2018年4月11日水曜日

広島県 阿多田島の磯 チヌのフカセ釣り






 投稿者名 大野純子さん
 お住まい 広島県
 天候 晴れ
 日時 平成30年4月1日(日)
 釣り場 広島県 阿多田島の磯
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 黒鯛
 使用したハリ 勝負ちぬネリエ&コーン 1号 

釣友、稲田裕俊さん(以下、稲さん)と、宮島の磯に行くことになりました。
詳しい人の情報ではまだ宮島の磯の釣果はすこぶる悪いらしいけど...
まぁ、あれでも外道で何か釣れるかもしれんし...
という、とにかく何か生命のあたりがあれば喜んで~
っていうくらいの軽い気持ちで行くことにしました。
                                 
今回利用させて頂いた渡船は、
大竹の小方港から出港している平内渡船さんです。
出航は2便の7時なので、朝はのんびりめの出航です。
平内渡船は、1便で出航しているため、
とりあえず、戻ってきたらすぐに出航っぽいので、
6時30分くらいから荷物を運んで時間つぶし。
出航はぴったり7時出航でした。


当初は宮島の磯の予定だったけど...
船長さんが、宮島の磯は何かの大会でいいところは人が上がっているだろうから、
阿多田島に行こうと、阿多田島に向かうことになりました。
                                                        
稲さんが、船長の隣でずっと情報収集していたんだけど、
一度、暗い顔をして私のところに戻って来て、宮島も阿多田も釣れてないらしーよー、
釣れても1枚くらいだってという、何だか1日中暇になりそうな情報を伝えにきました…。
まぁ、どっちも渋いなら、宮島でも阿多田島でもどっちでもいいや...と思った次第です。
                                                               
まずは、他に乗っていた2人組のフカセ釣り師さんたちが
阿多田島のひな段という磯に上がり、私らは  そこからちょっと先の
長浦という磯に上がりました。
                                                   
阿多田島の磯は上がったことがないので、私的にはどこも新鮮な感じです。
稲さんは、この釣り場には今までに4回来たことがあるらしく、
足場が良いとこはここじゃけーオススメよと、
船から降りたところオススメしてくれたので、じゃあ、私はここがいいかね~
てことになり、私は船から降りたとこで釣ることにしました。
荷物を運ばなくて良かったのでめっちゃ楽!!
稲さんは、私の右側でちょっと高いところ登っていきました。
               


船長がいわれるには、ここはすり鉢状になっているため、
水深は深めなんだとか。
                                  
10時くらいが満潮のはずなのに何だか藻ばっかり見えて、
私的には浅場に見えるけど、遠投せんといけんのかな??
後で撮った写真だけど、とりあえずこんな感じでスタートです。
       


早速、仕掛けの準備。竿は0.4号、ハリスは1.2号、
針は金龍針ネリエ&コーン1号を使用しました。

http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=1130
 
 
    
 
 
潮がゆっくりと右から左に流れているので、
とりあえず、稲さんの方向に投げて流すことにしました。

やっぱり、浅く見えるので、ノーガンです。
正面にボコボコ岩があり、水中にもシモリが海面から透けて見えるので、
万が一魚がかかったらどうやって取り込もうかな...と
何だかんだいいながらも
ポジティブに釣れた時の心配をしている釣り始めでした(笑)

まずはオキアミを投げてみたら、1度もつつかれることなく
真っ白になってオキアミ御帰還。
水温低い~~!!
                          
何だか、いつもな感じになりそう...気分はちょっと下がり気味。
でも、練りまくった練り餌を付けて何投かしたら、
突然、バーーっと仕掛けが走り、一瞬でシモリか藻へGOされました。
                  
ちょっとラインを緩めて待って、抜こうと思うも、うまい具合にいかず、
結局、ブチっとハリス切れ...。

あの走りっぷりって、右側の沖にある海上釣り堀の脱走真鯛??
阿多田島で釣りをすると、養殖カラーの真鯛が釣れるし。
そして、気を取り直して投げていたら、
今度は待ってましたのゆっくりと沖に出ていく潮になったので、
稲さんがいるとこと、私のゴツゴツゾーンの間の
何もないところから仕掛けをゆっくりと流していっていたら...

また、ドーンとあたりがきて、またラインが走り、
今度は藻に逃がさんけんねと、竿を立てて粘る勢いだったけど...

落ち着いて沖で弱らせたら良かったのに、ゴリ巻きで手前に巻いてしまったため、
シモリに張りつかれてしまいました。
そして、あっけなくぶちっとハリス切れ。
かなりハリスが短くなってしまったので、ハリス交換をしたけど、
思い切ってここいらでは使ったことがない1.75号の太いハリスにしました。
                           
私がバタバタしている間、稲さんはメバルを釣ったりとその日のおかずを確保。
9時前くらいには、何だか底にベッタリと張りついた魚とやり取り。
 
 
 


何だか、かなり力があるらしく、
藻があるわけでもないのに、上がらないみたいです。
相当、でかいんじゃないん~
って見ている私が手に汗をにぎにぎ状態。
そして、見事釣れた魚はなんとなんとのでっかいアイナメ。

 
 
 
 
このアイナメでこの日の釣行の元が取れたんじゃないんーーと、大騒ぎ。
ほんと、羨まし過ぎます、どでかアイナメ。
間違いなく、刺身コースですね。
                                 
アイナメを見ると、朝の2バラシの残念無念がむくむくと思いだされ、
胃がむくむくしてきました…。

それから潮は右から左に割と速い速度で流れていき、右沖に投げて、
左に流していくんだけど、間に岩があるから、岩をはさんで流していく感じ。
流すと、すぐに左側にある大岩があるので、
その大岩まで流れたら仕掛けを回収。

私のすぐ後ろが茂みで木が上からかぶさっている感じなので、
油断するとパチっと竿先が木にあたり、冷っとする瞬間があり、
思いっきり遠投もできず、ちょい投げだから、沖を狙うのも難しい状態。
                            
そして、大岩の周りは藻だらけ、流しているところも藻だらけで、
とりあえず回収時にはいったん針が藻に絡むのですぐには回収できず、
イライラ感がフツフツとボイルしていく感じです。

そんな感じの満潮前のゴールデンタイムでした。

そして10時くらいに満潮を迎え、今度は引いていくんかぁ...と、
満潮までに何の魚も釣れなかったのでかなりブルーになってしまった私。
風も強くなって、その風が右から吹いてくるため、ちょうど右に投げると
向かい風になるため、もっと遠投が難しくなったので...
頑張って遠投をしようとするのは諦め、藻際スレスレを流すことにし、
正面の岩の前で食ってもらえるべく、先に思いっきりコマセを
岩の先の藻際に撒きまくり、右からノーガンでゆっくり流していきました。

11時前くらいかな。
右から流していったら、私ゾーンの岩地帯に入った時に、
ラインがちょっと張った感じ。
             
あっ!!
もしかしたらのあたりかも!!
                   
すぐにはあわせず、様子を見たら、ラインがちょっと伸びた感じがしたので、
それっとあわせてみたら、何かかかりました!!
目の前が岩なので、ギリギリまで前に出て、とりあえず沖で弱らせようと
竿を立てて、しばしやり取り。
それから、私が右に動いて岩を避けて岩の右からチヌを誘導。
なんとかかんとか、タモ入れできましたっ!
 


 
結構なパワフルっぷりを発揮したチヌは嬉しい良型!
 
 
 
 
針のかかり具合はちょっとわかりにくいけど、こんな感じです。
 
 
 
 
付け餌は、黄色練り餌に茶色練り餌を混ぜて、
均等に混ぜまくりオレンジカラーに仕上げ、
更にオキアミエキスとグルタミン酸を混ぜて練りに練りまくった付け餌でした。
いい出汁が海中に溶けだしたんかな(笑)
                            
それから、12時くらいに稲さんがチヌを1枚釣りました。
 
 
 
このチヌは黄色と茶色のマーブル練餌で釣ったそうです。
ただ、それから更に潮が速くなり、大潮だったので、
すごい勢いで潮が引いてきて、
私はどんどん前に出て行って釣ることになったんだけど、
逆に海底にあったシモリが海上に現れてもっと難しくなりました。

すぐ左に岩があるため、ほんとに流せない状況なので
潮が緩むまでランチタイムにすることにしました。


稲さんも、ちょうど根掛かりで大知浮きをロストし、気分転換にランチです。
釣り場で食べるヌードルの美味しいこと。
                              
デザートにフライケーキも食べて、お腹が満タンになったので、
私は食後すぐに釣り開始。
                                        
潮はちっとも緩んでいなかったけど、
何だか、海上にゴミがたくさん流れてきてて、ゴミの下にチヌありかも~
と勝手に思いこむことにし、ゴミの潮目みたいなところに投げては、
回収する時にゴミを釣っていました…。
                  
釣り場クリーン作戦…。
ゴミはいつの間にやらどこかに消えていったけど、
2投に1回は根がかりをし、ほんとげんなりです。
そんな中、久々に生命反応があって釣れたのは...クジメ。
 

ゴミと藻ばっかり釣れていたので、クジメが釣れただけでも、
めっちゃ嬉しいんですけど~~!
                  
何だか、クジメからテンション上がり、ネチネチと投げていたら...
昼前に釣れたチヌみたく、またまたラインがちょっと張った感じ。
こりゃ、何だか怪しい!!
    
早速、稲さんに、ラインが怪しい~
とアナウンスし、姿勢を正し...生唾を飲み...
渋い時はすぐにあわせてもかからないので、
ずっとラインを見てあわせのタイミングを見て、
1枚目と同じくラインがちょっと伸びたら、それっ
とあわせ、岩の先でしばしやり取り。
                                 
2枚目になるとちょっと慣れてしまい、岩と岩の間からチヌを手前に寄せて、
なんとなんとの予想外の2枚目ゲット~~。
 
もう何も望みませんって気持ちでいっぱい。
感動で胸がドキドキとは、このことですっ。
このチヌの針がかり具合はこんな感じ。



ただ...
このチヌが釣れた後から大潮の引き潮のため、
潮がどんどん引いていったため、どんどん前に出て投げていたけど、
さすがにここまで前に出ると、岩がありすぎて仕掛けが流せなくなるし、
何より水深が浅すぎ。


 
 
結局、それから何のあたりもなく終了したけど…
本日の釣果は予想に反して、2枚もチヌが釣れてしまいました~~!
 
 


帰りは、私がいたところは船が入ってこれないので、
船長が稲さん釣り座からか、私の釣り座から海の中を通って
一番先の岩に乗るかという恐怖の選択を聞いてきて、
いくらなんでも海の中を歩くのは嫌じゃーー
と、稲さん釣り座から降りることにしました。

稲さん釣り座から見た私のポイントは相当水深が浅く、
ほんとにここってすり鉢に入っているんだろうか…と疑ってしまった次第です。

あれだけの回数、根がかりをしていて、浮きがなくならなかったことに感謝!!
                         
帰りは釣り場から渡船に戻るのに、潮が引きまくっていたので、
ぬるぬるの崖を降りる感じで、恐ろしさはかなりのもんでした...。
とりあえず…
冬までの貧果は年度末決算で終了!
新年度は景気よく出発と気分を奮い立たせていこうと思います!
                   
4月1日
大潮(厳島)
満潮:9時57分
干潮:16時05分
竿:シマノ アートレーター 0.4号
道糸:シマノ ファイアーブラッドハイパーリベルαナイロンゼロサスペンド1.7号
ハリス: サンライン トルネードSV-I 1.75号 
針: 金龍針 ネリエ&コーン1号

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