2017年9月21日木曜日

広島県廿日市市 木材港のチヌの釣り




 投稿者名 大野純子さん
 お住まい 広島県
 天候 晴れ
 日時 平成29年09月10日(日)
 釣り場 広島県 木材港護岸  
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 黒鯛
 使用したハリ 勝負ちぬネリエ&コーン



 近場の廿日市市の木材港に
釣友稲さん(稲田裕俊さん)と一緒に行って来ました。
    
周りは道路も広々とした商業施設が点在しているところですが、
釣り場へ行くには...こんな感じの超オフロードを走って行くようになります。



ほんの少し、ゴトゴト道を耐えたら、釣り場に到着ですよ。
干潮が6時くらいなので、到着した時は、まだ敷石が出ていて、
水汲みバケツで水を汲みあげるのも、難しいくらいなので、
まぁ、ゆっくり準備しようやぁと、お喋りしながらのんびり準備をしました。




前に1度、この釣り場は稲さんが試し釣りをしていて、水深もあまりなさそうだし、
そんなに遠投も必要なさそうなので、今回は濁りと具重視のコマセでトライです。
             
どれどれと、開始前にちょっとコマセを撒いてみたら、
まだ、水深1mくらいの激浅タイムだけど、早々に始めたくなって、
ハリスを短めにし、7時40分頃から釣り開始しました。
   
まず、使用した針は金龍針 ネリエ&コーン2号です。
http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=1130


狙うところは、橋脚近くの橋の下あたり。
橋の上からダラーっとかかっているネットがあるので、
仕掛けは横投げで橋の下に投げないと、ポイントにいかないので、
ちょっと難しいポイントのような気がします。
コマセも河原でやっていた石投げみたく、横投げで橋の下に投入です。
             
私の隣では稲さんが見ていて、2人でラインをジーーっとチェック。
見ていたら、前あたりはあるけど...何が気に食わないのか、
すぐに餌を離されてしまいます。
             
朝まずめから、食い渋られてちょっとゲンナリ…。
でも、あたりがあるのは、いつもよりはましと、稲さんも急いで
自分の仕掛けの準備をし、以前によく釣れたという稲さんポイントに投げてました。
                
練り餌の単色はあたりなし。オキアミもそのまま残ってくるし、
オキアミの頭をつけても全く反応なし。
練り餌ミックスはラインがちょっと動いたので、練り餌ミックスで勝負です。
食い渋っているので、ネリエ&コーンの1号に変更しました。



とりあえず、練り餌ミックスとオキアミを3:1くらいの割合でローテーションで
付け替えて投げていたら、
1ローテ後のオキアミでラインがスーっと伸び、離すなよーー
    
と見ていたら、ラインの伸びが速くなったので、速攻あわせました!!
でも...横に一目散に走って、チヌっぽくないなとは思ったけど、
釣れたのはマルタウグイでした。




稲さんが、この魚は猫も食わんって言われとるよって教えてくれたので、
そこそこのサイズだから持ち帰りたかったけど、
名残り惜しいながらもリリース。
さよなら、マルタウグイ。
            
チヌじゃなかったけど、それなりの大きさの魚が釣れたので、
テンションはピョーンと一気に上昇です。
           
とりあえず、あたりがあった練り餌の黄色と赤色をミックスしたものを投げて、
ノーガンでゆっくり落とし、着底したら、潮がほとんど動いていなかったので、
時々誘いをかけたりして、また投げなおしを繰り返し、
マルタウグイが釣れてから30分くらいした時...
                   
相変わらず仕掛けをちょっと触っては食わずと、食い渋りまくっていて、
3度目の誘いで食ってきました!
            
でも、この魚、重さはあるけど、全く元気がなく、巻けばズルズルと抵抗なく
引っ張られてきたので、もしかしたら海底のゴミが釣れたのかとも思ったけど...
ヌボーっと浮いてきた魚を見たら、チヌでした!!一応、生きています。
もしかしたら、唯一の釣果になるかもしれないので、慎重に慎重にタモ入れ。



釣れたチヌは、長らくこの木材港に居着いていた真っ黒チヌ様でした。



1号針はこんな感じで、口の端にバッチリかかっていました。



1枚釣れた安心感はかなりなもんです!!
   
ポイントは橋の下でした。
コマセは水深が浅いので、コマセはあまり固めず投げていたので、
誘いをかけてラインを張り気味にしていたため、こちらに仕掛けが寄ってくる
コース状に撒くような感じにしました。
     
1枚目の時もそうだったけど、ずっとノーガンでジワリジワリと落としていき
しばらく待って、誘いをかけてしばらく待ちましたが、たまにあたりがあっても
やはり前あたりですぐに離すか、餌はそのままでハリスがよれよれに噛まれて
戻ってきます。
         
ハリスはよく噛まれて、何だか餌を我慢してハリスを噛んで空腹に耐えるという
チヌたちのダイエット法なんかと思ったくらい。
               
回収した仕掛けは、こんな感じで、こんな感じでハリスがシワシワになっています。



れでも…1時間ネチネチと頑張ったら、2枚目がかかりました!!



今度のチヌは元気が良かったです。



体高もあり、ムチムチと太っていて、元気バンバンチヌって感じですよ。
このチヌもネリエ&コーン1号で釣れました。



そして...
もう誘いまくらんと、チヌが関心を示してくれんわ~と、とにかく底に着底したら、
そこから誘って誘っての繰り返し。
               
この頃から、潮位が上がって、敷石は水没したけど、今度は水の濁りが
ものすごいことになりました。
                  
元々、濁りはちょっとあったけど、これにプラスして、
ゴミも大量、ボラも大量って感じ…。
         
コマセを撒いたら、池の鯉みたく、ボラが大騒ぎして、浮きがもまれて、
大変なことに。
ボラゾーンを抜けてもぞもぞっとするあたりすらなくなってきたので、
練り餌を大きくし、ミックスの色を替え、上潮が滑っているので、
ラインコントロールを誘い代わりしながら
投げること30分くらい。
               
もぞもぞ着底前の中層くらいであたりがまた発生し、様子見。
このチヌは誘い2回目にして食ってきました!!
このチヌも、元気元気~~。



ほんと、この日は食ってくれるまで長い道のりでした~~。
その後、3投目にして、ミニキビレが釣れました。
このキビレが一気に食って、猛ダッシュで走るという
一番気持ちのいいかかり方でした。



ただ....
このチヌから、濁りはもっとひどくなり、
そういえば、ここ最近雨が降ったな...と思った次第。
               
川からの水も流れ込んでくるので、濁りは結構ひどかったです。
隣で釣っていた稲さんは、こりゃ最悪じゃと、橋の向こう側に場所移動し、
そこで頑張って釣ることにして私の隣から消えていきました。
                  
でも、移動先からは、ぶつくさ独り言が聞こえてくるだけで、1時間くらいしたら、
まったくあたらんって帰還してきました。
      
橋の向こう側もずっとあたりがなかったそうです。
私も稲さんが移動してからも全くあたりがなく、話し相手が戻って来て、一安心。
話し相手はできたものの、ほんま食わんね...っていう会話ばっかりでしたが…。

もう12時を回りつつあったので、
今回持参したコマセは少な目だったというのもあり、私はそろそろ納竿準備。
                  
稲さんは、絶対に釣りたいから、もう少し付き合ってよ~と、
まだまだ頑張りモード全開。
    
私もとりあえず、コマセがまだ効いているかもしれないので、付け餌だけ付けて、
置き竿をし、道具を洗っていました。
                  
この頃、上潮がもっとすべっていたので、浮きが先行するため、
口なまりにがん玉を付けたのが功を奏し、稲さんが底であたりを感知。
             
ようやくあたりがきたよ~と、緊張しながら稲さんがアナウンス。
稲さんの時も、前あたりが長く、なかなか食わなかったみたいだけど、
ようやく食ってきたみたいです。
もう、めっちゃ嬉しそうにやり取りしてました。
しかも、稲さんのチヌもものすごくパワフル。



そして、貴重なチヌを慎重に慎重にタモ入れをし、見事チヌをゲットです。



めっちゃいい型ですね!!
           
いやーーー、粘り勝ちじゃね~と、盛り上がりながら後片付けをしました。
稲さんは、今日は浮きを替え、浮きに張っていたバランサーを外したり、
今回釣れたチヌの時は、上潮がすべっていたので、浮きが先行しないように、
口なまりを打って、投げたらそれが正解だったみたいです。
             
今回、走るあたりはミニキビレ以外にはちっともなかったけど、
久々に午前中だけで4枚も釣れて、ほんと良い釣行となりました。
   
どのチヌも良型です。



最近は、あたりがほとんどない日っもあったりしたので、
もぞもぞのあたりがあるから、ずっと集中できて頑張れた気がします。
                        
いつも釣ったチヌは持ち帰って食べるので、今回2人で釣ったチヌ4枚全てを締めて、
お腹のチェックをしたら、まず海水が濁る前に釣れたチヌ2枚は
麦をたくさん食べていました。
             
海水が濁り始めてから、釣れたチヌ2枚の胃袋は なんと空っぽ。
あんだけ撒いたコマセをなーーんも食べていませんでした。
同じポイントでも、状況で、チヌの食い気も全く違ってくるんですね。
いい勉強になりました。


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