2020年6月9日火曜日

愛媛県 松山市北条鹿島沖の一本波止 フカセ釣り




 
 投稿者名 星野 政幸さん
 お住まい 愛媛県
 日時 2020年05月31日(日)
 釣り場 松山市北条鹿島沖の一本波止
 釣り方 ウキフカセ釣り
 天候 雨のちくもり、小潮
 魚種 チチヌ48cmを頭に4尾、コブダイ67cmを1尾
 使用したハリ 勝負ちぬネリエ&コーン3号と2号 
 凄腕グレ6号と5号 
 


5月31日(日)
久しぶりにみんなで
真鯛狙いの沖の一本波止釣行に。
 
ここは昨年、一昨年と
真鯛実績のある貴重な場所。
                 
今年はまだ釣れてないらしいけど、
果たして私達で釣れるだろうか。
そんな想いを胸に秘め、
兼久渡船を利用して一本波止へ。(笑)
  
朝6時過ぎ
一本波止へ降りたのは
私達5名以外にも数名おられ、
結果的に約10名程度。
       
ただこの場所は
とにかく長い波止なので、
密の対策は万全です。
      
当日は小潮。満潮が朝4時すぎ。
釣りはじめから10時30分位までは
下げを釣っていきますが、
午前中いっぱいは雨で、
5月下旬ながらもなかなかの
寒さだった釣行でした。(・∀・;)
       
さて各々仕掛けを組んでいきますが、
5名中4名は真鯛狙いの仕掛け。
ひとりだけコブダイ狙いの
勇者もいましたが、そこはご愛嬌。
しかもその勇者は、
2017年のチヌ釣り全国大会優勝経験者
という名高い人。
 
そんなことよりもみんなで
好きな釣りをするからこそ
お互いの勉強にもなりますし、
楽しいんですよね。
         
私はというと、
この場所は時間帯によって
潮が飛ぶほど流れるので
仕掛けとしてはまず1.2号の磯竿に、
3000番のレバー付リールをチョイス。



手始めのハリは
【勝負ちぬネリエ&コーン3号】を選び、
ハリスと道糸は1.75号、
ガン玉はハリから30cmあたりに
G5をひとつ。
ウキは沈めの000号を選んで
いざ実釣開始です。
       
そうそう、まず初めに
【勝負ちぬネリエ&コーン】を選択する理由は
何かしらお魚さんが触った時
(かじられた時)など
黄色のハリ色が剥げて
分かりやすいから。
そしてオキアミにも練り餌にも
乗りやすい
ストレートのスタンダードだから
という理由ですかね!
 
辛かった。。。
本当に5月末かというくらいの
雨風での寒さ。
この時期にみんな手が悴むなんて
なかなかないです。(笑)
       
しかも面白いように釣れない。
釣れたとしてもベラ君やフグ君。
下げ潮は左沖に向いて流れていたので、
潮の中を釣ってはいるのですが
本命真鯛くんのアタリは
全くありません。
                
そんな中で
大きく竿を曲げてファイトし、
見事コブダイを捕獲した勇者さん。(笑)


 
半ばみんなが諦めかけたころに
潮止まりを迎え、上げ潮に変わります。
ゆっくりと右を向いて
流れ始めましたが、
残念なことに沖へは向いてくれません。
 
ここで仕掛けを変更。

沈め釣りを諦めてB浮力のウキ、全誘導、
ハリスにガン玉G3を2つ、G5を1つ打ち
ハリは【凄腕グレ5号】を選択して
完全にチヌ様にシフトチェンジ。
 

         
この【凄腕グレ】は
まず結びやすい設計で、
ヒネリが加わっていることから
経験上、口元に掛かりやすい
ハリだと思っており、
且つ短軸のために
練り餌などが特に乗りやすいから
チヌ釣りに最適だと思っています。
 
仕掛けも変更し、
手前の藻が多いその際5m近辺を
ゆっくり流します。
数投目。
ポイントに撒き餌が溜まってきたのか、
ゆっくりと前アタリが…
ここは我慢して待ち、
次の入り込みを待ってアワセ。
 
重量感ある手応えに感無量の私。
そして周囲からの視線も感じる。(笑)
          
ここでバラシたら笑えないと、
ゆっくりとやり取りの末
念願の1枚目の45cmのチヌ様降臨。



もう本当に感激しましたよ。
久々も久々のチヌ様ですもん。(笑)

また釣りって面白いなと
改めて思ったのがここからで
なんとチヌ様三連発。



   
48cm、45cm、44cmと良型ばかり。
お魚さんって本当に潮に敏感なんだな
と思い勉強になった瞬間でした。



そこから少し間が空き、
潮が少し沖を向きだしたので
真鯛チャンス到来かと
ガン玉G3をひとつ外し
【凄腕グレ6号】に変更して流してみる。

『スパッ』と音が聞こえる
くらいの入り込み方。
そしてアワセると大きな重量感と
ともに一発で止まらず
レバーブレーキで糸を送る様。
          
これは真鯛だろ…と
内心ドキドキしながらやり取り。
周囲のメンバーも
それは真鯛だとテンション上げてくる。
                   
やはりそうかと
やり取りにも時間が掛け、
手前に寄ったところで足元に
突っ込みだす。
あれ?
この突っ込み方は違うんじゃないか?
と次の瞬間コブダイの姿が。
上げてみると
約67cmの立派なコブダイ君。


 
1.75号の仕掛けで
よく獲れたなと安堵の反面、
真鯛だと確信してた残念感も。(笑)
 
それでも釣りの醍醐味として、
仕掛けを作る時の楽しさ、
やり取りしている時の楽しさ
そして釣り上げた時の楽しさ
が全て体感出来た大切な1尾だったので
大満足のコブダイ君でありました!

気付けば13時30分過ぎ。
お迎えが14時30分だったので、
そろそろ終わりを
迎えなければいけません。
  
コブダイ君との格闘のあとだったので
ハリスがハンパなくザラついていたので
ここで交換。
 
最後のハリは
【勝負ちぬネリエ&コーン2号】です。
私の中での超スタンダードハリで
終焉へと向かいます。(笑)
口元に掛けるもよし、
飲ませ掛けにもよし、ですよ。

さて納竿に向けた数投を流していくと
沖でゆっくりウキがシモリます。

今回はラインが走るまで待ち、
向こうアワセで釣ると
最後は41cmのチヌ様が
上がってくれました。

最終的にチヌ様4尾、
コブダイ君1尾と大満足の釣果に。
今年の一文字は
まだまだ厳しい釣りになってはいますが
これだけ釣れてくれたら文句なしだと
思っています。



そして最後にコブダイ君は
調理の仕方が分からないのでリリース。
元気よく帰って行きましたが、
チヌ様はしっかりお持ち帰り。
お刺身と塩焼きにして
その晩の食卓に並びました。
                
※調理がヘタクソなので写真ありません
ごめんなさい。
自己満足料理なので。(笑)

というわけで今回の釣行ですが
真鯛こそ釣れませんでしたが、
最高に楽しめた一日となりました。
もしかしたらもう少し日を待てば、
また状況は変わるかもしれませんね。
6月中旬にでももう一回挑戦して、
良い報告が出来ればと思います。
あっ。梅雨グレも始まりますね、
そういえば。
            
これからのシーズンは
さらに面白くなること間違いないかと
思います!

最後まで読んでくれて
ありがとうございました。


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