2017年7月21日金曜日

山口県 周防大島護岸チヌの釣り





 投稿者名 大野純子さん
 お住まい 広島県
 天候 晴れ・強風
 日時 平成29年7月13日(木)
 釣り場 山口県 周防大島の護岸
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 黒鯛
 使用したハリ 勝負ちぬネリエ&コーン



今回の釣行はプチ遠征で山口県の周防大島です。
前日は曇りでその前は雨だったりしたけど、
この日は何だかカンカン照りになりそうな予報。
最近、初めての釣り場へ行くことが多いけど、
今回の釣り場も初めてのところで、護岸での釣りです。




確か、干潮が6時くらいなので、結構引いている状態からのスタートです。
今回は、遅めのスタートで、開始は8時30分くらいでした。
ちょうど下の敷石が水没を始めた頃合いです。
                                  
釣り場は、手前は藻場ゾーンで長い藻が潮の流れに流されていて、
この藻で、潮の流れがわかりやすい感じですね。
藻場が邪魔だけど、チヌも住んでいそうな気がします。
                                                              
とりあえず、第1藻群とちょっと先の沖にある第2藻群の間が
なにやらいい感じっぽいので、そこに投げてみました。
                                                                   
藻がかなり右側に倒れていたので、予想はしていたけど、投げてみて納得。
潮が激速です!!
                                                   
仕掛けを投げて、コマセを撒いても  仕掛けがザーっと川の流れの中
流れているみたいで、後から打つコマセを撒くのが追いつきません。
                                     
流しては投げていたけど、これじゃダメじゃ~
と思い、仕掛けを投げるちょっと先にたっぷりコマセを撒きまくり、
流れた仕掛けがそこに ザーっと流されて合流みたいなことを
想像して繰り返しやっていたら...
                         
開始20分後に、ピュっとラインがちょっと走り、
お待ちかねの魚とのやり取り開始!!





ところが第1藻群に入られて、しょっぱなからの藻抜き。
              
幸い、ちょっとラインを緩めて待っていたら、
せっかちさんのチヌはモソモソと 藻の中から出てきてくれたから良かったけど、
なにせ藻場が広いから、藻場を抜けるまでは大変でした。
                    
ようやくタモ入れした時は、まだ1枚目なのに、ばらしてはいけない緊張と、
体力使って息が上がってしまいました(笑)
  




釣れたチヌは、そこそこマッチョで力強いチヌ様でした。
         



針のかかり具合もガシっとしてますよ!!
        



今回使用した針は、こちらです。



それから、また速い潮に悩みながらも同じ釣り方でコマセを撒き、
30分後に2枚目ゲットです。



もう、潮の速さが大田川並(広島市内を流れる川)で、
それからは、あたりもなくほんとゲンナリだったけど、
2時間後、やってきました、お待ちかねの潮の緩みタイム発生!!
          
チャンス到来~
と、張り切って3段打ちをしていたガン玉3つを全てとっぱらい、
ジワジワと仕掛けを落としていったら、
なんと仕掛けを替えてからすぐにチヌをゲット。



また、潮が変わる前に、今のうち~とすぐにまた仕掛けを投入。
そしたら、続けざまに、またチヌがかかりましたっ!!
                      
よし、今のうちにジャンジャン釣るよ~と張り切ったのもつかの間...
それからまた、潮が激流になりました。

もう、この日はとにかく暑くて、投げるのもバテバテ。
周りに打ち水をしても、すぐに乾いてしまいます。
コマセも早い勢いで乾くので、水を足し足しコマセを混ぜくりながら、
粘りをまた発生させたりと、何かと忙しい夏の釣りって感じですね。
                        
日が高くなり、暑くなってきて、激流で釣れることはなくなり、
潮が緩むのを待ち焦がれて投げ続けました。
潮は更に引いてきて、水没していた敷石が出てきて、砂浜も発生。
                                 
思い切って、護岸から下の敷石まで移動しようかな...
と思い、護岸の下に出ている敷石へ、近くの階段を使って移動しました。
                      
藻が間近にあり、全部むしってしまいたくなる衝動をこらえながら、
投げていると...
              
あ!! 潮が緩みました!!!

潮が緩むと、ものすごく動きがかなり緩やかになるというこの釣り場は、
緩んだ時点でガン玉を全て取り除いてちょうどいい感じ。
                             
潮が緩んで2投目で、気持ちよくラインが走り、
きたーーーー、
パワフルチヌーーー
と心大踊り状態でやり取りをしていたら...
なんと、タモを護岸に忘れてきました。
                   
チヌを何度か浮かせ、そのまま竿を立てたまま、そろそろと階段に行き、
護岸に戻りながらも少しずつラインを出し出し、
チヌとの距離を保ちながら、なんとかタモを確保。
   
護岸からタモが届きそうにないので、そのまま 
また、今度はラインを巻きながらテンションを保ちながら敷石まで戻り、
四苦八苦の末、なんとかチヌのタモ入れ成功!!



この時がすでにすでに15時くらいで、ちょうど釣り友さんも磯から戻ってきていたので、
ここで納竿となりました。
                           
潮がまだ緩みっぱなしだったので、ちょっと気になりましたが、
釣り友さんのコマセが尽きていたので、仕方ないですね。
しかも、日陰がなくなり暑いのなんのって。
               
大島の護岸、釣れたチヌは、塩焼きサイズが多かったけど...
それでも、あれこれと悩みながら釣った4枚のチヌは
本当に釣れてくれて感謝感謝です。
                      
激流の護岸釣り、とても勉強になりました。

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