投稿者名:花堂修一
日時:令和4年4月24日(日)
釣り場:鹿児島県霧島市隼人町隼人新港
釣り方:ウキフカセ釣り
天候:雨のち曇り
魚種:黒鯛
使用した針:勝負チヌSS1〜2号
釣行計画を立てるも休みの度に雨や外海は時化の模様…。今回は、ようやく近場でチヌ釣りをする事ができました。朝のうちは雨と雷で悪天候でしたが、お昼前に雨が上がり、これは行くしかないと思い、車に荷物を積み込んで出発。
約30分で釣り場へ到着し、海の様子を見ると雨の影響でやや濁っています。チヌ釣りには濁りも大事です。仕掛けは、チヌ竿04号に道糸1.75号、ウキは000号、ハリス1.25号から1.5号を使用しました。針は勝負チヌSS1〜2号を状況に応じて使用しました。単軸で軽量のため喰い込みが良く、水温の変化などで渋いチヌに効果的です。12時半頃に実釣開始。上げ潮が残っており右へ流れていますが表層だけ右へ。
約1時間経った頃、道糸に「ツンッ、ツンッ」と反応有り。スウーっと持っていく当たりは無く「エサ取りかな?」と思い、少し道糸を張って待つことに。すると数十秒経過したところで穂先がヒュッ!と曲がり、すかさず合わせを入れると針掛かりし竿に乗りました。竿に伝わる「コックン♪コックン♪」と首振りダンス。本命のチヌとすぐに分かりました。メジャーを当てると42cmあり、まあまあのサイズにホットします。しっかりと口元に針掛かりしていました。
10分後、穂先でUの字を描いていた道糸が一直線になり当たりがありました。これも首振りダンスをしています。チヌと確信しゆっくりやり取りします。右へ走られながらもようやくタモ入れし、メジャーを当てると40cmのチヌでした。その後は、足の裏ほどのメイタが時折り当たってきますが、海水の濁りがキツくなってきたせいか当たりも遠のいていきました。一発デカバンに備えて、ハリスを1.5号へ変更。さらに、針は勝負チヌSS1号から2号へ変更しました。
時刻は17時前となり、バッカンの中を覗くとマキエは残りわずか。変化を求めてマキエを思い切り遠投してみる事にしました。潮は左へ流れています。仕掛け投入後に道糸は右の潮上へ置き、000号のウキが潜行していくのを見送ります。道糸がゆっくりと入っていくのを見ていると「スッ、スゥー!」と、当たりがあり合わせました。竿にずっしり乗りゆっくりとやり取りをします。竿尻をグウーンと魚の方向へ突き出し、余裕を見せているとチヌの反撃が始まりました。右へ走り出し止まりません。私もテトラを「ポンっポンっポン」と右へ移動しチヌに着いて行きます。徐々にチヌとの間合いを詰めて行くと今度は、足元のテトラへ突っ込もうとします。ヤバイと思いながらも、何とか突っ込みを交わし浮かすことが出来ました。ようやくタモ入れし一安心。本日最長寸の47cmでした。腕も足もパンパンになりました。
今回のキープは4匹とまずまずの釣果でした。後半から海水の濁りと共に当たりも遠のきましたが、最後に納得のサイズを釣る事が出来て良かったです。
勝負チヌSS1号は単軸・軽量で違和感なく喰い込んでくれます。これからやってくる梅雨時期のチヌ釣りも楽みです。
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