投稿者名:新増 初生
日時:令和4年8月9日(火)
釣り場:鹿児島県南さつま市笠沙町野間池
天候:晴れ
魚種: シブダイ45cm 1匹
クロホシフエダイ3匹、アカハタ、ニセホシフエダイ、ウミゴイ、アラカブ
使用した針:凄腕マダイ 12号
8月9日鹿児島県南さつま市笠沙町野間池に単独夜釣りに出掛けました。狙いは夏漁のシブダイ。
シブダイは、夜行性で月の灯りを嫌うと言われており、今日は月齢が11.4日で月の出が午後5時、月の入りが午前2時。条件が厳しい中で、何とか1匹釣りたいものです。
午後5時、後浜の港から福丸に乗って出港。西へ10分程走り、船頭さん任せで上げてもらったのはボラマツと言う磯。初めての場所なので高台に上って全体を確認します。大きな磯だが、梁根だらけで釣り座は船着きしかなく、それも足場が狭く斜めになっています。朝まで夜勤の仕事だったので、仮眠し、目が覚めたのは午後9時半。釣り開始。
既に夜空に大きなお月さんが出ている。浅ダナでマツカサや手の平サイズのフエフキダイが釣れ、エサを取るために群れているのです。これでは本命のシブダイは釣れないと、ひたすら我慢の時間だけが過ぎていきます。1匹で良いからシブダイを釣りたい。
日付は変わって午前2時。それまで上空を照らしていた月が沈み、暗闇に変わります。潮もそれまでより勢いの有る流れに変わり、チャンス到来か?と、竿が3本、沖の潮目を流れていたウキがスコンと勢い良く入ります。竿を立てて合わせると、今までの魚とは比べ物にならない強い引きが返ってきます。シブダイは根魚で海底に張り付く性格が有るので、そうはさせるかとリールを強引に巻き続けます。数回の強い突っ込みに耐えると海面に魚が浮いてきて、キャップライトの明かりを付けて魚を確認すると、腰に白い点の有るシブダイ。「やったー!」と、大事にタモで掬い磯へ。メジャーで計ると45cm。「今季初のシブダイ取ったでごわす!」と、雄叫び一発!
釣り針の凄腕マダイの12号は唇の付け根にしっかりと掛かっており、頼りになる針です!
その後も、潮が良くなったのか、美味しいアカハタとクロホシフエダイが連続で釣れましたが、直ぐに潮の流れが止まり、当たりは来なくなり、午前5時、竿をたたみ、磯のマキエを洗い流し終了としました。
結果、シブダイ45cmが1匹とクロホシフエダイ3匹、アカハタ、ニセホシフエダイ、ウミゴイ、アラカブなどが釣れました。
次回は、条件の良い闇夜にシブダイの数釣りにチャレンジしたいと思います。
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