2015年9月24日木曜日

東京湾「湾フグ(ショウサイフグ)」の釣行レポート






 投稿者名 鈴木勝也さん
 お住まい 埼玉県
 天候 曇り時々晴れ
 日時 2015年9月16日
 釣り場 千葉県 大貫沖
 釣り方 船釣り カットウ釣り
 魚種 ショウサイフグ 28~48cm
 使用したハリ 丸海津 金 11号


         
                       
以前から興味があった船からの「フグ釣り」
                  
普段、私が足を運ぶ磯釣りや渚釣りにおいては、
面倒なエサ取りとして天敵となる「フグ」ですが、
種類によっては高級食材として美味で有名です。
特に「トラフグ」は言わずと知れた高級魚。
                    
そんな高級食材のフグの中でも、船釣りで手軽に狙えるのが
「ショウサイフグ」で、東京湾を始め千葉の外房や茨城地区などでも
人気のターゲットになっています。
                
           
             
そんな、東京湾で狙うショウサイフグ釣り、
通称「湾フグ」に足を運んだのは9月16日。
                    
東京湾での釣りと言う事で、船宿へ行くのも車で約一時間と
時間がかからず近いのが嬉しい。
                       
           
今回、お世話になったのは浦安にある「吉久」さん。
                   
出船時間の一時間前に宿に到着すると、
今、シーズンを迎えている「ショウサイフグ」「タチウオ」「アジ」などを
狙う船釣りファンで賑わっていました。
               
受付を済ませてから釣りの準備を終えて、船に乗り込みます。
船は、定刻通り朝7時に出船し、航程1時間程度で
大貫沖のポイントに到着しました。
 
 
            
 
 
           
                
湾フグの仕掛けは
「カットウ仕掛け」と
言われる中通しオモリ10号を
使用した仕掛けの上に、
食わせ仕掛け」と言われる
2~3本の枝バリを出した
仕掛けをセットする
二段仕掛けが基本。
 
 
 
 
 
 
 
                
場所や状況により、カットウ仕掛けだけにしたり食わせ
仕掛けだけにしたりという調整もできるスグレモノ仕掛けです。
          
 

         
釣行することになったのが休みの直前だったため、カットウ仕掛けは
市販の仕掛けを購入しましたが、釣れているフグのサイズも
小型が中心で食わせ仕掛けへ掛かってくることが予想されたため、
金龍鉤「丸海津11号(金)
サンライン「ベーシック船ハリス3号・4号」を使用して
2本バリの食わせ仕掛けを自作して持参しました。
 
 
 
     
そして、私が大好きな「勝負チヌ渚」で作った替えバリも作成。
               
              
メインのカットウ仕掛けに付けるくわせエサは「アルゼンチン赤エビ」という
エビの剥き身を付けるのですが、くわせバリには
そのアルゼンチン赤エビの剥き身を3等分ぐらいに
小さく切って付けるのがセオリー。
                                   
しかし、磯釣り師の私は、食わせエサとして
マルキュー「くわせオキアミSP」と「特選むきエビ」も持参しました。
        
             
             
「水深約10m、どうぞ、やってみてください」
との船長からの合図で仕掛けを投入。
             
開始早々から数回アタリがあるものの、なかなかハリに掛からないフグに
手を焼きながらも、なんとか本命のショウサイフグをキャッチ。
 
     
  
 
                 
ファーストヒットは、
金龍「丸海津11号」
で自作した
食わせ仕掛けに
食ってきたので
「してヤッタリ!」(笑)
                         
            
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
    
その後も、食わせ仕掛けへのHITを中心にカットウ仕掛けにも掛かり始め、
コンスタントにショウサイフグをキャッチしていくなか、
突然!強い引きが!!
   
     
慎重にやり取りして上ってきたのは良型のカワハギ。
 
   
その後も、
大型のアジ・サバなども食わせ仕掛けに食ってきた。
                 
           
食わせ仕掛けに、オキアミやむきエビを付けているからか?
美味しい外道が釣れ上がるのも、この釣りの魅力かもしれない。
            
 
 
同行した釣友には巨大なマゴチ、
他のお客さんにはカサゴやマダコなども釣れ上がっていた。

 

ここで驚いたのは、金龍鉤「丸海津」の強度。

通常、市販の仕掛けでは
丸海津13号を使用している仕掛けがほとんどでしたが、
あえて2サイズ小さい11号を選択して仕掛けを作成したので、
正直「ハリ曲がり」や「ハリ折れ」があるのではないか?
という多少の不安がありました・・・。
                   
ここでいう「曲がり・折れ」という不安は、大型のカワハギやサバなどの
外道が掛かったり、フグがバタバタと釣れている状況で 次を急ぎハリを
ペンチで外す際や、大型のショウサイフグにハリを飲まれ気味の際に強引に
ペンチでハリを口から引き出し外すという作業をするので、その際、
「曲がり・折れ」などがあると食わせ仕掛けのハリを交換しなくては
ならなくなり、時間のロスになるのと同時に釣果の数にも
影響してくるからです。
            
しかし、そんな不安をよそに「曲がり・折れ」ということもなく、
もちろんハリ先のダメージも無く、細軸のハリでも安心して使える事が
実証されました。
          
また、先にも書きました「勝負チヌ渚」で作った替えバリも使用した結果、
オキアミなどのセットも簡単で小型~中型のフグには掛かりが良く使いやすい
のですが、軸が短いことから大型のフグにはハリを飲み込まれる事が多く
枝バリの交換頻度が高くなるため、低活性時のくわせバリに使用するのは
良いと思いますが、水温が高い時期だと残念ながら却下・・・
                  
             
     

しかし、丸海津のハリの先端部分を「勝負チヌ渚」のように多少ネムリを入れ、
剥き身やオキアミなどのくわせエサをきちんとホールドできるように軸にケンを
付けたハリ。勝手にネーミングすると「湾フグくわせスペシャル」なるハリが
できれば、湾フグ釣りファンのお客様には喜ばれるのでは?
ということも思ったため、ここで金龍さんに制作を検討して頂くことを
同時にお願いしたい(笑)
             
         
              
話がズレてしまいましたが、結果、釣れない時間帯もありましたが、
船長や釣友のアドバイスのお陰で釣果を重ねる事ができ、
       
約30匹のフグに
美味しい他魚も混じり
クーラー満タンになる
フグと魚を
キャッチすることが
できました。
            
           

 
 
 
 
 
 
 
 
       
 
フグの内臓や皮、ヒレには毒があるので、
船宿に戻ってから専門の免許を持った調理人の方にフグを捌いて頂き、
綺麗な身だけを持ち帰るのがルール。その分、帰宅してから簡単に
安心して調理ができて美味しく頂けるのも、
このフグ釣りの魅力でもあります。
          
           

美味しいフグを
「お刺身」や
「唐揚げ」
「塩焼き」で・・・と、
フルコースでたらふく
食べてしまったので、
私のお腹も今まで以上に
「フグ」のように
なってしまったのは
想像がつくでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                     
しかし、今回の釣行だけでは、磯釣りの天敵「フグ」の習性が
理解できなかったので、また時期を見て釣行したいと思っています(笑)
          
            
                                    
釣っても面白く、食べても美味しい、しかも多彩な美味しい外道も
釣れる「フグ釣り」はオススメです!!

是非、金龍の「丸海津」で食わせ仕掛けを作成して
釣行してみてください♪波もなく湖のような海ですが、釣り座は水の中・・・(;o;)


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