2020年8月12日水曜日

鹿児島県 枕崎漁港のチヌ釣り

 
  
  投稿者名 上木原盛行さん
  お住まい 鹿児島県
  日時 2020年08月09日(日)
  釣り場 鹿児島市 枕崎漁港
  釣り方 フカセ釣り
 天候 晴れ 水温? 波ほぼ無し 風強い
 魚種 チヌ(クロダイ)28㎝~40㎝ 7枚
 コショウダイ53㎝ クロ20~25㎝前後多数
 使用したハリ 勝負ちぬヒネリ4号  勝負ちぬネリエ&コーン1~2号
  

コロナ禍の中、
お盆休みシーズンに突入しましたね。
 
久しぶりに週末に時間が取れたので
元の枕崎漁港へ行ってきました。


   
まだ1年強ですがチヌ釣り
といえば私は枕崎漁港を
まず最優先に動いています。
         
前回も、前々回も
この枕崎漁港でそれなりの
釣果も出ていますが
一番の目的は釣れることよりも
季節ごとに変わる
海の様子を見ています。
   
この場所は南国鹿児島でも
エサトリがあまりいない場所の
ように感じます。
            
他県のエサトリ事情は
私に体験できる機会
というものがあまりないの
ですが、鹿児島はやはり
というか熱帯系の色鮮やかな
小魚もたくさんいます。
 
が、枕崎漁港の私が釣り座を
構える場所はそういった
エサトリがほぼいません。
   
まあ研究者ぽく
色々データ取りみたいな
真似事がしたいという訳
ではないですが
時期による海の変化と
釣れる魚の変化が
気にはなりますね。
と、いうことで通っています。
   
6月頃まではエサトリが
せいぜいフグ系の魚のみ
という感じです。
          
ツケエも生のみで
十分に対応できる
レベルでした。
   
7月になると
少し海の状況が
変わってきだし
マメアジ、コッパグロが
邪魔をするように
なってきました。
          
マメアジは回遊している
群れのレベルが小さいのか
あまり苦にはなりませんが
コッパグロに関しては
それはそれは大きな
ストレスを感じるレベルです。
 
前回は発狂寸前まで
追い込まれました。
 
今回はそれを打破すべく
練り餌まで準備し
人類対魚類の
仁義なき戦いを繰り広げて
まいりましたよ。
            
4時30分に家を出発し
6時前には目的地の
枕崎漁港へ到着。
 
魚類との知恵比べの前に
人類はこの時期の
殺人的な暑さへの
対応を迫られますからね。
   
私のできることは
実釣時間に南中時を
入れない。この一択です。


6時20分頃から釣りを開始。
私はまず港に着いたら
マキエを作り、
タモを組み、
仕掛け作りに入ります。
 
そのタモ組み、
仕掛け作りの際に少しづつ
マキエを投入し魚を
少しでも寄せるように
しています。
  
そのマキエが効いているのか
たまたまなのか
そこはわかりませんが
仕掛け投入1投目、
 
お試し半分の全層釣法で
仕掛けが恐らく
2ヒロ~3ヒロ程度
入ったところでウキが
ロケットスタート!
 

  
幸先よく
メイタとはいえ
おチヌ様と面会が
叶いました。


 
潮も悪くなく
マズメというのも
功を奏したのかもしれません。
 
続いて2投目。

同じ仕掛けで
同じポイントへ
仕掛けを投入すると
今度は仕掛けが
馴染むよりも早くウキが
消し込みました。
 
早くもお目見えしたのは
20㎝程度のコッパ!
やはりいましたね。
  
このあと1時間くらいは
コッパ5~6に
メイタと1
という割合でほぼ
1キャスト1フィッシュ
状態が続きました。
 
8時頃
コッパのアタリが
止まりだしたと
思っていたら
ゆっくりとラインが
引っ張られるアタリ!
           
今までとは
明らかに違う
アタリの出方でしたが
タナボケしてる
コッパくらいかなと
軽くアワセを入れると
今までとは違う重量感!
 
チヌではないな~
と思いながら
浮かせてみると
本日最大の53㎝の
コショウダイでした。
 
そのあとしばらくは
アタリが止まりましたが
11時頃から
またまたコッパタイム。
 
ここで待ってました
とばかりに
私は勝負ちぬヒネリ4号から
勝負ちぬネリエ&コーン1号
へ変更!


  
これまでは
全層釣法で探りながらの
釣りをしていましたが
ネリエになると
沈下速度のコントロールが
激ムズ
(というか私では
コントロール不可)
なので棒ウキ自立Bにて
様子見することにします。
    
あまり深くない
釣り場なので
Bをチョイスして
底付近を探ると棒ウキが
ペコペコ動きます。
 
アワセをくれてやると
コッパです(笑)

何度やってもコッパ…

どうやら私は
ネリエのチョイスで
ミスをしてるらしく
このネリエでは
グレまっしぐらですね。
 
結局棒ウキは
自立の5Bに変更、
再び勝負ちぬヒネリ4号に
替え足元にコッパを
マキエで誘い
30mくらい遠投したうえで
コッパとチヌを分離させ
数を伸ばしました。
 
ツケエは生2Lサイズ。
この苦し紛れの作戦が
今日の私の最適解でした。
コッパおそるべし。
 
四十肩と相談しながら
14時までこの釣り方で
53㎝のコショウダイを含む
28㎝~40㎝のチヌ
(キビレ含む)7枚を
釣ることが出来ました。
 


余談ですが
私は勝負チヌの3~4号
サイズを好んで使うのですが
理由は私が愛用するツケエの
2Lサイズに合うからです。



基本的に私はオキアミの
頭を付けて流したいので
ツケエのサイズに針を
合わせます。

チヌの口の大きさを考えても
チヌ針というのは必要以上に
小さくしない方が
針外れが少ない気がします。

この日、
実は私はチモト切れ4回、
針外れ1回ありました。
 
チモト切れは
フグであったり
訳の分からない魚なので
考えようによっては
諦めが付くのですが
針外れはこちら側の
考え一つで減らせそうな
気がします。
 
それが人間対魚類の
知恵比べなんですよね。
釣りって面白い。
 
1か月前と比べて
チヌのサイズが劇的に
小さくなっていることに
びっくりしましたが
これも貴重なデータの
1つと頭に入れ
帰路につきました。
 
これからしばらくは
暑さとコロナの
ダブルパンチになりますね。

皆様も体調にはくれぐれも
気を付けて釣りを
楽しんでください。


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