投稿者名 | 大野純子さん | ||
お住まい | 広島県 | ||
天候 | 晴れ/曇り | ||
日時 | 平成27年11月29日(日) | ||
釣り場 | 宮島の磯(アオノリ) | ||
釣り方 | ふかせ釣り | ||
魚種 | チヌ | ||
使用したハリ | 勝負チヌネリエ&コーン1号 | ||
大知名人から、「この日曜日は宮島の磯に行くでぇ~」と連絡がありました。
大分県から大遠征で来られる方がいるらしく、
その方と3人で宮島の磯に上がるということだそうです。
磯はかなり久々で、チヌが釣れるか不安もありましたが、
なにせ名人同行なので 何とかなるでしょ!
と大船に乗った気持ちで日曜日を迎えました。
前日に4時間半かけて、大分から車で来られた都甲さんと大知名人と
アクアで合流し、お互い自己紹介をした後、玖波港へ移動しました。
当然、大知渡船さんにお世話になり、出航は6時半です。
ほとんどの方が筏に降り、私たち3人ともう一人別の方が、宮島の磯へ。
まず、一人が宮島の端の方へ降ろされ、私たちは、そこから宮島の側面を
延々と進んだアオノリという磯に上がりました。
ちょうど、干潮で潮が低く、
岩がゴロゴロっと
出ていたけど、
岩が陸側に
まとまっていたので、
チヌの取り込みは
少し楽かも??
水深もそこそこありそうなので、遠投の必要もなさそうです。
とりあえず、私が一番左の岩、都甲さんが私の隣の岩
お互い割と近いところに立ち、大知名人は、後で移動するということで、
まずは釣れる練り餌の講習会。
ちょうど、岩に水たまりが
あったので、練り餌を
パッケージから全て出し、
ベチャっと水たまりに
練り餌を付けて、
それから根気よく
練りまくります。
「これだけは、手を抜いたらいかんで~」と、
練り餌がかなりなめららかになるまで練り続けられていました。
それから、仕掛け作り。私の道糸の1.5号とハリス1.2号は
とりあえず正解をもらいました。
ウキは、大知浮きL00号。少しポカポカ陽気で風もなく、
ベタ凪状態だったので、ガンダマなしでコマセでチヌを浮かせて
釣ろうということになりました。
まず手始めに大知名人が私の竿で少し釣ることになり、私は見学。
まずは、フグよけに足元のちょっと先へコマセを撒き、
それからコマセをあまり固くせず、
若干パラパラ気味に20mくらいのところへ投げ、そこへ仕掛け投入。
チヌを浮かせる戦略なので、こんな感じで…。
ハリは、
金龍鉤
「勝負ちぬネリエ&コーン1号」
これに黄色の練り餌を
使用していました。
1投目の仕掛けを回収し、2投目。
ゆるく潮が左側に流れているので、ラインを緩めにして、
ゆっくりと仕掛けを流していったら、少しして、
サっとラインが走り、早々とチヌをゲット!
さすが、名人!!
「見たか純子ちゃん!こんな感じで釣ってみ~」
と、私の竿が戻ってきました。
パラパラ気味のコマセは、あまり飛ばず、私のコマセは15mくらい。
後ろから、大知名人の
「ちょっと近くないか~」 という声が聞こえましたが、
せっかくなので、続けてみました。
コマセを2投投げて、仕掛けはちょっと先に投げ、そこからコマセゾーンに
引っ張ってきました。これも正解だったようで、
「やるやないかぁ」
という名人の声が聞こえました。
風が少し出てきたので、緩めにしたラインが風を含むようにして、
よりアタリがわかりやすいようにし、どうやらこれも正解(笑)
ちょっと潮が速くなってきた感じだけど、気にせず流していたら、
流れが緩やかになり、ラインに怪しい動きあり。
早速、大知名人に
「何だか、怪しくないですか?」とアナウンス。
「ほんまかー?」と名人は疑っていましたが、様子を見ていたら、
ラインがパっと走りました。
「きました きましたー」
と大騒ぎ。
都甲さんは、「タモ タモー」
っとタモの助っ人に走ってくれ、
名人は「集中せえよー」
とハラハラ。
二人が心配そうに見守る中、なんと1投目でチヌを釣ってしまいました。
思った以上に大きなチヌでサイズを測ったら44cm!!
撒いたコマセが少ないし、名人が投げていたポイントからずれていたので、
大知名人も私がアタリがあるって知らせた時も
半分信じてなかったと白状していました。
かなりラッキーだったかも…(笑)
それから同じくらいのところを狙い続けて更に一匹追加!
「前に一緒に行った時によりも腕を上げたのー」
「前に一緒に行った時によりも腕を上げたのー」
と褒めていただき、気分は上々です。
ご褒美に名人から焼き芋をもらい、その焼き芋が喉につかえて、
釣りどころではなくなったので、名人と交代しました。
嵐を呼ぶ男と言われている名人が釣り座に立った途端、天気が急変。
突然、風が強くなり、寒くなってきました。
そでまで、都甲さんにも、アタリがあったみたいなのですが、
パッタリとアタリがなくなり、大知名人も
「ダメになったのー」と首をかしげていました。
ここで、戦法を変え、口なまりにガンダマG3を打ち、
コマセを硬めに固めて多めに撒くことに変更されました。
恐らく、チヌは浮いてこないだろうとのことで、底をピンポイントにして
流していき底のチヌを狙うそうです。
食いが悪く、悪戦苦闘されていましたが、5投目くらいで、ラインが走り、
チヌが釣れました。
「食わんようなったのー」と名人が渋い一言。
そんな時、隣で都甲さんが、
「チヌじゃないのがかかりましたっ」
と、サバ釣りました。
私も、大知名人と交代し、続けてサバを釣りました。
サバ、走りまくるので楽しい!
潮が速くなったのと、ガンダマを追加したので、浮きが沈む前に
コマセを仕掛けのところに撒かないとどこに仕掛けがあるかわからないし、
コマセと同調しなかったら意味がないのでここからは
せわしなく動いていました。
それから、私はベラを一匹釣って、その後二人共何のイベントも発生せず、
そろそろ潮止まり。
「潮が緩やかになってきて、都甲さん、釣るなら今ですよ!」
と、遠投にも力が入っていました。
この時から、都甲さんはチヌフィーバー!
大知名人に教えて頂いた通り、常にやわらかめの練り餌に気を配り、
底を狙っていたら釣れまくりだったそうです。
一匹目は
大地名人のタモ入れで
見事チヌをゲット。
「楽しい!!」
という言葉を連発しながら時合いを楽しまれていました。
都甲さん、気持ちいいくらいに釣れていました。
私は、都甲さんみたいな時合いにはならなかったけど、なんとか1枚追加。
ほとんど潮が止まっていた時の1枚でした。
ほどなくすると、潮が変わり、今度は右に流れていきました。
いい加減、アタリがないので、オキアミに替えて投げてみたら、
突然ドンっとアタリがあり、真鯛が釣れました。
真鯛、かなり引きますね!!
この頃、私たちから離れた背の高い岩で大知名人は釣っていたのですが、
潮が変わってからたて続けに3匹釣られていました。
「サイズが微妙やー」と不満を言われながらチヌを置きに来られ、
それからまた岩に戻り、ちょっとしたら、
「きたでー」と大歓声!
沖の方でずっと魚と格闘をされていて、
どんだけでかい魚なんだろう…と、
都甲さんと見ていたら、ようやく足元近くまで巻いてきたけど、
そこからまた立ったりしゃがんだりと大格闘。
どうやら、近くに穴ぼこがあるらしく、
そこにチヌが逃げこもうとしていたらしいです。
高いところなので、タモ入れが大変そうでしたが、
ようやく格闘に終止符が打たれ、ものすごく大きなチヌがタモに
どさっと入っていました。
興奮冷めやらぬ大知名人が
私たちの所へ魚を持って来てサイズを計ってみたら、
なんとなんとの54cm!!
沖でかなり弱らせても、ものすごくパワフルだったそうです。
なんと、ハリスは1.2号。取り込みにかなり神経を使われたそうですよ。
こんなに大きなチヌが宮島の磯にもいるんですね。
早速、私たちも張り切りましたが、潮の速さがものすごく、
都甲さんは、右にかなり流していましたが、なかなか…。
私は、左に投げてから都甲さんのところまで仕掛けがきたら
回収するようにしていましたが、
どうしても手前の方に流れ着いてしまうので、根がかりばかり。
ラスト1時間になり、なんとか頑張って、左側に遠投をして、
正面で釣れるように投げ、
なんと
ラスト1枚が釣れました!
なかなか食ってくれなく、結構、食いつくのを待った感じです。
大知名人は、ラスト30分で今度は真鯛と格闘。
割とサイズのいい真鯛を釣り上げました。
真鯛を釣って、名人はこちらに戻って来て、都甲さんにアドバイス。
仕掛けを流す時は、張りをもたせずに流すのがポイントだそうです。
潮がかなり速いので、それも難しいと思うのですが、
これも釣り方の1つだと言われていました。
色々ありますね。
14時20分にお迎えが来て、3人共、予想以上に釣れたので
ホクホクと乗り込みました。
この日の竿頭は、時合いの時に一気に釣られた都甲さん。
船の上でもずっと一日中楽しかったと言われていました。
港に到着して改めて54cmのチヌを見たけど、本当に大きいですね。
名人が釣った54cmのチヌ、玖波港に放流されたので、
もしかしたら玖波港でトシナシが釣れるかも…。
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