2020年9月24日木曜日

鹿児島 長島町指江漁港でのフカセ釣り


  
  投稿者名 上木原盛行さん
  お住まい 鹿児島県
  日時 2020年09月20日(日)
  釣り場 鹿児島県出水郡長島町 指江港
  釣り方 フカセ釣り
 天候 天気 晴れ 水温? 波ほぼ無し 風強い
  魚種 チヌ(クロダイ)43~46㎝2枚 アイゴ30㎝3枚 
 使用したハリ 勝負ちぬ ヒネリ0.5~4号
  


9月20日(日)、
後輩Mに誘われて長島まで
遠征してきました。

  
長島は鹿児島の北西部に位置し、
黒の瀬戸大橋という橋では
繋がってはいるものの
立派な島です。
   
以前より長島には興味があるものの
家からの距離と土地勘のなさで
敬遠気味でしたが
今回、意を決し2人で空振り覚悟で
挑むことにしました。
                      
当日の朝早めの天気予報が悪いのと
満潮が8:51だったので
出発を少し遅めに設定し
鹿児島市を5:30出発。
    
道中に弱い雨が降るものの
現場に到着した7:20頃には
天気も快晴に!



   
まぁ元より空振り覚悟なので
事前情報が航空写真のみ。
すべて手探りで始めます。
          
諸々の準備も終わり、
お互い8時頃から釣りを始めました。
釣座はお互いほぼ隣合わせで
やることに。
               
マキエを数等入れてみると
足元からネンブツダイが
わらわらと出てきます。
これはもう嘔吐レベルです。
             
ウキを沈めゆっくり探ろうと思い
作った仕掛けを
3投目が終わった時点で変更せざる
を得ませんでした。
   
自立の棒ウキ5Bにガン玉で調整し
中(宙)層は無視してタナも取って
べた底を狙いました。
港内だからなのか
港の構造上の話なのか
2枚潮も大してきつくなく、
仕掛けは落ち着きます。
が、エサトリがただただ半端ない!
            
30mほど先に仕掛け入れ、
ポイントを作りますが基本、
底は砂地のようでハマフエフキが
1キャスト1フィッシュ状態です。
            
しかも20㎝くらいなら
まだ引きもかわいいのですが
時に30㎝クラスの立派なタマンの風体
になったヤツが食ってきます。
          
1号竿の私の竿は結構しなることになり、
それなりにスリリングな釣りを
それはそれで楽しめました。
        
実際、後輩はテトラの方に走られ
運動会よろしくテトラまで
走らされていました。
傍観者の私は
「こいつ海に落ちねえよな」と
心配するくらいしか
出来ませんでしたが…



 
9時過ぎになると
エサトリの活性が
最高潮に達しました。
オキアミだと手の打ちようが
なくなったのでツケエを
ネリエメインに変更します。
         
勝負チヌヒネリ3~4号を
使っていましたが、
このハリにネリエは
少し大きいなとハリを
勝負チヌヒネリの0.5号へ変更。



ハリをネリエで完全に隠し、
緩い潮に乗せて流すと
ウキの頭を押さえるアタリ!
間髪入れずにアワセを入れると
まさかのアイゴ…
           
やはり水温が
まだまだ高いのだと思います。
           
このまま30㎝ほどのアイゴを
2枚ほど追加(即、リリース)した
9:30過ぎ頃、
ウキがスパッと消し込む
アタリ!
  



顎砕き
技名を付けてやりたいくらいの
大アワセをくれてやると
竿が大きく絞り込まれます。
             
30mほど沖で掛けているので
テトラの方に走られないように
気を付けながらやり取りをすると
お待ちかねの
おチヌ様43㎝とご対面です。
   
上唇にギリギリ刺さっているのを見ると
ヒネリではなかったら針掛かりも
危うかったかもしれません。
   



すると第一町人が現れました。
私のやり取りを遠くで
見ていたとのことでした。
すかさず情報報酬集です。
   
「こんにちは。
この港でチヌ釣りされる方は
いますか?」
 
町人
「いないよ。
ここはアジとイカやな(笑)」
以上。
 
町人曰く
チヌはいるんだろうけど
わざわざ狙う人はいないとのこと。
     
後輩との間に
微妙な空気が流れたのは
言うまでもありません。
でも、チヌは実際
釣れてはいるんですけどね。
  
それから1時間ほどすると
これまで港外に
向かっていた潮が
港内に入り始めました。
いわゆる当て潮に変わったので
釣り座を替え
ポイントも新しく作り直します。
            
ハマフエフキのアタリは減り、
代わりに20㎝を超える
良型のマアジが釣れだしました。
ハマフエフキより
100倍嬉しい外道です(笑)
             
ただこのアジ…サイズが良すぎて
ネリエもお構いなしで食ってきます。
 
しかも、大アワセをすると
口切れするのか途中で
外れます。
この繊細な
嬉しい外道のために
ウキのアタリが出ても
優しくアワセを入れることに。
              
13時過ぎころだったと思います。
アタリが出ても
仏のような優しさで
アワセを入れていたら
暴力的なトルクで
ガツンときました!
             
上がってきたのは交通事故的な
1枚ながらも本日、
最大の46㎝のおチヌ様でした!




無欲の勝利ですね(笑)
しかも、
今度は下唇ギリギリに
刺さってました!
まさにヒネリ様様です!
   
ただ、潮位がだいぶ下がっており
タモ入れギリギリになる
アクシデント付きでした。
       
そのあと、
あの手この手を試してみましたが
そのままアタリはなくなり
15時頃エサもなくなったところで
納竿となりました。
            
総括すると
信じる心があればなんとかなる
のかもしれませんが、
とにかく釣行の際は
事前情報の収集を
もうちょっと真面目にやらねばと
反省するふりをして
帰路につきました。
 
航空写真だけでは
堤防の高さは分かりませんもんね(笑)
写真の雰囲気は最高でしたが。
               
新規のポイントを手探りで
全てを自分なりに開拓するのも
もちろん楽しいのですが
それは近場オンリーに
しておこうと思います。


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