2022年10月26日水曜日

周防大島・上関で釣り

投稿者名:大野 純子

日時:107()

釣り場:山口県周防大島・上関の間をランガン

釣り方:フカセ釣り

天候:中潮 満潮647分 干潮13

魚種:チヌ30cm30cm

使用した針:勝負ちぬ ネリエ&コーン勝負ちぬSS 1

 


釣り友さんと激流釣りをしようということになり、周防大島の橋の下で釣ることになりました。

何度か橋の西側近くの渚で竿を出したことはあるのですが、橋の東側で竿を出すのは初めてです。渚の潮はそこまで速くはなかったのですが、東側は橋の上から見てもかなりの激流だと思います。もしかしたら、巨真鯛が釣れるかも…、という欲の皮が最大限に突っ張りまくっておりました。

橋に降りていく道の近くには駐車場があったので、そこに車を駐車して、降りていくのですが…、入口の草がボーボーなので、ちょっとわかりにくいかもしれませんね。道は細くて急なので、荷物は一気に持って降りずに2往復くらいした方がいいと思います。この小道で、本日一日分の体力の1/4を消費した気分でした


さてさて。いざ、降りてみると、コンクリートのステージ型護岸で足場は完璧です。しかも、渦を巻く勢いの激流な周防大島大橋の下は、もうすぐ潮止まりなので、チャンス!ちょうど橋脚の近くを通る良さそうな潮流があり、そこに仕掛けを投げてザーザー流していきました。仕掛けは浮きを沈ませて、リールのレールを上げっぱなしにし、指で調節しながら流していきます。100mくらい流したら、ちょうど潮目なのかラインが出ていくのが緩やかになるので、そこでしばらく止めてみて、そして何事もなく回収を繰り返しておりました。激流の全誘導は難しい!!

雨が降りだし、風は割と強く、その上寒いしの三重苦の中、潮止まり終了まではあたりもなにもなく、ちょっと心が潰れていたけど…。それでも、オキアミを付けたら、速攻で餌がなくなるので、激流で餌が取れてないのなら、餌取りはいるみたいですね。

潮が動き出し、ガンガンに潮流が速くなってきても、潮目はそのままみたいで、今度は大き目の練餌を付けて同じところまで流しては止めて、ちょっと誘いをかけたりをしていたら…、あたりがきましたーーー!!真鯛っていうようなパワフルさはではないけど、生命反応はしっかりあるので、雨あがりのゴミを釣ったわけでもなさそうです。でも…、生命体は上がってきたけど、岩牡蠣みたい。なーーんだ、牡蠣殻かーーって思って抜きあげてみたら…、なんとオニオコゼでした!

 間近に見るオニオコゼ様はゴトゴトしていて、とてもかわいかったです()

とりあえず、魚が釣れたっていうことで、機嫌よく同じポイントに続投。魚の活性が上がったのか、この後、数投した時、またまた誘いをかけたら、あたり発生。すぐに合わせずに待っていたら、ズシっときたので、嬉しいやり取り開始です。流れとは逆に、引っ張ってきてるってのもあるけど、これがもう大変。オコゼどころの騒ぎじゃない!でも、何だか真鯛じゃなくてチヌみたいです。

なかなか寄ってこないけど、ようやく近くまで魚がきた時に、あろうことかぶちっと高切れ…。

えぇぇぇーーーー

ライン巻き替えたばかりだし、どっかで擦れたのでしょうか。そういえば、針を何度か取られていたから、激流の中でもフグがラインに悪さをしたのかもしれませんね。

この後、時合いが終わったのか、あたりが全く遠のいてしまいました…。

気分がてら、海沿いを歩いてみると、ステージ護岸から結構歩いた先に海の方に飛び出た地磯がありました。その地磯、遠浅みたいですが、そこで投げてみることにしました。遠浅なので今回は遠投気味に…。潮は橋から離れていてもかなり速いので、ちょっと流しては回収。でも、ちょっと流すと、高確率でベラが釣れるんですよ。今年はベラがあまり釣れないみたいで、スーパーにもベラが売ってないくらい。久しぶりにベラが釣れた喜びで、ベラの連発を楽しみました。ほぼ1投1尾でベラは釣れましたが、遠浅激流で真鯛もチヌも釣れるような感じでもないので、大橋界隈から離れて場所移動をすることにしました。

それから、色々とポイントを車で周ってみたけど、この日は干満差が大きいのか、ものすごく潮が引いて、遠浅過ぎて水がない状態…。あれでも、引き潮限定で釣れるポイントもあるのですが、行ってみるとほぼほぼ底が出ているから釣りになりそうにない…。

上関まで移動して何ヶ所か波止を周ったけど、潮位が低い上に、海の色が水潮カラー。そういえば、何日間か雨が降ってたよねーって話になり、ラストに期待を込めてチェックに行った、とっておきの護岸はまだちょっと潮位があって釣りにはなりそう。ここも敷石が水没するので、引き潮限定です。今回はだいぶ敷石が出ていたので、しばらくは竿が出せそうです。

いちかばちかでここにしようって話になり、早速、釣り再開。バケツで水を汲んだら、ここも水温がお湯みたいでした。海の中はまだ夏ですね。まずは練餌で10mくらいのポイントに投げ、コマセはパラ巻き3投。ここでも、針はネリエ&コーン1号です。仕掛けがなじんだ頃、バシュっと大あたり!なんと、1投目からチヌがかかったと思います。

そんな重さは感じられないけど、割と元気なチヌちゃんみたいですよ。

そして、釣れたのはやっぱりチヌでした!


こりゃーー、幸先ええよーーという話になり…。ポイントを2ヵ所限定にして、交互に続けていました。大体、仕掛けがなじんだかなーって、頃にばしゅっとくるから、あたりが明確で楽し過ぎます。これまで、大体、モゾモゾとしたやる気のないあたりだったから、こういうやる気のあるあたりが久々過ぎてたまらないですね。

この日のマックスチヌは居着きのこの真っ黒いチヌで力強さもマックス!


体長は37cmでした。


この後、海の中は竜宮城のようで、チヌが釣れたり、なんとカワハギが釣れたり。あ、もちろんフグもいましたけど。


この釣り場で竿を出してから練餌しか使ってないんだけど、全部同じピンク色の練餌で食ってきました。遠投せずに近くに投げていたので、ものすごく練餌を柔らかくしていました。途中からフグの悪さがひどくなり、針はネリエ&コーンから勝負ちぬSSに変更してフグを回避です。釣ったチヌは全て針を飲んでいたので、針がかりの写真がなくて残念です…。

そして、潮が満ちてきたので、場所移動してから、2時間くらいしか竿を出していませんでしたが納竿としました。なんと、短時間ながらこんなに釣れました!(ベラは周防大島のベラです)

水温はだいぶ高かったし、これだけ釣れるとは思っていませんでした。

ちなみに、最初に竿を出した周防大島の橋の下ですが、潮位が高い潮の時は良型の真鯛が釣れるそうです。ただ、上り下りは結構ハードなので、覚悟がいりますよー。

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