はやっぱり潮が低い時にはあんまりよくないね~
という話になりました。実はまだ、潮が高い時以外、
あんまり人が上がっていないらしく、実績調査中とのこと。
次回からは潮が高い時に上げることにしようってことになったけど、
あの釣り場って水道筋だから、大潮とか潮が速い時なんか
潮が川みたいになるんじゃないかなと思った次第。
私には難しそうだ...と思ったけど、一度トライしてみたいな。
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