2019年2月12日火曜日

千葉県勝浦市 地磯のウキフカセ釣り






 
 投稿者名 津曲 潤さん
 お住まい 千葉県
 日時 201年02月02日(土)
 釣り場 千葉県勝浦市の地磯
 釣り方 ウキふかせ釣り
 天候 干潮 21:15 満潮 4:19 北西風 水温:14度
 魚種 マダイ 63センチ (友人52センチ)
 使用したハリ 凄腕グレ 8号


 今年の外房地区は各所で
マダイが釣れているという情報が
入っておりました。
      
           
房総半島の地磯でのマダイの釣果は
わりと珍しい方で、狙って釣る人は精通した
一部のベテランさんが多いといわれています。
   
房総の地磯にマダイが寄ってくる条件は
乗っ込み等ではもちろんですが、
それ以上にセグロイワシなどのいわゆる
ベイトの接岸が第一条件のようです。
                     
ですが今年に入ってからは、
特に捕食魚のイワシの接岸が多い訳でもなく、
マダイの好釣要因が不明でした。
              
しかし、私も いちアングラーとして
要因よりも現況と結果が重要で、
周囲から聞こえてくる好釣果にあやかりたいと
勝浦地区の地磯に二人の友人と共に
繰り出してみました。
              
                   
当日の干潮は21時すぎで、
最干潮前の18時30頃より磯に立ち、
潮が引くとともに釣り座を磯の先端方向に
移動するという組み立てです。
                 
              
予報よりも風波が弱かったことが幸いでした。
今日はマダイを本命に、ハズレても
メジナが釣れれば良いとの考えでしたので
少々大きめの針、「凄腕グレ」の8号を選択。
  

http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=9


                
   
「勝負チヌ」のヒネリタイプも
用意していたのですが、
思ったよりも潮の流れが
速い事もあり
付けエサのオキアミが変な動きを
しないようにとの考えが「凄腕グレ」を
選択した理由でもあります。
   
                    
                  
水深は足元から4ヒロ弱、竿2本先から
少し掛け上がりになっている起伏で、
沖へ続く溝状になっているポイントです。
                
                    
外房の釣り方ではまず、
足元の際に仕掛けを張り付けて狙うのが
セオリーで、基本に忠実に仕掛けを
入れていきます。
    
             
しばらく仕掛けを打ち返しましたが、
オキアミが丸残り。
かなり水温が落ちている事がわかります。
                 
それでもコマセが効いてくれば…
との気持ちで粘り強く狙っていきます。
             
しかし1時間ほどしても状況は変わらず、
小メジナ1匹反応が無い状態が続きました。
               
              
平生であれば
メジナくらいは釣れるのですが、
かなり苦戦する事が予想されます。
                       
経験上、こういう状況の時に限って
一発マダイが食ってくる事が多いはずです。
                   
  
干潮1時間前の20時すぎ、
隣で竿を出している友人の竿が曲がります。
やりとり最中に
「タモいるかい?」との問いに
「ん~取って」との答え。
                       
ハリスも4号程度を使用しているので、
だいたいは抜きあげてしまうのですが、
それなりにいい魚ではないか
と思いましたが、案の定、タモに納まったのは
50センチを超えるマダイでした。
                     
  
ヘッドライトに照らされる桃色に輝く魚鱗は、
私の心を大変惑わしました。
    
次は私もなんとか…
少々焦りがつのります。
                   
それから15分ほど、やっと私のウキが沈む…
と同時に竿が引っ手繰られました。
            
一気に溝を伝い、沖へ走るこの重量感とトルク。
マダイであると確信致しました。
                   
            
やりとりする事3分、
慎重に浮かせてネットイン。
友人が釣ったマダイを上回るサイズの
本命を釣る事が出来ました。
           
その後はアタリが無く、
釣りはじめの時と同様の沈黙が続き、
潮が上がり始めたところで納竿としました。
                    
マダイは「つがい」で居ることが多いと
噂を聞きますが、本当なのでしょうか。


                  
少なくとも今回は
噂通りの結果になったのかと
妙な納得をしてしまいました。 
     
なんとも坊主を覚悟した矢先の出来事、
大変嬉しく思います。
     
凄腕グレ…気に入っております。


0 件のコメント:

コメントを投稿