2022年11月2日水曜日

グレマスターズ2022鹿児島1大会へ参加してきました!

氏名:上木原盛行

日時:1027()

釣り場:鹿児島県甑島

魚種:グレ

使用した針:凄腕グレ46勝負グレ35

竿 ダイワ メガディス 1.25-53

リール ダイワ インパルトISO 2500LBD

ライン ナイロン1.75号 ハリス1.75号 

ウキ キザクラ パンサーTT 0シブ

 

いつもサポートいただきありがとうございます。おかげさまでブロック大会へ進出することができました。また頑張ってPRしていきますのでご協力よろしくお願いします。

また、先日、スペシャルスタッフに推薦した川越も鹿児島2大会にて予選通過を果たしております。

1027()、3年ぶりに甑島で開催されたダイワグレマスターズ2022鹿児島1大会に参加してきました。久しぶりの鹿児島でのトーナメントは非常にテンションが上がります。移動距離が短いのが非常にgoodです。前日の来たる決戦に備えてマキエをコネコネします。

今回はオキアミ2角、ヒロキューの「GMAX」、「グレゼロ」、「磯マスター遠投」を各1袋ずつ使用。これを5時間分(トーナメントは前後半2時間30分ずつの合計5時間)としました。今回のマキエの最重要テーマは遠投です。遠投特性のある3アイテム、そして比重のバランスを考えてチョイスしました。そして比重の軽い順から「磯マスター遠投」「グレゼロ」「GMAX」でどの層にも満遍なくマキエを漂わせながらグレを探るイメージでアプローチしたいと考えました。

限られた時間の中でグレを釣るという競技において釣りの射程は重要と考えています。やはり沖に良い潮があるのに「攻められんやんけ~」だけは可能な限り回避したいです。

ツケエはヒロキューの「生PRO」と「生イキくんPRO」のLを準備。前日のうちに生PROを解答し、コネコネしたマキエのうえに半分をトッピング。マキエのエッセンスを纏わせました。

さて、当日眠い目をこすりながら会場へ。245分に串木野漁港へ到着すると20台ほどすでに到着しています。みんな早すぎる!さすがに気合の入り方が違いますね。

315分受付開始。気合の入っている皆様方達に対し、私も何かいつもと違うことをやって私なりの気合を表現してやろうじゃないかと思い、実践したのが1番に並ぶこと。受付開始10分前にササっと受付の先頭に立ってみました。引いた番号は4番。小学生時、6年間一度も変わらず守り通した出席番号と同じ。縁起が良いのか悪いのかは全く分かりません。競技説明も終わり415分出港。


6時頃に渡礁。ゼッケン3番熊本から参加のYさんと「蓑掛の3番」に乗りました。まずは、ぎこちない挨拶と自己紹介からスタート。やはり社会人たるもの挨拶はできないといけませんよね。2人で磯の境界線を決め、若い番号のYさんが船着きあたりの釣座を選択。私は自動的に少し高い先端沖側の釣座へ移動。荷物の受け渡しをお互い手伝い奇妙な友情が芽生えつつある中、7時ちょうどに競技開始。今回はいわゆる1000釣法でスタートです!!

それなりに考えてこのシステムなのですが、甑島はグレの活性が高い情報は得ていました。但し、食いが渋くなる時間もあると聞いていたので全誘導系統の釣りで勝負です。

さて、まずは周辺にマキエを打ち足元の海中観察をします。小さいエサトリの下に足裏程度の尾長グレが元気いっぱいマキエに狂喜乱舞しております。その下にチラチラとそれなりのグレが恥ずかしそうにエサを拾っていました。足元からマキエを打ち、10mほど先へ仕掛けを投入。80シブ仕掛けの馴染みを確認するための1投目。ハリスが馴染み、ウキが押さえられたその瞬間バチバチバチ!安定の足裏尾長先遣隊がやってきました。狂喜乱舞していたので、そら食いつくでしょう。

競技スタート6キャストで驚異の5フィッシュ。7時から競技が始まって730分過ぎで早くも足裏尾長グレから35㎝口太グレまでのリミット5枚に到達です。ここからはサイズの入れ替えに入ります。どうやら、足元から20m圏内は上層を小物軍団が我物顔で泳いでいる模様。もう遠投タイムに突入です。沖の潮を探し、平均30m40m付近の潮流の変化を見つけます。

先にマキエを56杯ほど打ち、体内時計で20秒計り、仕掛けを投入。後打ちマキエを3杯ほど被せてしばらくするとスルスルスルスル〜ッとラインが走り出します。バチコン鬼アワセをくれてやり、取りあえずゴリ巻きで連れてきます。潮の中の浅ダナで食うグレは取り込みやすい!!40㎝程度のグレがこのパターンで数枚続きました。この遠投釣りに活躍したのが「生イキくんPRO」!!遠投しても生のオキアミだと結構な確率でポロリがありますが(個人の感想)、生イキくんPROはポロリもせずしっかり針に刺さったまま!!しかも生のオキアミのようなアタリが連発です!

8時過ぎになると急に食いが落ちました。対戦相手の方も似たようなことを言っています。食いダナか変わりました。が、私の想定内です。そのための全誘導ですから。潮が緩くなり同じ方法で食わないので、沖からグレを掛けて連れてくる際に何度か同じようなポイントで突っ込む場所がありました。なので、その辺りにマキエを入れ仕掛けを入れ馴染ませます。ウキが見えなくなりラインが張って張らない感じで出ていく途中でフッと走ります。私のシナリオ通りで完璧です。思った通り、その辺りにはシズミか何かグレのアジトがあるのでしょう。ただ、ストラクチャーあたりでグレの抵抗も激しかったのですが1.75号ハリスでゴリ巻き。40㎝オーバーのグレをキャッチできました。

このような感じで潮が動くときは遠投で潮の中を、潮が緩いときは地形を考慮しシズミ等のストラクチャー周辺を狙い続け、結局ほとんどの時間帯で爆釣。とりあえず9時の時点でキーパーバッカンの中は密状態。この時点では「グレ釣れてるぜ、ヒャッハー」くらいにしか思っていませんでしたが、魚の入れ替えを軽視していました。これ反省です。最終的に一番重量のあるグレベスト5を選ぶのに?が付きました。対戦相手の方も堅調にグレを追加していました。しかも50クラスのグレが釣れたと私に見せてくれます。プレッシャーが大きくのしかかってきます。しかし、対戦相手の目の前には大きなシズミがありグレを掛けてもブチブチ切られてしまうとのこと。確かにキーパーバッカンの中にはサイズが揃ってないように見えます。

930分の釣座交代の時間です。ゼッケン番号の大きい私に優先権があるので私はあえて交代しないという判断をしました。これから潮位も下がる(当日の満潮850)、シズミが表層に出てくるとラインブレイクのリスクも高くなると思い、今の釣座でサイズを上げていこうという判断です。

10時頃から途端に食いが悪くなりました。潮も当て潮っぽくなり遠投の効果もありません。ツケエのオキアミに変化はあるのでグレが消えたわけではないと思い、今度は針をチェンジ。金龍鈎の「凄腕グレ」を使っていましたが「勝負グレ」に変更。小針で違和感なく飲ませる作戦に出ました。閂辺りに針を掛けて釣るのではなく、呑ませて獲る選択ですね。

ワンドの奥を狙い、ゆっくり仕掛けが沈降していきラインを指で持ち小さなアタリを待ちます。「コツッ」というアタリが手元に伝わり竿を大きく立て、シズミをまず躱すためにゴリ巻き。そこから丁寧にやり取りをして、浮かせられたのは本日最大の45㎝。してやったりの1枚でした。そこから納竿の12時の競技終了まで、緩い当て潮は続きましたが何とか浅場、深場を効率よく攻めることができ20数枚のグレを釣ることが出来ました。対戦相手のYさんと釣り場の清掃をして、明らかにベスト5に入らない10枚強を即、リリース。帰港となりました。

いよいよ検量ですが型が微妙過ぎて5枚を選べないハプニング発生!とりあえず5枚選び、いざ検量へ。大会役員の鵜沢さんから「お!暫定トップ!!」といわれますが、まだ後ろに16人も猛者が控えています!皆さんさすがに釣ってらっしゃいました。

結果発表の時間。こんなドキドキしたのはいつ以来でしょうか…。なんと3位に入賞することが出来ました!1自分が一番びっくりです。対戦相手の方とは130g差でした。ギリギリでした。せっかくなのでブロック大会も自分の釣りが出来るように頑張ります。


大会運営にあたられたスタッフの方々、参加されたみなさんお疲れ様でした&ありがとうございました。

最後になりますが堤防等でも釣りの際はライフジャケットの着用を心掛けましょう。ゴミは各自で持ち帰り、きれいな釣り場を保ちましょう。


金龍鈎スペシャルスタッフ

ヒロキューフィールドモニター

上木原盛行

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