2019年3月15日金曜日

山口県 笠佐島の波止・渚のチヌフカセ釣り




  
  投稿者名 大野純子さん 
  お住まい 広島県
  日時 2019年03月05日(火)
  釣り場 山口県・笠佐島の波止・渚  
  釣り方 フカセ釣り
 天候 曇りのち晴れ
 魚種 チヌ
 使用したハリ 勝負ちぬネリエ&コーン 1号  
  



 今回は、前々から気になっていた、
周防大島の近くにある
笠佐島に釣り友さんと渡ることになりました。
笠佐島への連絡船の一便は8時です。
            
8時前になると、
島に渡る人が2組ほど集まってきて、
たくさん釣れたらいいねーー
と、島の人たちに励まされたりと、
何だか和気あいあいな感じの
船の上でした。


           
なんと、笠佐島への連絡船の料金は
荷物込みで100円!!
かなりお安いですよ。
             
ほどなくして、笠佐島に到着し、
早速、荷物を降ろし、釣り場の検討へ...。
   
とりあえず、満潮が10時過ぎくらいなので、
それまでは波止で釣ろう
ということになり、
フェリー乗り場近くの波止の先端で
竿を出すことになりました。
                     
友人は、
強度の花粉症と風邪も併発して
午前中はちょっとグダグダ状態で、
渚か磯釣りがしたかったため、
午後に頑張るということで、
午前中に波止で竿を出すのは諦め、
クーラーに座り、見学をすることに。
                
とりあえず、準備準備~!
竿は、1.2号を持ってくるはずが、
間違えて0.4号を持って来てしまいましたが、
ハリスはもしかしたら
真鯛がくるかもしれないと思い、
ハリスは1.7号を使用。
            
針は巨大真鯛がきても、
決して折れないであろう短軸の
ネリエ&コーン1号です。



配合餌は
マルキューのDASH・白チヌ・激重・VSPと
オキアミ2枚使用です。
付け餌はまずは、餌取りの確認も兼ねて、
オキアミから。
           
ポイントは、みおすじと重なっている
かけあがりに絞りました。
            
コマセを撒いてみると、
この日は大潮だけど、
潮は沖の方は激流だけど、
波止付近はのんびり流れているので、
もしかしたらいい感じかも??
と思い、
喜び勇んで仕掛けを投げたけど...
                    
オキアミは真っ白になって
戻ってくるから、割と水温が低いみたいです。
オキアミはそれから3回投げたけど、
泣かず飛ばず。
                    
何の魚も餌を食わんねーーー
と、ウダウダ言いながら、
オキアミをやめて、ネリエ&コーンと
相性抜群の黄色の練り餌を
ねり消しくらいにやわらかくして
再トライ。
        
でも…
あんだけやわらかくした練り餌も
カチカチになって戻ってきます。
              
餌をローテーションしながら、
投げ続け、開始して1時間ちょい。
潮は少し速くなり、
足元で、小魚たちが賑やかに泳ぎ始めた頃、
ラインを張り気味にして様子を見ていたら…
ほんとに小さい違和感が竿先に発生
何かがきたかもーーー
と、釣り友さんに報告!!
      
本あたりがくるのを待っていたら...
チキチキっと食っていた餌を
思い切って食ったみたいで、
ペコンっと竿先が挨拶をした瞬間、
今やーー
と、一緒に竿先を見ていた釣り友さんが吠え、
わかっとるーー
と、いう返事と共に、
思いっきり合わせて、やり取り開始!
足元は敷石がボコボコ出ているため、
グルっと左にチヌを誘導して、取り込み。



いいとこにかかってるっ!



チヌは釣り友さんに
よろしくっと釣ったチヌを渡し、
私は引き続き、仕掛けをポーン。
               
釣り友さんがヒマ潰しに
チヌのサイズを測ったら
33cmくらいだったそうです。
             
33cmだったでーー
と、釣り友さんから聞いた直後に、
なーーんと、同じポイント、同じ仕掛けで
またまたチヌをかけた私。
    
またきたよーー
と、再びやり取り開始!
     
藻の間を縫って取り込もうとしたけど、
うっかりして藻にかかってしまって、
取り込みに難儀しました…。
藻と一緒に取り込んだから、
重かったことーー。



どちらのチヌも底付近で釣れました。
    
このチヌもしっかりと地獄にかかっていたので、
藻で重量が重たくなっていても安心でした。
              
2枚釣ったら、
また何もあたらなくなったので、
オキアミに付け替えて投げてみたけど、
これだけ小魚がいても、
オキアミはそのまんま戻ってきたりと、
どうやら魚たちの満腹中枢稼働中。
                   
潮が割と止まり気味になってきた中、
餌をローテして
ちょっと投げては回収していたら...
黄色の練り餌を付けて
ベタ底であたり発生です。
             
今度のチヌは、
なかなか食い込んでくれなく、
練り餌も比較的大き目なのを
使っていたので、やきもきせず、
誘いをかけながら辛抱強く
待っていたら、
ようやく食い込んでくれ、
嬉しい3枚目を追加。



針がかりを見たら、
危ない危ない!!
口皮一枚でした。



今回は、
藻に引っ掛からなくて良かったです。
ただ、この3枚目から続かず...。
             
多分、そのまま潮が低くなって
釣りにくくなるまで延々と頑張ったら、
あれでも、もしかしたらチヌが釣れそうな
気がしないでもなかったのですが、
そろそろ本命の渚で釣りたいねーー
と、いう話になり、
場所移動をすることになりました。
           
とりあえず、ポイントを探そうということで、
渚が磯で切れるところまで歩き、
その先にある磯もチェック。
磯の雰囲気もいい感じでした。
          
満潮からまだそんなに時間が
経過していなかったので、
お昼ご飯を食べてから竿を出そうと
釣り友さんが提案し、
漂流木を拾ってきて、椅子にし、
釣り友さんのふるまい、
渚でプチ寿司パーティー。
              
釣り友さんは、
それから磯で竿を出したりしていたけど、
私は渚で竿を出す予定で、
もう少し潮が引くまで待とうと思い、
お腹がいっぱいになって、
眠くなってきたので、
漂流木を枕にちょっとだけお昼寝。
          
そろそろ、だいぶ引いてきたかなーー
と、ゴソゴソ起きだし、予定通り、
渚で竿を出すことにしました。



色々とチェックしてみて、
砂浜ちょっと前に飛び出た
平べったい岩盤ゾーンがあり、
潮が右と左でぶつかっているような
ざわざわしている感じで、
何だか釣れそうな雰囲のポイントを発見。
            
正面は藻がズラーっと並んでいるので、
藻の先に仕掛けを投げ、仕掛けを投入。
            
しかしながら、何のあたりもなしー。
潮は、右に行ったり左に行ったりと
忙しそうだけど、オキアミも練り餌も
コーンも全く無反応。
           
後で釣り友さんに聞いたら、
悪いポイントじゃないって言っていたけど、
気分転換を兼ねて場所移動。
                 
渚を左に移動し、
またちょっと潮がどこかにあたって
戻されているのと
左側から流れている潮があたって、
波が高くなっているようなところがあり、
ここも何だかコマセが溜まりそうです。
よしっ、ここで投げてみよーー
と、潮が左から流れていたので、
ポイントのだいぶ左から流し、
投げたポイントが藻の先といういことで、
ラインが藻に乗らないように、
竿を立てて、速い潮と一緒に仕掛けと
一緒に歩いていきました。
            
そして、波がぶつかっている
ザワザワゾーンに到達したら、
仕掛けを止めて、しばし待つ...。
岩盤ゾーンと同じく、何事もなし。
まぁ、まだまだ1投目。
                
でも、砂浜をこうして歩くのは、
ある意味いいエクササイズ。
この日の目標1枚だったのに、
午前中に波止で3枚釣って
安心しているのもあって、
エクササイズ釣法を貫くことにしました。
      
そして、
仕掛けと一緒に歩いて3往復ほどした時...
波ザワザワゾーンで竿を立てて、
仕掛けを止めていたら...
きましたきました~、待ちに待ったあたり!
               
多分、コマセが溜まりだして
魚が寄ってきたのかもです。
  
まだまだ、前あたりじゃけん、
焦ってあわせたらいけんよーー
               
と、自分に言い聞かせ、
ドキドキしながら竿先を見ていて、
そして、いよいよ本あたりきたーー!
             
オーバーアクションで合わせて、
うまい具合に乗ったら、
今度は魚を誘導しながら左に歩いていき、
藻が少なくなってきたところまで
竿を立てたまま平行線で移動し、
藻の隙間を縫って、
安全にチヌをゲットです。



このチヌから
同じ仕掛けでパパっと釣れて、
続けざまに3枚釣りました。
          
餌は黄色の練り餌で、
ネリエ&コーン1号針は
全部飲まれていました。
              
それから、潮が逆向きになったので、
ザワザワゾーンのちょっと左先から
今度は逆向きに歩いて行きました。
             
でも、この時は、餌がそのまんま。
1時間くらい投げて歩いたと思ますが...。
潮の向きは
ちょいちょい変わったけど、
オキアミも練り餌も食いません。
        
遠投だと、
潮がもはや本流の激流のため、
ラインが足らなくなるので流せません。
             
時間はあっという間に16時になり、
あと30分くらいしたら納竿。
全く食わないので、やけっぱちで
オキアミと練り餌をミックスして投げてみたら…
            
なーーんと、
ガツンと思いっきり食ってきました!
さっすが、グルメチヌ。 
           
この付け餌、
オキアミの水分で
割と餌が外れやすいけど、
潮が引きまくって、ポイントが近く、
あまり投げなくて良かったため、 
仕掛けが外れなかったみたいです。
              
もしかしたら、
活性が上がったからかも?
と思い、試しに次は練り餌で
流してみたら反応なし。
オキアミだけも然り。
         
また、ミックスを付けて
流してみたら、
これが気持よくあたります。
           
結局、その後、2枚追加しました
ミックス付け餌で。
しかも、ラストの1枚は本日一番のチヌ。
    



納竿して見学していた
釣り友さんが測ってくれたら、
45cmあったそうです。
渚だからよく引きました。
         
なんとなんと、
この日の釣果はツヌケの10枚でした。


    
宮島沖の筏で釣れたチヌはお尻が赤かったけど、
周防大島界隈のチヌたちは
まだお尻が赤くなく、痩せていました。
          
まだのっこみまでは
ちょっと日にちがかかりそうです。
             
連絡船乗り場が近いので、
ささっと片づけて、乗り場の階段に座って
まったり・・・。
        
島の住人の方々とお喋りをしながら
船を待っていました。
     
船から降りる時に船長さんに、
また来てくださいねー
と言われたり、島にいる間中、
島の方々がいい人過ぎて、
心に染みました。
        
連絡船の時間が、
大島発8時・12時・17時なので、
帰るのが12時だとちょっと時間的
に短いと思うので、
どうしても帰る時間は17時過ぎに
なってしまうため、
餌は多めに持って行った方がいいですね。
           
島には、民宿が1軒あったので、
民宿でのんびりってのも
いいような気がします。
    
今度は藻が切れる頃に
来てみたいですね、
笠佐島。




3月8日
大潮(大畠)
満潮:10時13分
干潮:16時17分
竿:シマノ アートレーター 0.4号
リール:シマノ ハイパーフォース
     (スプールはデスピナ)
道糸:シマノ ファイアーブラッド
    ハイパーリベルαナイロン
    ゼロサスペンド1.7号
ハリス:TORAY スーパーL EX 1.7号
針: 金龍針 ネリエ&コーン1号
チヌが釣れた時間
9時40分
9時50分
10時20分
14時30分
14時48分
14時55分
15時06分
15時58分
16時13分
16時22分








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