2012年12月31日月曜日

鹿児島県 肝属市肝付町の地磯のグレ





 投稿者名 新増初生さん
 お住まい 鹿児島県 霧島市
 天候 風北西強い
 日時 平成24年1225(月)
 釣り場 鹿児島県 肝属市肝付町
 釣り方 ウキフカセ釣り
 魚種 グレ
 使用したハリ 凄腕グレ4~6号




平成24年12月23日、
私が所属する釣りクラブの「忘年クロ釣り大会」は
大時化で来週に延期に成りました。
でも釣りに行きたいスイッチが入ってしまって
収まりがつかない私は、
12月25日、
鹿児島県肝属市肝付町の地磯に単独で行きました。
今日も季節風が強いです。ウキを浮かべていたのでは
強い横風にあっという間に流されるので、
ウキごと仕掛けを沈める全層釣法をします。


針はキンリューの製品
で柴原 啓二名人監修の
全層釣法にぴったりの
「凄腕グレ」を使います。











御蔭様で、グレ(クロ)の48㌢から
(釣った時は50㌢有ったと思います)
針を飲み込んで傷ついた25㌢までの17尾が釣れて
とても楽しかったです。






































写真はその一部です。今日はクリスマスです。
キンリューの釣り針「凄腕グレ」で、
ハッピーホリデーでごわす!

2012年12月29日土曜日

「凄腕グレ」の見事なハリ掛かりをレポート






柴原さんが理想とされるハリ掛かりの
写真を 送っていただきました!!


静岡県 西伊豆 井田七島のメジナ釣り


 投稿者名 沖島貴春さん
 お住まい 静岡県 富士市
 天候 雨 風強し
 日時 平成24年12月22(土)
 釣り場 静岡県 西伊豆 井田七島 3ノ島
 釣り方 船フカセ釣り
 魚種 真鯛 他
 使用したハリ 勝負チヌSS 3号  勝負チヌヒネリ 3

平成24年12月22日(土) 静岡県 西伊豆 井田七島へ釣行に行きました。

当日午前7時00分 雨風の中での出船となりました。

今回、渡った島は3ノ島と呼ぶ小さな磯ですが
先日良い釣果が出ているそうで期待が持てます。

まずは足元にコマセを撒いてみると餌取りがほとんど見えません。
何投か仕掛けを入れても付け餌も残ってきます。
普段なら付け餌が取られるどころか足元が一面餌取りだらけになるはずが
今回は状況が違います。そこで、足元の磯際周りを丹念に探ることに 
しかしまったく反応なし 


そのうち餌取りが現れいつも通り一面餌取りだらけになってしまい
なかなか本命には出会えず また、追い討ちをかけるかのように
雨風が強くなってきました。

ポイントを磯際から少し遠投しハリをグレ(メジナ)4号から勝負グレ3号の小針に
変更し根回りを探っていくと穂先にもたれ掛かるようなアタリが出た。


やり取りをすると心地よいめじなの引きでますは本命に出会えました。

引き続き根周りを探って本命のメジナ30~47.5センチを3尾釣ることが
できましたが、午後からうねりが出始め午後1時30分ごろやむなく撤収・・・。 

今回もまた撤収となってしまったが安全第一です。

これからがメジナ・シーズンまた、釣果報告いたします。
 

大分県・米水津(カイドク)のクロ釣り





 投稿者名 山崎聖二さん
 お住まい 福岡県北九州市
 天候 晴れだけど爆風!
 日時 平成24年1223(月)
 釣り場 大分県・米水津(カイドク)の磯
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 クチブト(最大42センチ、5枚)
 使用したハリ 凄腕グレ 5~6号  道糸1.7号、ハリス1.5号 

この冬一番の寒波襲来直前に、大分県南へ釣り納めに行ってきました。
が、立っているのが辛いほどの爆風! 
まさに修行!! 
で、この 修行で得られるものはまぁ「辛抱がよくなる」ぐらいかな・・・・  

周辺はこの時期の風にはめっぽう強く、
そうそう時化ることはない のですが、
いくら波がなくても風速15メートルは勘弁して欲しかったです。
手持ちの引き出しは全部開けてみたのですが、
残念ながら使えるや つはありませんでした。
いや、
もしかしたら
開けた瞬間に
風で飛ばされたかな?
ハイシーズンの
大分県南の
当番瀬で五枚。









道具も場所もいいんだけど、天候と腕がほら・・・・あれっ?
次回にご期待ください!




静岡県南伊豆妻良「離岸堤(北側)」のメジナ釣り大会






 投稿者名 鈴木勝也さん
 お住まい 埼玉県上尾市
 天候 晴れ 南西風が強い。
 日時 平成24年12月16日(日)
 釣り場 静岡県 南伊豆 妻良「離岸堤(北側)」
 釣り方 ウキふかせ釣り
 魚種 メジナ 44cm・40cm・38cm・28cm
(全体では40cmオーバーが5尾)
 使用したハリ グレ(メジナ)7号・勝負グレ 4号・5号



12月16日、
私が所属するウキ工房・関東支部の年末釣行が南伊豆の妻良にて行われました。
今回の釣行は同時に、来年4月に石川県能登半島にて行われる
「ウキ工房ファイナルカップ」への出場権をかけた支部予選となっており
参加者全員気合が入っている様子。




当初、
妻良の沖磯にて
行う予定でしたが、
前日からの強風とウネリで
少人数しか磯に
上がれないとのこと。
そのため、
みんな平等な「離岸堤」にて
予選会を行うことになりました。







妻良港は、大きなワンド状の入江の奥にある港で、そのワンド状の
地形の中にもいくつかの磯があります。もちろん、沖に出れば
多くの磯があるが今回は残念ながら入江の出口に二本あるうちの北側の
離岸堤がステージとなりました。

この予選会は、メジナ2匹の合計長寸にて競い上位1名のみが決勝大会への
出場枠が与えられるものです。そのため、参加者全員が平等になるように
時間ごとに釣り座のローテーションを行いながらの釣りとなります。
しかし、渡礁と釣り座決定順を決めるじゃんけんを行ったのですが、
私は勝つ事が出来ず何も選ぶ事が出来ない最後の順番になってしまいました・・・。
この時点では、これから起こる「ミラクル?」は予想さえできませんでした。

私達がいつもお世話人っている五兵衛丸は北側の離岸堤へ向かい、
始めに接岸したのは南側の先端部。
そこに順番の若い順に参加者の半数を降ろし、ビリの私を含めた残った
半数を北側の先端部に上がりました。

優先権のある人から思い思いの釣り座を選び、釣りを開始。
私は、なぜかテトラ際・・・。
テトラの際で良型のメジナが釣れそうなポイントだったため、
ハリスの回り込みを防ぐHラインの入った「グレ(メジナ)ブロンズ 7号」を
セッティングして釣りを開始。
良いポイントだと思ったのですが、水深も浅くテトラから跳ね返ったウネリの
影響で釣りにくい。メジナの活性も低い様子だったのでハリのサイズを落としたり、
様々な仕掛けで狙ったが掛かってくるのはベラやスズメダイなどのエサ取りだけ。
周りのメンバーも頑張ってはいるが、誰も竿を曲げていない。
そのうちに場所替えの時間になり、今度は堤防の角に位置する場所になった。

少しすると、離岸堤の南側で釣りをしていたクラブの仲間「矢島氏」が
こちらの様子を見に来た。そして、場所交代直後の一投目で、


次に入った「北村氏」に
43cmのメジナを
釣られてしまったと言い、
ショックを隠しきれない様子で
落胆している。











その話を聞き、今回の予選を抜けるには・・・
① 北村氏より大きい「43cm以上のメジナを釣り上げること」
これが最低条件になり、さらに、北村氏が追釣した場合は・・・
② 更に、北村氏より大きい2匹目のメジナを釣り上げなくてはいけない。
もしくは、北村氏が2枚目のメジナを追釣できなかったとしても、
私は最低22cm以上のメジナを2枚釣り上げないと勝てないという、
条件ができてしまった。

仲間数人で数時間釣りをしても1枚もメジナが釣れ上がらない
この厳しい条件の中で、更に高いハードルができてしまったが、
これをクリアーしないとファイナルカップには出場できない。
そのためには、普段通りの釣りをしていたのでは無理だと判断し
「釣り方」と「狙い目」を変更した。

コマセが効いてきたのか?手前にエサ取りが見え始めたので、
手前にコマセを撒きつつ仕掛けを徐々に沖目へ投入しポイントを探ってゆくと・・・。
オキアミが残ってくるポイントを発見。
数回流すが魚の反応が無いため、今度はタナを深く1本半にして流してみると、
ウキがゆっくり海中に消し込んだ!
これは!!と思い寄せてくるが魚の引きがおかしい???
竿先を叩くような引きを見せて上がってきたのは、予想通りのアイゴ・・・。
しかし、アイゴは磯際や根に居着く魚。もしかして、沖に根が入っているのかな?

と思いつつ同じ場所へ仕掛けを投入すると、
ウキにアタリは出たがオキアミの頭だけ取られていた。
そのため、今度は短軸&軽量で食い込みが良い「勝負グレ 4号」に変更し、

付けエサもオキアミから
更に食いこみの良い
「特鮮むきエビ」を
指でちぎって
小さくしたものを
セットして再投入。
コマセも通常より多めに撒き、
コマセでも魚の活性を
上げるように演出した。








すると・・・同じ場所でウキがゆっくり海中へ消し込んだ!
ハリも小さく変更したので、スッポ抜けを防ぐために糸フケを取り竿先でアタリを
聞いてみるとハッキリ「グン、ギュギューン」と竿先を引き込んだ!!
竿を立てるようにして
大きく合わせを入れ、
強い引きをかわしながら
顔を見せたのは
大型のメジナ。
検寸してみると40cm。









これで、あと一枚のメジナを釣り上げれば逆転できるかも?
と思いながら仕掛けを同じポイントへ投げ入れると、再びアタリが・・・。
そして38cを追加。その次も28cmと連チャンでメジナがヒットする。
しかし、北村氏がもう一枚40cmオーバーを追釣した場合、
このサイズでは逆転不可能。さらに大きいサイズを狙わないといけない。
上がってくるメジナのほとんどが30cm後半から40cmを超える
サイズだったことと、更に大きいメジナを狙いたかったため、
ハリサイズをワンサイズ大きく「勝負グレ 5号」にして、
更にタナを1m浅くして仕掛けを更に沖目へ投げ入れると・・・
今度はウキが消し込むと同時に竿先をひったくるアタリがあり、
強烈に竿を閉め込み上がってきたのは44cmの口太メジナ。
これで完全なる逆転+アドバンテージも手に入れた。

ここで、場所交代の時間となったため、私も気になっていた
離岸堤の南側先端部の様子を見に行った。状況を聞いてみるが、
まだ北村氏の1枚しか釣れ上がっていない様子。



少し安心して北側に
戻ってみると、
変わって堤防の角に入った
高橋氏や
田中氏が
良型のメジナで竿を
曲げている。

私の相手は、
北村氏だけではなかった・・・









再び気を取りなおして釣りを再開すると、私だけではなく
今まで竿を曲げていた高橋氏や田中氏もアタリが無くなってしまったという?
明らかにおかしい状況。
そのため、狙いのタナを更に深く竿2本にセットして狙っていくと、
ジワジワとウキが海中に入っていった後、
更にスピードを増して海中に消し込んだ。
同時にラインも引きずり出されたので反射的に合わせを入れると、
先程のメジナとは明らかに違う引きで竿を根元からへし曲げる魚が掛った!
ドラグも引きずり出されるが、そのまま耐えながらリールを巻くと
海面には大きな白い魚影が・・・「あっ、大型のマダイだ!」
と自他ともに確認したその時、魚の重さが無くなり竿が天を仰いだ・・・。

仕掛けを見てみると、ハリは付いている。「抜けたんだ・・・」
さすがに、メジナの食い込みを考えて、軽量で細軸のハリのまま
太刀打ちできるサイズのマダイではなかったが、悔いは残る。
さすがに私の集中力もここで切れてしまい、
その後は休み休みの釣りとなってしまった。

再び竿を曲げ始めた高橋氏、
そして43cmの良型を釣り上げた田中氏の釣果にヒヤヒヤさせられたが、
港に戻り検量の結果、何とか優勝できファイナルカップへの出場権利を
勝ち取ることができました。
当日のタックル・仕掛けは下記の通りです。
ロッド・シマノ 極翔磯 1.5-53
リール・シマノ BB-XテクニウムMG2500D
ウキ・ウキ工房 デルタEX SSSサイズ(ピンク)00&0
・ウキ工房 デルタEX Sサイズ(オレンジ)B
・ウキ工房 グレキラー SSSサイズ(ピンク)3B
ライン・サンライン ビジブルマーキー 2号
ハリス・サンライン 松田SP競技ブラックストリーム 2号
ハリ・金龍 グレ(メジナ)ブロンズ 7号
金龍 勝負グレ 4号・5号
コマセ・マルキュー 爆寄せグレ×2袋 チヌパワーV9SP×2 
グレパワー遠投×1/2袋 オキアミ6kB
付けエサ・マルキュー 特鮮むきエビ くわせオキアミSP-L


<オマケ>
前日の15日、西伊豆の松崎にて竿を出しました。
午後から風が強くなるとの予報だったので、午前中のみ「立島」にて
釣りを行い、クロダイ42cmをキャッチしました。
磯に渡礁後、エサ取りも少なく魚全体が低活性で
ほとんど付けエサのオキアミが取られない状況が続きましたが、
沖の沈み根周りを攻め始めるとオキアミの頭だけ取られました。
そのため、釣り始めは勝負チヌ1号を使用していましたが、
ハリを勝負チヌ3号にサイズアップし、付けエサも大きめの特鮮むきエビを
指で半分にチギッタものをセットすると一発で食い込みフッキングしました。
特鮮むきエビは食いこみの良い大きめの剥き身なので、
クロダイのように付けエサをついばむ?かじる?ように食う魚に関しては
ハリを大き目(付けエサからハリ先がギリギリ出るぐらい)にしたほうが
掛りの良い感じがしました。

「魚の大きさ」「付けエサの種類・サイズ」「食い込みの良さ・悪さ」など、
状況による「ハリサイズの使い分け」と
「ハリの大きさ選択」によるタックルとの「トータルバランス」が重要なことを
再認識させられた二日間でした。


15日、松崎のクロダイ42cm

2012年12月19日水曜日

大分県臼杵市 津久見島の船釣り





 投稿者名 天険授受者さん
 お住まい 大分県 大分市
 天候 水温・潮・波等 曇りのち雨 18度 中潮 波1メートル
 日時 平成24年122(月)
 釣り場 大分県臼杵市 津久見島付近 中バエ
 釣り方 船フカセ釣り
 魚種 真鯛 他
 使用したハリ 勝負チヌSS 3号  勝負チヌヒネリ 3



久しぶりに、津久見島から出てる船で船フカセをしてきました。
フカセ釣りですので、潮通しの流れが速いと釣りにならないので
船長の判断で、朝一は浅場からチヌ釣りをしようと岸よりの場所に行ってみました。
しかし、前日釣れたらしいのですが
この日はさっぱりアタリもなく本命の真鯛ポイントに移動しました
移動して、アンカーをおろしたのですが以外にも潮の流れはほとんどなく
フカセ釣りには釣り易い流れでした。



仕掛けはそのままで、
道糸とハリスは1,2号を
使用して竿は磯竿1号です。













1投目から、いい感じで流れていると思いきや仕掛けの入りが早くなったので
底の潮でもつかんだのかなっと思っていると、そのまま速度が速くなり何かが食っていると
合わせを入れると、いい感じの重量感!




浮いてきたのは
46cmの
綺麗な真鯛♪














それから、しばらくして妙なアタリといいますか竿の2番くらいまで曲がって
何かがくわえて、そのまま動かない状態が・・・
合わせてみると、動かない?
根がかりしたのかと、思いきややっと反応が!
それからかなりの重量と引き、ハリスも細いので


慎重にやりとりで海面に浮いてきたのは7~8分後
姿がみえて、ちょっとがっかり・・・
なんとかなり大きいハゴイタでした。

サイズも船長から測ってもらい、59cmとこんなの初めて釣りました。

しばらくすると、針がよく取られるようになに船長や同行者の方には
フグが釣れる様になり船の上からですし、
この状態だと交わしようがないです。
1時間ほどすると、餌が残ってくるようになりフグを蹴散らすくらいの魚?
もしくは潮が少し変わったのかなっと思っていると、
ラインを張っていた竿先がスゥーっと
海面にもっていくアタリ!
合わせると、オープンベールのリールからバチバチと
ラインを持っていく元気のいい魚が!
これもかなりの重量感です。
船の上ですし道糸とハリスが細いのでゆっくりやり取り・・・
船の上を2週近くしながら上がってきたのは、かなり良型の真鯛!


なんと63cmのいいサイズが釣れました♪



いいところに針も
かかっていまして、
勝負ちぬの3号
でしたが
本当に頑丈な針です!










ハリスも1,2号でしたが切れる事なく上がってきました。

それから、しばらくすると潮がガンガン流れ出し納竿となりました。

おかげさまで、細いハリスでも無事にこんな真鯛を取る事ができまして
とても満足のいく釣行になりました!

千葉県 内房勝山 冬の浮島






 投稿者名 小山好明さん(TEAMウキ工房千葉支部)
 お住まい 千葉県袖ケ浦市
 天候 晴れ・中潮
 日時 平成24年12月02(日)
 釣り場 千葉県内房勝山 浮島
 釣り方 フカセ
 魚種 黒鯛
 使用したハリ 勝負ちぬ1号





12月2日にチームウキ工房千葉支部の例会に参加して来ました。
この日の朝は今期初の0℃と、とても寒い朝となりました。
自分は抽選により浮島本島のタカスカポイントに入ります。






この ポイントは
春には黒鯛が
多く釣れる
ポイントとして
とても有名です。
今回の規定は
メジナ又は
黒鯛1匹の長寸
で競います。



















黒鯛を狙うために当然掛かりの良い勝負ちぬ1号を結び釣りを開始。
餌取りが多く13:00の終了まで日が当らないとても寒く苦労の釣りとなりました。








ここは竿1本先に溝があり、
そこの際を丹念に攻め続けると








ウキがゆっくり沈み
合わせると
黒鯛特有の引き。








何とか苦労の末1匹を釣る事が出来ました。




掛けた瞬間の安心感はやっぱり「金龍針」が一番です。

使用タックル

竿   がまかつ マスタリー競技1.25-515

リール ダイワ  トーナメントISO-Z2500LBD
ウキ  ウキ工房 おかだどんぐりPRO R 0

ハリス ゴーセン フロロファイターGⅡ 1.5号

針   金龍針  勝負ちぬ1号

徳島県鳴門市ウチノ海 堂浦釣行レポート





 投稿者名 金龍鉤製造部 永倉
 お住まい 兵庫県神戸市
 天候 曇り時々 長潮 満潮05:19  15:46  干潮09:33  23:13
 日時 20121123(金)
 釣り場 徳島県鳴門市堂浦の筏  渡船:細川渡船さん
 釣り方 筏かかり釣り 他
 魚種 アジ サヨリ 他
 使用したハリ 手作りサビキ 丸セイゴ・三越うなぎ・カレイ専用 他


 皆様こんにちは。金龍針製造部の永倉と申します。
今回、営業部佐藤氏と共に徳島県鳴門市堂浦の筏へ釣行して来ました。

 朝4時に合流し、阪神高速から神戸淡路鳴門自動車道を走行。
鳴門海峡大橋付近で佐藤氏が「ここで風が強いと嫌な予感…」と言われました。
堂浦は初めて、実は筏に乗るのも初めての私に不安要素が溜まっていきます…。
鳴門インターで降り、いつもお世話になっている釣具店にて餌を購入。ついでに
近くのコンビニで食料も調達し、いざ細川渡船乗船場所へ。到着すると、
他のお客さんが準備をしている最中でした。我々も用意を済ませ、乗船。
1番船に乗ることができ、潮がよく通る筏に降ろしていただきました。
この時点で7時前、さてこれから釣りが始まります。

 今回は、サヨリとカレイ、おまけでヒラメが来ないかと欲張り作戦を実施。
佐藤氏は色々なタイプの試作仕掛けを用意されて、特に対象魚種は決めていません
がおいしい奴が狙いだそうです(笑)私も各釣り方には自作仕掛けと市販仕掛けを
用意。まずはカレイ狙いで投げ釣りのセッティングをして潮下に流れるように投入。
ちなみに筏は貸切でしたので3本出しました。
こちらの餌は青虫(アオイソメ)です。仕掛けは金龍針投げ釣り仕掛け(旧製品)
のアレンジバージョン。三越うなぎ1113号、カレイ1113号、
丸セイゴ1113号を3本針仕掛けの各所にセッティングした
オリジナルバージョンです。(申し訳ありませんが販売予定ありません…)


投げのカレイ釣りでは比較的小さいと思われる各11号の針でも、
Hラインのおかげでフロロ5号・ホンテロン5号のハリスもしっかり結べますので
抜ける心配が無く、安心して投入できます。



 船長から筏周りだけでなく
広く探れとアドバイスを
いただいたので、
遠・中・近と
投げ分けます。
カレイ用の集魚材を
用意し、それをダンゴに
して足元に
落とし潮下に届くように
位置を
とりました。







潮が流れるといっても、ここでは激流にはならないのでコンパクトロッド
で十分です。
オモリは10号前後で大丈夫です。
探っているとたまにシモリがあり、
そこに仕掛けを止めるイメージです。

するとカレイでは無く、ガシラが釣れました。



 佐藤氏も同じく潮下に仕掛けを流します。こちらは投げ釣りでは無く、
丸型オモリを使用したぶっ込み釣りスタイル。
ハリスを1ヒロ以上と長めにとり、潮流を利用し餌が底でフワフワと
浮くイメージです。針はもちろん、山本太郎大先生に完全監修して
いただいた勝負ちぬ 筏かかり釣り専用 です。



1~3号を餌によって
使い分けます。
餌は、青虫
(1匹掛け・房掛け)
シラサエビ・アサリ
(カワハギ狙い)
オキアミ・
サシアミです。









青虫を使用したときに小さいアタリが出て、キスが釣れました。
フグではなく一安心。佐藤氏のはポツポツとアタリがあるのですが、
あまり針に掛かってくれません。キスではなくこれはと思える
アタリはマハゼでした。良い引きを見せてくれたのがチャリコ。
「鳴門のタイじゃ~」美しい魚体でした。

イセアマ1号や袖針4号まで落とされたようですが、結局エサを
かじってくる犯人を全て捕まえることはできませんでした。
何が突付いてくるのか?カワハギ?こんなときは何をしてもダメです。
こういう場面で皆様はどうされているのでしょうか?

私のカレイ狙いの置き竿に大きいアタリが出て、
上げてみるとイソベラ…。所謂、ササノハベラという魚です。
よく紀州釣りをしていると撒き餌にすぐ反応して釣れてくるのですが、
この魚がいる時は必ず周りに根があります。カレイ釣りでは悪くない
と判断し、引き続き釣り続けます。
「釣れませんね~」危ない空気が漂ってきたのが10時ごろ。
開始からもう3時間経ったころに、突然潮の向きが変わりました。
放ったらかしにしてたサビキの置き竿にアタリが出て
20cm程のアジが来ました。
丁度干潮を過ぎたころに潮が変わり、群れが回遊してきたようです。
それからは立て続けにアジが釣れ、入れ食い状態に。佐藤氏も参戦し、
アジをコンスタントに上げていかれます。
このお祭り騒ぎを聞きつけたのか、水面付近に堂浦名物のサヨリ登場。
ウルメイワシとマイワシもいるようです。

私はサヨリを釣りたかったので狙いをシフト、撒き餌を効かせ群れを
足止めし釣っていきます。修行不足の私はなかなかアワセが決まらず
空振りとポロリの連発…。効率よく誰でも釣れるようには
どう工夫すれば良いか?研究課題がまた増えました。

こちらは完全不発の
ヒラメ用。
釣れたウルメイワシと、
生かしておいたハゼを餌に
飲ませ釣りをしますが、
一度だけウルメイワシが
半分食いちぎられて
いただけで
音沙汰なく沈黙。

もしヒットしても竿が
飛んでいかないように
ドラグは
緩めておきました。













結局、16時の最終まで粘ってこの釣果。

帰港し他の方の釣果を見てみると十人十色。
カセに上がった方はサヨリ2匹だけなど、場所により苦戦された人も
いれば私たちのように少ないながらも効率よく釣った人もいました。
中でも目立ったのが、常連さんが上げられていたマコガレイ。
35cm以上はある大型です。
チヌ狙いで生ミックに喰ってきたそうです。こんなこともあるんですね。









ここでは色んな魚種が狙えますし、のんびり釣りができます。
私は初めての筏釣りでしたがまた来たいと思いました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
皆様からの釣果情報お待ちしております。


カレイ用
竿:コンパクトロッド10~20号負荷 1.8~2.4m
リール:スピニングリール 2500番
道糸:ナイロン 3号 (黄色やピンクなど目立つ色)
(力糸として、先にナイロン5号を1ヒロ付けました)
オモリ:天ビン・10号
針:金龍針 丸セイゴ・三越うなぎ・カレイ専用 11~13号

サヨリ用
竿:振り出し式のべ竿 49-53 2WAY
道糸:ナイロン1号 (黄色 視認性の良いもの)
仕掛け:自作ウキ釣り仕掛け
針:金龍針 イセアマ1号・袖4号・植毛袖4号を枝針に使用
ハリス:フロロカーボン0.8号 ハリス止めと接続

サビキ用
竿:カワハギ用船竿 10号負荷1.8m
リール:両軸リール(ギア比の高いもの)
道糸:ナイロン2号
仕掛け:金龍針 手作りハゲ皮ヨリ糸サビキ4~6号
下カゴ式

ヒラメ(飲ませ)用
竿:シーバスロッド8.6ft
リール:スピニングリール3000番
糸:ナイロン5号
仕掛け:自作孫針仕掛け チヌ針・カン付チヌ針6~8号
ハリス:フロロカーボン5号
オモリ:10号